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フォルシアのエンジニア新卒採用に携わっている社員ってこんな人たち

こんにちは。経営企画室の伊藤です。
今年も残すところ1ヵ月弱。もう2024年がすぐそこですね。

今日のFORCIA CUBEでは「エンジニア新卒採用」にまつわる座談会レポートをお届けします。来年3月の2025年新卒採用の情報解禁、会社説明会スタートに向け、きたる冬休み期間に就職活動について想いをめぐらせる学生の皆さんも多いのではないでしょうか。そんな皆さんの参考になれば幸いです。ぜひご覧ください♪


座談会参加メンバー

(左から、吉成・大口・照沼・西海)

西海 知洋 2013年新卒入社 エンジニア(社会人11年目)

現在はAI画像認識と旅程自動生成の2つの事業開発と並行し、技術採用チームを牽引。技術採用の全体設計、キャリア採用・新卒採用に従事。

フォルシアの好きなポイントは、「社員の仲が良く、会社公式・準公式のイベントで交流が盛んに行われていること」

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大口 翔子 2016年新卒入社 採用・教育・労務担当(社会人8年目)

社内システムの運用や法務等のバックオフィス業務に携わり、2023年度より採用をはじめとする人事領域に従事。

フォルシアの好きなポイントは、「穏やかですが好奇心が強くワクワクしながら日々を過ごしている方が多いところ」

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照沼 大樹 2020年新卒入社 エンジニア(社会人4年目)

Web アプリケーションの開発をメインに、2023年度からはユニットリーダーとしてのマネジメント業務、SRE業務、技術採用に従事。第一回フォルシア サマーインターンへ参加

フォルシアの好きなポイントは、「人が良く、双方が納得できるように歩み寄るコミュニケーションができているところ」

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吉成 未菜里 2020年新卒入社 エンジニア(社会人4年目)

Web アプリケーションの開発をメインに、自然言語処理エンジニアとしても従事。また、サマーインターン運営リーダーとしても活躍。第一回フォルシア サマーインターンへ参加

フォルシアの好きなポイントは、「技術採用も含め、さまざまな業務に挑戦できることと、それを応援する風潮があるところ」

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今回の座談会メンバー4人は、社内の横断型グループのひとつ「技術採用チーム」にてエンジニアの新卒採用に携わっている面々。普段なかなか聞けないそれぞれの就職活動時代のエピソードや、技術採用チームとしての取り組みについて聞いてみました。さっそくいってみましょう♪

新卒採用に携わるメンバーたち、それぞれの就職活動時代を振り返る

自分が就活生だったころを振り返って...就職先選びの軸はどのようなものでしたか?

照沼:
私は院卒なのですが、学部4年次に一度就職活動をしているんです。ただその時に、もっと専門性を身に着けてから世に出たいという気持ちが出てきたので大学院へ進学しました。
学部時代の就活ではどこから手をつけてよいのかわからない部分もあったのですが、大学院でデータ分析やプログラミングといった専門性のある勉強ができたことで、社会に出てから進みたい分野が明確になったように思います。

吉成:
私はいま思うと、就活という枠組みをあまり意識はしていなかったのですが、学部3年生くらいから徐々に技術系のイベントやハッカソンに出るようになって、その主催企業やそこで知り合った社会人のかたの所属企業に話を聞いてみたりという感じでゆっくり企業を見始めました。
漠然とエンジニアとして働くことを考えていましたが、正直なところ、就活にしっかりした軸を持つ学生ではなかったんです。ただ、「Web エンジニアとして技術的にもビジネス的にも手広くやらせてもらえそうか」という自分の希望とともに、「自分がいずれその企業の事業の役に立てるか」も併せて意識していたように思います。

西海:
私は2人とは違って、実は就活時、経営コンサルタントを志望していました。
そのきっかけになったのが学生時代のレストランバイト。シーズナリティで集客に繁閑の差が大きく、経営的な仕組みづくりの必要性を感じたんです。そこで経営管理大学院へ進学し、その流れでコンサルを志望していました。
ただ、就活を通じて、ベンチャー企業の人が語る「自分」がどうした・どう思ったという主体性のある冒険談がおもしろく、ベンチャーなら当事者として自分で仕組みや組織をつくれるなと。また、そこでのポジションとして、実際にプロダクトをつくれるWebエンジニアに興味を持ちました。


ーなるほど、それぞれの考えのもと、その後エージェント紹介やサマーインターンなどを通じてフォルシアと出会われたのですね!続いては少し就活の時間軸を進めまして、フォルシアの選考について伺います。


会社紹介イベントや面接など、フォルシアの選考で記憶に残っていることはありますか?

