「5つの選択」とは「卓越した成果」を生み出すための知識とスキルと動機を獲得し、「卓越した生産性」を実現することを目的としたプログラムです。 今回は自分の役割をどう定義するのかをテーマになります。
人は誰しもが大きな物事を成し遂げることができる能力を秘めています。 しかし卓越した成果を目指すのか、平凡な成果で満足するのかはは人それぞれではありますが、 私たちは誰でも大きな役割をになっていますが、自分自身にとって重要な役割は何かを考え、明確にすることが重要になってくる。ここでいう役割は仕事だけでなくプライベートでの役割も指す。 例えば、家庭がある男性だと、「妻の最愛のパートナー」、会社では「取締役」といったことをさす。
ではなぜ役割を明確にすることが重要なのだろうか? 求人広告会社の営業を例に出して考えてみよう。 仕事の内容は「1枠求人広告月30万円の広告スペースを売る仕事」であった。しかし、役割を再定義して「お客様の組織づくりのサポーター」とした。そうすることで、アプローチの仕方が根底から変わった。
今まではただ広告の枠を売る人から組織づくりの信頼できるパートナーに変わり、営業成績も急激に上がった。ではどういう手段で役割を変更させるのか具体的な手順について説明する。
まず現在の役割を5〜7個を書き出してみる。 今、現在果たしているレベルを書き出してみる。A:卓越レベル、B:平凡レベル、C:マイナスレベルこのレベルでチェックし、現状を把握する。その上で、3つのことを選定する。 1つめは、新しい役割の名前。2つめは、役割において実現する卓越した成果の説明。3つめは、その成果を実現するために行う具体的な行動である。
以上の3つが決まれば「私は〇〇(変革した役割)として▲▲(具体的な役割)を実現します。そのために◾️◾️(具体的な行動)を約束します」という宣言をすることも大事です。
ただ注意すべきなのは自分の言葉で作成することが大事である。また、役割は常に変化するものなので定期的に確認することも重要である。