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インターン歴 1ヶ月、1年、2年半。異なる視点を持ちつつも切磋琢磨しあうメンバーが語るフォースタでの仕事と将来の展望とは。

Reasons第2弾は、”大学生活の半分以上をフォースタで邁進した先輩のキャリアを知りたい”、そんな思いから在籍期間が異なる3人にインタビューを実施。ずっと続くインターンチームの心地良い雰囲気や、仕事への高い当事者意識を肌で感じました。そして、皆が感心した新人メンバーの気概に溢れるビジョンとは何なのか。多くの大学生に届けたいインタビューになりました。


田沼 香菜(たぬま かな)
青山学院大学 文学部英米文学科 4年。幼少期8年半を海外2カ国で過ごし、グローバルコミュニケーション・英語教育への興味から現在の学科へ進学。起業している叔父からの紹介図書でスタートアップに関心を持ち、2022年6月よりfor Startupsのインターンにジョイン。インターン歴は約2年半、現在はプランニングチームに所属。


酒井 龍聖(さかい りゅうせい)
立教大学経済学部経済学科 3年。マネーリテラシーとリスクマネジメントの学校「identity academy」を1期生として卒業後、学外のビジネスコンテストに複数参加し、Business Contest KING × SoftBank Innoventureでは準優勝。スタートアップや起業に興味を持ち、2021年10月よりfor Startupsのインターンにジョイン。インターン歴は約1年、現在はマーケティングチームに所属。


丸野 友也(まるの ともや)
日本大学 商学部 経営学科 3年。医療IT系のスタートアップで営業を6ヶ月経験。中学生年代のサッカー指導者をやる傍らで、起業やスタートアップに興味を持ち、2022年8月より、for Startupsのインターンにジョイン。インターン歴は約1ヶ月。


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インタビュアー:青木 みのり
法政大学 キャリアデザイン学部所属。高校3年生までバスケットボールに打ち込み、大学ではマーケティングリサーチ企業で定性調査・デジタルサービス企画・バックオフィス業務に取り組む。ゼミの先輩からの紹介で興味を持ち、2022年5月からfor Startupsのインターンを開始。現在はHRチームのリーダーとして働く。

いい意味でみんなエッジが効いてるし、インプットに最適な環境

青木:早速にはなりますが、フォースタートアップス(以下、フォースタ)のインターンを始めたきっかけを皆さん教えてください。

田沼:私は文学部に所属していて、1年生の頃は、英語学や文学、歴史にしか触れていませんでした。1年生の終わりに「自分の視野が凄く狭いな。将来就職するかもしれないし、会社のことをもっと知りたいな。」と思いました。丁度そのタイミングで、叔父が起業して、「これを読みなさい」とある日突然本が送られてきたんです。その本のタイトルが『逆説のスタートアップ思考』でした。そこで色々なことに挑戦しているスタートアップの存在を初めて知ったことがきっかけです。

青木:酒井さんはどういう経緯で始めましたか?

酒井:理由は大きく2つありまして、1つ目は、ジムでのアルバイトを辞めて収入源を失ったので職探しを始めたという理由ですね(笑)。2つ目は同じタイミングで、ビジネスコンテストに参加して、嬉しいことに準優勝をしたことがきっかけです。審査員の方に「この事業を立ち上げるにはどうすればいいのか?」と聞いたら、「スタートアップに行くか、起業したらいいんじゃない?」と言われて。でも、当時は方法もわからなかったので、まずは起業やスタートアップのインプットをしようと思い、フォースタに応募してインターンを開始しました。

青木:丸野さんは以前、医療系IT企業で営業インターンをしていたそうですが、フォースタに入って違うところはありますか?

丸野:まず、前職だと知識のインプットが医療業界に偏りがちでした。その点、フォースタだとスタートアップ業界や様々な産業を俯瞰してインプットできるので、将来やりたい起業に向けて最適な環境だと考え応募しました。そして、前職はインターン生の数も少なく、社員さんもオフィスにいないという環境だったので、出社して業務を淡々とこなすことが多かったです。一方、フォースタは、インターン生が約20人所属していますし、それぞれがユニークな活動に取り組んでいたり、熱量を持っていて、同世代から受ける刺激が全然違いますね!そして、社員さんも同じオフィスに何十名もいらっしゃって、前のめりに働いている姿を見ることができるのも魅力的です。

酒井:確かに、インターンチームには、DJやってる人とか、ダイビングやってる人とか、サッカーの指導者やってる人とか、帰国子女とか、いっぱいいるからね(笑)

田沼:めっちゃわかる!「あなたそんなことやってるの?!」って人がたくさんいるよね(笑)

酒井:いい意味でみんなエッジが効いてるというか。特徴的だけれども尖りすぎていないというか。その個性を認め合う雰囲気が良いところだと思います。



「謙虚さ」がチームビルディングと視座の高さに繋がる

青木:次にどのような仕事をしているのか聞きたいと思っています。特に、現在マーケティングチームリーダーの酒井さんは、リーダーとしての立ち振る舞いや意識していることはありますか?