西海:
フォルシアが初めて関西の就活イベントに参加した際にその場に居合わせたのですが、社長のプレゼンが今でも印象に残っています。
当時(2011年頃)のITの世界では、モバイルゲームとかSEO用のツールのような事業が多い中で、ECの検索というクライアントのビジネスのど真ん中で使われるシステムを提供しているという会社は聞いたことがなく、まだ社員数30人程度のフォルシアが、高速検索という独自技術をもって名だたる企業のECサイトを支えているということを純粋にすごいと思いました。

ただ、これを言うと怒られるかもしれませんが、当時のフォルシアは新卒採用を手探りで取り組み始めた所で、プレゼンの中には「何を言っているのか全くわからんな」と思う部分も多々...(笑)この会社には他の企業にはない輝きがあるけれど、同時に未整備の領域もまだまだあるのだろうなと。自分がそこを整備しながら一緒に登っていけると良いだろうなと感じました。

大口:
いまの選考過程では社長は最終面接で初めて就活生と会うことになりますが、以前は社長が採用イベントでのプレゼンをされていましたもんね。私もパッションあふれるプレゼンを覚えています。プレゼンは社長の人間的魅力の部分が大きいですよね。
私は最終面接ですごく緊張していたことと、卒論の話でぼこぼこにされたことが思い出されます...(笑)

照沼:
最終面接でのぼこぼこは私も経験しました!いまとなっては笑い話ですが、ビジネスにも興味がある、という文脈でCOOから「じゃあ今のアメリカ大統領選挙の戦況は?」と訊かれて何も答えられなかったという...(笑)社員同士で最終面接の話題になると、研究への深堀りや不意を突かれたような質問でぼこぼこになったメンバーもいれば、夫婦漫才のような社長とCOOの掛け合いに温かみを感じたメンバーもいるようです。(※最終面接は社長とCOOの2名体制が基本)

大口:
ぼこぼこと聞くとびっくりしてしまう就活生のかたもいるかもしれませんね。補足しますと、いろいろ深堀りされるので厳しい人のような印象を受けるかもしれませんが、それは学生時代にどのような経験をしてきたかを知りたい強い気持ちの表れなんだと思います。そういう人間臭いところがあります。なので学生の皆さんには、何に意義を感じて学業を頑張ってきたのか、どういったことに興味を持ったのか等を自分の言葉でしっかり伝えてほしいと思います。

ー続いては、そんな選考を経てフォルシアに入社した皆さんが今現在取り組んでいる「技術採用チーム」についてお話しいただきました。

横串ワーキンググループ、技術採用チームとは?

皆さんが取り組んでいる「技術採用チーム」の活動内容について教えてください。

西海:
エンジニアが採用に積極的に関わり始めたのは、2018年のサマーインターンの開催がきっかけです。2016年入社で当時3年目のエンジニア数名が有志でインターンを企画し、たった10週間で開催に漕ぎつけました。
(参考:「フロンティアを開拓するエンジニアを採用せよ!- 3年目社員が10週間で実現させたサマーインターン実施までの道のり」)

その後、2019年頃から私がキャリア採用のスカウトに取り組みはじめ、20年に新卒・キャリア両方に関わるチームとして、技術採用チームが正式に組織化しました。
現在は合計6名程度のエンジニアがチームに属しており、人事・総務部 採用担当と連携しながらエンジニアの採用業務を行っています。キャリア採用、新卒採用とで担当割を行っており、今日参加している照沼さんと吉成さんは新卒採用を中心に担当してくれています。


みなさんがこのチームに参加したきっかけやそれぞれの役割分担などがあれば教えてください。

大口:
今年度から人事・総務部に異動して、人事の採用担当者として参加しています。
エンジニア採用では、主人公は「エンジニア」。どんな方に来ていただきたいかであったり、何名くらい採用したいといった計画はエンジニアの皆さんから方針としてあがってくるので、人事の採用担当者としては、事務的な取りまとめをはじめとした選考フローのサポートや、会社の制度・文化の紹介などを通じて全体的に採用活動がうまく進んでいくように支える役割を担っています。

新卒採用という文脈では、フォルシアの新卒社員としてカルチャーフィットできそうかという観点も含めて学生の皆さんと最初にお話しをさせていただいています。

照沼:
私は西海さんとデスクが隣同士だったので、西海さんから比較的新卒に近い立場の人間として意見を聞いていただいたり、昨年度くらいから、フォルシアって世間一般的にどんな会社に見えているのだろうと思い、採用に興味を持ち始めました。
さきほど話した通り、タイミングとしては2回就活を経験していたり、自分自身が就活を通じていろんな会社を見てきた経験から、就活に悩んでいる人のサポートができれば良いなと思って参加しました。

