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スタートアップ企業を基点に社会課題を解決するプロジェクト「Startup Lights」を発表。第一弾「ジェンダーギャップの解消推進」認定企業の募集を開始しました!

フォースタートアップスPRの友行です。

スタートアップ企業を基点に社会課題を解決するプロジェクト「Startup Lights」を発表し、第一弾「ジェンダーギャップの解消推進」認定企業の募集を開始しましたので、今回はそのことについてお知らせします。

「Startup Lights」とは、スタートアップ企業を基点として、社会課題を解決していくために立ち上げたプロジェクトです。社会課題の中でも特に組織課題(ジェンダーギャップ / ダイバーシティ/ 人事・評価制度など)にフォーカスしていきます。

◆「Startup Lights」の由来

「Light」は光という意味ですが、光には様々な性質があります。
光があるから見えるものがある。
今見えている問題はもちろん、自覚していない問題や、自分には見えていないけれども誰かが困っているかもしれない問題。そんな問題を本プロジェクトが推進されることで見つけられるように。
光は重ねれば重なるほどに白く、また強くなる。
世の中をより良くしたいと志を持った人や企業を光とするならば、集まれば集まるほど、そこから世の中が動いていくように。
光は干渉し、様々な色の見え方や変化をする。
課題が沢山あり、関わる人が異なる感情や意見があるからこそ、正しさ/正解もひとつではない、だからこそいろんな角度からものごとを解決できるように。
そのような意味を込めてStartup Lightsという名前をつけました。


このようなプロジェクトを立ち上げた背景としては、フォースタートアップスは、スタートアップの採用支援に尽力してまいりましたが、今後のイノベーションの牽引役として期待されるスタートアップにおいても、多様性に溢れる現代社会に対応する組織をつくることが充分には出来ていないという状況にあります。

例えばジェンダーギャップにフォーカスをしてみると、2021年9月-10月にかけてスタートアップ企業におけるジェンダーギャップについてのアンケートを実施しましたが(100社に依頼し62社から回答)、 女性リーダー比率が30%を超える企業数62社中、4社のみでした。

また、解決すべき課題であると各社認識しているものの、実行に落とし込めていない企業が非常に多く、ジェンダーギャップの解消に関わる施策を実行している企業は、企業数62社中、10社のみでした。


◆実行していない理由として上がっているもの(抜粋)

・事業成長に大きな影響を与えないと考えるため
・重要と認識はしているが、組織として明確な管理職を置くフェーズではないため、具体的な施策には移れていないため
・経営層が本件を認識していないため
・ジェンダーだけがダイバーシティではないため、何にフォーカスするかを洗い出している段階のため
・当社の現状の採用方針として付加価値を出せる優秀な人材の増員が第一目標であるため


経済合理性の観点で多様性のある組織の方が収益性が高いことや時価総額が高いなど、直接的に組織状況と相関があることは、コンサルティング会社や大学など、様々な研究やリサーチがなされており、企業成長を目指すスタートアップ企業においては非常に重要な問題であると思います。

また、多様性のある組織をつくるにあたって、課題は一つではなく複雑に絡みあっており短期的に改善できるものではありません。だからこそ、「Startup Lights」というプロジェクトを立ち上げ、各社の課題の共有や実際にどのように施策が作用していったのかなどを調査・発表することを通じて、スタートアップを基軸に社会全体に貢献していきたいと思っています。

これまで述べてきた課題「ジェンダーギャップを解決する環境づくり」を推進するために、認定の枠組みを作り、募集を開始いたします。第一弾として、「ジェンダーギャップの解消推進」に優れたスタートアップ・ベンチャー企業(*)を選定し、認定いたします。

◆Startup Lights認定とは
第一弾「ジェンダーギャップの解消推進」
「ジェンダーギャップの解消推進」に優れたスタートアップ・ベンチャー企業(*)を選定したもの。
*STARTUP DB(国内最大級の成長産業に特化した情報プラットフォーム)に掲載されている企業

募集概要
募集期間:2022年3月28日〜4月30日

認定プロセス
アンケート(申請フォーム) 
企業との面談

認定企業は以下の基準を満たす企業とする
・経営層に女性の役職者がいるか
┗取締役の場合1名以上、執行役員・監査役・社外取締役の場合女性2名以上
・管理職(リーダー以上の職位)の女性比率が30%以上
・社員数20名以上

応募するメリット
認定を通じて、社内外のステークホルダーに対し、これまでの組織課題に取り組んできた成果を明確化できます。

応募方法
「Startup Lights」公式ページよりお申し込みください
https://startuplights.jp/

また同時に、ジェンダーギャップを無くすための有効な施策を具体実行している企業についても募集いたします。詳細は、「Startup Lights」公式ページをご覧下さい。

最後に、本プロジェクトリーダー中田莉沙からの想いをまとめました!

本PJTを立ち上げるにあたって、様々な人や企業にインタビューを実施させていただきました。お話を聞いてみると、まだ出来ていないから情報を外に出したくないという声や、一方で数字としては達成しているけれど、何か仕掛けを作って改善できたわけではないから、現状の再現性が見出せておらず継続し続けることができるのか不安という声、重要な課題だけれどもどう取り組んだらいいかわからない、など率直な意見を多くいただきました。

ただ、組織課題がない企業や人なんてありません。どんな志を持って、どう課題に向き合って実際に取り組んでいくのかが重要だと思っています。

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」

有名なアフリカのことわざですが、解決に向かうまでの過程を1つの企業や誰か1人で取り組むのではなく、隣で取り組んでいる人とシェアした方がきっとより早く、より良い方法にたどり着くと私は思っています。また、一時的な目標達成や少数の企業が成し遂げるのではなく、それこそ本プロジェクトはスタートアップを基軸としてはいますが、企業のフェーズや関わる人も関係なく、意思ある人たちがよりパフォーマンスを発揮しやすい環境を作り、成し遂げたいことを実現できる社会を作るためになるプロジェクトにしていきます。

これから仲間になっていただける皆さんへ、
私たちが生きてきた世界は大きく変化してきました。そしてこれからも変化し続けるでしょう。そしてそんな変化をきっとリードしていく私たちだからこそ、新しい組織の在り方をつくっていきましょう!

共により良い未来を作れることにワクワクします、これからよろしくお願いいたします。

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