酒井:2つあります。1つ目は「チームビルディング」です。マーケティングチームは他のチームよりはメンバーが多くて、現在5名います。他のチームは2~3名です。そのため、勤務状況がバラバラな時は、データ抽出や記事執筆などの作業を同時に進められないといった課題がありました。そのような状況でも、Slackやオンラインミーティングの量を増やして、絶えずチームの連携を図り、能動的なチーム状況を継続しています。2つ目は「数値目標の達成」です。僕は、チームとして定めているOKRの進捗管理を担っています。Oはオブジェクティブ:Objective、チームが目指すべき姿・あるべき状態、KRはキーリザルト:Key Resultで、Oを達成するための定量目標です。半期に一度設定してチームで達成を目指していきます。この数値が未達に近い状態だったらチームで課題を一緒に分析して、施策を打っていきます。


MAGAZINE|STARTUP DB(スタートアップデータベース)
STARTUP DB編集部が制作する、起業家・投資家の方々のインタビューや業界・企業分析などの独自コンテンツを発信するメディアです。
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青木:ありがとうございます。これをインターン生で当たり前のように視座高くやっているのは良い環境ですよね。

酒井:先程、丸野さんが言ってくれていましたけど、人数が多いのでインターン生がプレイヤーとしてただタスクをやるだけではなくて、マネジメントの方にも回れる機会があります。プレイヤーとマネージャーどちらも経験できる環境が、各個人が成長できる理由かなと思いますね。

青木:続けて酒井さんに聞きたいのですが、ずっとチーム運営が上手くいくわけでもなく、大変な時期もあると思うのですが、そんな時はどう乗り越えていますか?

酒井:そうですね、マーケティングチームはかなり「STARTUP DB」のクライアントを意識した施策にも携わっているので、ミスが許されない状況にあります。しかし、それでもミスが起きてしまう週がどうしてもあって。そのような時は、問題意識を即座に共有して、ボトルネックの特定・解決する施策を考えて仕組化していますね。とにかく“すぐやる”を意識しています。



青木:なるほど。今のような考え方はとても良いですよね!田沼さんの仕事に対するスタンスや考え方はどうですか?

田沼:酒井さんの”すぐやる”にとても共感していて、私の場合は、特に、「わからない、教えて!」を即座に言うようにしています。分からないことがあったときに、素直にそれを伝えることは、チームビルディングには欠かせないと考えています。でも、それってなかなかしづらい。何故なら、分からないことを表に出したとき、馬鹿にされるかもしれないと不安だから。

青木:確かに、そうですね。

田沼:でも、冒頭で丸野さんも言ってくれていたけど、このインターンチームはお互いがカラーをもって、リスペクトし合える人が集まってる。疑問や意見に対して「なるほどね」と1回受け止めてくれる。だから、逆に思ったことは、しっかり表に出さないといけないというマインドで仕事しています。

酒井:謙虚じゃないとできないですよね。

田沼:ほんとそう!謙虚!それが言いたかった(笑)

酒井:我が強くてプライドが高いと、質問もしづらいじゃないですか。そういう意味で皆が謙虚だなと思います。

田沼:丸野さんも入って1ヶ月ちょっとで、あまりオフィスでも会えてないけど、行くたびに分からないことをすぐ皆に聞いてるよね。入ってくる後輩たち全員が分からないことを素直に聞ける人しかいないので、感動してる!僭越ながら(笑)

丸野:本当ですか!

青木:1ヶ月経ってみて、実際どうですか?

丸野:1ヶ月など入ったばかりのタイミングは信頼関係もできてないので、1つ質問するにも勇気がいる部分もあるかと思います。でも、フォースタのインターンメンバーは、相手目線で考えられる人が多くて、質問したら「ありがとうございます」と言ってくれたり、分からないところがないか随時確認してくれたりします。質問しやすい環境を作り出してくれてるので、1ヶ月という期間ですけど、周りの人と打ち解けられた感覚があります。

青木:良かった!丸野さんはこちらから言わなくても、プロアクティブに「今日これやります」などの報連相を当たり前のようにやってくれてて、しっかりしすぎてるなって思ってました(笑)

ビジョン実現のための手段としての「起業」を知れたし、まずはその覚悟を持てるようになりたい

青木:このフォースタのインターンでの経験が将来の選択に対してどのような影響を与えていますか?就職活動を終えている田沼さんはどうですか?

田沼:私は、コンサルティング業界に進むことにしています。今の選択をしたのは、「STARTUP DB」というプロダクトを通して、色々な業界の挑戦者を知ったから。本当に見える世界の幅が100倍、200倍に広がりました。一つ自分の未来に対して思っているのは、正直私は起業を目標に置いていません。もし、自分が残したい未来のための手段として起業があればその手段を取るけれど、今は考えていません。

青木:その理由は?