これまではひとつのチーム内でキャリア・新卒採用の区別なく検討を進めていたが、やはりそれぞれには特徴があるので、いまは新卒採用にまつわるイベントの企画や登壇者のアサイン・全体スケジュールの設計を行なっています。新卒採用は自分が通ってきた道なので、自分の経験と重ねながら仮説をもって取り組めているように感じます。

西海:
自分はいま社会人11年目で新卒就活生とはだいぶ歳が離れてしまったので、より就活生に近い存在の声を聞きたくてたびたび隣の席の照沼さんに相談させてもらっていたんです。会社の見え方ひとつをとっても、自分と照沼さんでは世代的に違うだろうと思いまして。
そしたら本人も関心があるとのことだったので、ぜひ一緒にやろうとスカウトしました。

吉成:
私は主にサマーインターンの企画の取りまとめをしています。その延長で新卒採用にも関わるようになりました。サマーインターンは新卒採用のためのイベントでもあるので、採用に携わる皆さんと別々の方向を向いていたら意味をなしません。密に連携を取っているうちに自分も技術採用チームの一員に...という感じでした。

私自身がフォルシアのサマーインターン参加者だったので、その経験を踏まえて企画・運営を行っていけるところにやりがいを感じています。(参考:「インターン生、企画チーム、メンター、3つの立場を経験した社員が語る FORCIA Summer Internship 2021」


西海:
最近ではサマーインターンをきっかけに入社した若手エンジニアが率先して運営を引き継いでいく良い流れができていますよね。
実は新卒エンジニアの教育についてもフォルシアでは似た形で発展してきています。新卒時に実際に教育を受けた2年目以降の先輩達がカリキュラムを整備し、今では4ヶ月に渡ってビジネスの基本や同期・先輩との人間関係を作っていけるようなしっかりとしたものになっています。
サマーインターンも新人研修も、自分が体験したプログラムに愛着を持ち、教えられていた人達が教える人達に育っていくのが、フォルシアのエンジニアのカルチャーになっています。


続いて、学生の方々とお話される機会も多い皆さんですが、学生の方々と相対するときに意識されていることはありますか?

大口:
特に意識していることは、プログラミング未経験の学生さんとの関わり方です。
フォルシアには、未経験でエンジニアとなり活躍されている方はたくさんいるので、まだプログラミングの経験はないけど素養と興味があるという学生さんに対して、フォルシアがどう魅力的に映るかということを考えて情報を伝えることを心がけています。

照沼:
私は都合の良い情報だけを提供しないようにしています。
良い面もイマイチな面も伝えた上でフォルシアを選んでくれるような状況が理想的だなと。もちろん積極的にネガティブな面を伝えるというというわけではなくて、フォルシア社員の姿をありのままに伝えることで、就活生が自分と合うか否かを判断できるようにという点を考えています。

吉成:
「学生の皆さん」「応募者の皆さん」などの "集団" に対しては「ぜひフォルシアに来てほしい!」というスタンスで臨みますが、面談などで1人1人と直接お話しする際には、「この方はどういう活躍をされるだろう?」「この方はどういう環境で働くのが幸せだろう?」ということをいつも考えるようにしています。
フォルシアに来てほしい気持ちが先走ってミスマッチを生まないように、フォルシアに来ていただくことで win-win となるような関係を目指したいです。

西海:
私の場合は、学生さんが力を発揮できるようにサポートする事を意識しています。具体的には、面接では極力砕けた言葉を使い、リラックスして話をしてもらえるように努めています。
実際、入社後の実務でも、若手の力を試すというよりも、力を発揮できるように私たちシニアエンジニアはお膳立てをするので、最初からその姿勢で臨んでいます。背中を押してあげた時にどのくらい自分なりに頑張れるかを見ている、ということです。

ぶっちゃけトーク!どんな方と一緒に働きたいですか?

就活生と会話する機会も多いかと思いますが、最近の就活生の傾向として感じるものはありますか?