田沼:以前はスタートアップというワードだけを本で読むとキラキラしているイメージだったけど、正直倒産だってするし、事業を畳むこともある。キラキラしていない生々しい側面があること、みんな命をかけて起業をしていることをフォースタの業務を通して知りました。

起業することに対して、多くの学生はかっこいいとかお金持ちになるとか、表面的なイメージで語ることもあると思う。それより一歩先の“自分の人生の実現のための、一つの手段としての起業”を知ることができたし、その覚悟を持てるようにもっと貪欲に社会人2~3年を続けていきたいという気持ちが今は強いです。

青木:なるほど。その気づきがコンサルティング業界に進む理由に繋がるのですか?

田沼:そうですね。ビジネスには大きく分けると、プレイヤーとサポーターの2種類の人がいます。私はプランニングチームの業務を通して、マネジメントなどの陰ながら支える業務が合っているし、自分の存在意義を感じました。コンサルティング業界というポジションを通して、前進していくプレイヤーの挑戦を促進していきたいと考えています。

青木:丸野さんはどうですか?

丸野:自分自身は特にまだ就職活動はしていません。フォースタでの経験が、将来の選択で活きる点でいくと、自分の将来の目標に近づくための手段がどんどん広がっているなと感じています。普通の大学生だったら知ることができない、面白いスタートアップや事業に気づけます。自分は将来、スポーツ産業で起業したいです。社会に対するビジョンとして、“スポーツで生きていく”という考え方を身近にしたいと思っています。現状、スポーツ産業は資金的にも労働環境的にも厳しく、他産業と連携して市場規模を広げていく必要があります。その点、フォースタだと他産業の事業を知ることできるので、将来的にスポーツ産業にも還元できると思います。このような点も含めて、フォースタでの仕事はやりがいを感じています。

酒井:とても良いね!サッカーコーチとして現場にいるから気づける課題だよね。

丸野:そうですね。ほとんどの街のサッカークラブの指導者は学生で、お金がありません。また、指導者がボロボロな服を着ていたら選手たちはとても憧れてはくれません。この状況をビジネスの力を通して変えていきたいです!

田沼、青木:素晴らしすぎる・・・!(拍手)

青木:酒井さんはどうですか?

酒井:自分は就業感が身に付いたことが1番大きいです。働くとはどういうことか分かりました。仕事をするのは自分、そしてチームでの結果が会社の売上になり、貢献することが働くことだと気づきました。チャレンジするのが当たり前だという思考になりましたし、自分も早く起業して挑戦したいです、何かやりたい!

青木:確かに。私も複数の長期インターンをして、一番良かったのは就業感が身についたことだと思います。極論、社会人なるために特別な資格は必要ないです。しかし、どこか壁を感じていて。だからこそ、「将来はこういう日常が待ってるんだ。その上で、こんな日常にしたい!」と気づくことができるのがインターンの良いところだと思います。


今の“ちょっと”を変えるだけで挑戦。そういう人でフォースタは溢れてる。

青木:皆さんはコロナ禍の大学1・2年生を過ごしていたと思います。もし今自分が大学1・2年生に戻るとしたらどのように過ごしますか?また、後輩に向けてのアドバイスもあれば聞きたいです!

酒井:僕からお伝えできることとしては、何事も挑戦をして欲しいです。大学内外にはたくさんのチャンスがあります。僕の場合はコロナ禍で大学内でチャレンジする機会はそんなに多くありませんでした。しかし、大学外で起業家の講演やスタートアップのコンテストに参加する中で、自分の世界が広がる楽しさに気づけました。だから、様々な場所にアンテナを張ってチャレンジして欲しいですね。

田沼:やっぱり自分の未来に対して不安を感じたまま、なんとなく過ごしている人が多いと思います。まずは自分と向き合ってほしい。その上で経験や材料が足りないことがあれば、ほんのちょっとの勇気を振り絞って何かアクションを起こして欲しいです。SNSフォローするだけでもいいし、小さいことでも積み重ね、気づいたら結構先まで行けるはずです。

酒井:さすが教職ですね。良いこと言いますね〜(笑)

田沼:いやいや(笑)今の自分をちょっと変えるのも十分「挑戦」だと思ってます。そういう人がフォースタのインターンには多いよね。

青木:丸野さんは?

丸野:自分がやっていてよかったと感じるのは、自分のこと、将来のことを考える時間を作ったことです。特に一人の時間を確保することは重要だと思います。あと、大学だと共通点が多い人と関わりがちですが、色々な人がいるコミュニティに飛び込んで多様な価値観や観点を知りにいくこと重要だと感じています!

青木:本当に良い話が聞けたと思いますし、お互いにまた理解が深まる時間になったと思います!ありがとうございました!

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今回は、インターンベテラン、中堅、新人の3人にインタビューを行いました。先輩後輩の上下関係を感じさせない雰囲気は、インターンチーム内のニックネームで呼び合う文化もあるかもしれません。各々のニックネームはインターンに新しく加入した人が知ることができる特権ですね!
そして、特に最後のテーマに関して謙遜している様子もありながら、3人とも確固たる意志を感じました。目の前にある機会を余すことなく自分の成長に繋げている姿勢は、お互いの刺激でより加速しているようです。下半期も「STARTUP DB」をワンチームで盛り上げていきます!



ライター:青木みのり、竹林悠真
撮影:國原 幹太、丸野友也
クリエイティブ:池田龍之介

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