吉成:
約5年前と比較して、早期からインターンやハッカソンなどで開発経験を積んでいる方が増えているように思います。特に最近は地方の大学に通学しながらリモートで長期インターンに参加する方が増えていますね。コロナ禍をきっかけに、学内での勉強会やイベント開催などが行いづらいということや、オンライン化の普及によって経験を積むための仕組みが整ってきているように感じます。

大口:
年々就活期間が長期化する中で、インターンやセミナーにたくさん参加されている方も多いように思います。その一方で、業界や企業に関して多くの情報を仕入れる中で、ご自身がなぜそこに魅力を感じているのか、情報と思考やご自身の経験との結びつきが浅くなって迷子になっているかたもいるように思います。
自分の将来像のイメージを確固たるものにできるように、面接などの過程でその結びつきのからまりをほどいていく手助けを一社会人の先輩としてできれば良いなと思っています。

西海:
コロナの影響としては、オンライン化が促進された反面、貴重な学生時代を自宅で1人で過ごすことを強いられてしまった部分もありますね。学生のかたのエピソードトークを聞いていて、人との関わりの中で自分がどう感じた・どう行動したという話題は少ない傾向にあるように感じます。
面談・面接で話を聞くときにはコロナ禍と学生時代の重なりは意識しているので、無理に取り繕ってエピソードを盛り込まなくて良いですし、学生時代に失ってしまった時間を取り戻すことは難しいですが、フォルシアでは社員間の交流が活発で人とのつながりを感じやすいという点は強調したいポイントですね。


それでは、率直に...どんな方と一緒に働きたいですか?未来のフォルシアメンバーへ向けてのメッセージとともに教えてください!

照沼:
間違ってても良いので自分からアクションを起こせる方ですかね。
それがあっているか否かは周りが修正していけばよいですし、本人はそのアクションを糧に成長していけると思っています。与えられるのを待つのではなく、自分で仮説を立てて進んでいける人にとっては良い環境です。

人生の大半の時間を会社関係に費やす人が多いと思いますが、せっかくならその時間を気の合う人たちと過ごして何かをやり遂げてみたいと思いませんか?まずはカジュアル面談でも良いので、コンタクトをお待ちしております。

大口:
新卒というポジションを活かして、みんなで組織を良くしていこうとリードしてくれる方、周りを巻き込んで新しい風を吹かせていこうという方に来ていただけたらと思います。

ファーストキャリアを決めるのは大変で特別な経験だと思いますが、就活という時間が自分のことでも社会のことでも、何かを得られる時間となってほしいですし、そこに少しでもフォルシアが関われたら嬉しく思います。もしフォルシアの仲間になるご縁があれば、一緒に会社という組織の文化を作っていきましょう。

吉成:
技術目線で言いますと、開発経験を積んでいる学生さんは増えていますが、開発経験だけが業務に役立つ経験というわけではないです。開発に限らず、自分が興味をもって挑戦した経験と、その経験を見つめなおすことを大切に学生生活を過ごしていただきたいなと思っています。

実際の業務のなかでも、いろんなバックグラウンドの方が意見を出し合うことで解決できた経験は結構あるので、自分とは全然異なるバックグラウンドの方と一緒に働けるというのも楽しみにしています。

西海:
2つの観点があって、まずひとつに、「想像力のある方」です。
例えばコードの書き方一つにしても、これはいつ・どう使われるのか、何を前提としているのか、この書き方で良いのか、この処理速度で良いのか、ということを考えられるのが良いエンジニアだと考えています。ツールやテクニックは多々存在しますが、品質の差になるのは「想像力」の部分です。

次に、「自分の身の回りの人を大切にできる人」です。
仕事は基本的に「誰かに何かをしてあげる」ことで成り立っています。お客様のために何かをする、自分の身の回りの誰かのために何かをする...自分がどうとかではなく、他の人のためになるかどうかが仕事上ではすべてです。なので、そういう気持ちで日々過ごしてくれる人に来てほしいと思いますし、学生であるいまは、単純に身の回りの友達を大切にして、仲間と共に良い時間を過ごすために自分は何ができるかを考えてほしいと思います。そういう時間・経験を積んだうえで社会に出てきてくれたらいいなと思います。

座談会を終えて

皆さまいかがでしたでしょうか?

わたしも技術採用チームのミーティングには参加していますが、メンバーの皆さんの就職活動時のエピソードや、どんな想いをもってこのチームに参加されているかは伺う機会がなかったので、それぞれの考えに触れることができて、改めてフォルシアの『人』の魅力を感じられる時間となりました。
この記事を読んでくださった就職活動中の方々にも、その魅力が伝わっていましたら幸いです。

百聞は一見に如かず!ぜひ興味を持ってくださった方はお気軽にカジュアル面談へお問い合わせください。皆さまからのご連絡をお待ちしております♪


この記事を書いた人

伊藤 明日香

2021年キャリア入社/経営企画室
おでんと日本酒、チーズと赤ワインの季節到来!

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