こんにちは。フェンリル島根支社でウェブエンジニアをしている小山です!
2月14日にbillage OSAKAで開催された「エンジニア×地方移住の働き方を知るMeet Up@関西」でスピーカーとして登壇しました。
さまざまな方との交流や、実際に登壇して話して感じたことを皆さまにお伝えします。
エンジニア×地方移住の働き方を知るMeet Up@関西について
「エンジニア×地方移住の働き方を知るMeet Up@関西」は、Ruby発祥の地として数多くのエンジニアに認知されている島根県(IT WORKS@島根)と、ウォンテッドリー株式会社が主催するトークイベントです。
地方で働く異なる企業の3名のITエンジニアがゲストとして登壇し、業務内容や転職エピソード、地方移住の経験についてトークしました。参加したのはすでにエンジニアとして働いている方や、エンジニアの仕事に興味を持っている方、そして転職や地方移住を考えている方です。パネルトークと交流会の2部構成でした。
私は、東京都から島根県へのUターン就職や、他業種からエンジニアに転職した経験があることから、今回のイベントにスピーカーとして参加しました。
プログラムの内容
トークセッション
初めに、登壇者の3名がそれぞれプロフィールと現在の業務内容を紹介し、その後
- なぜエンジニアに転職したのか
- なぜ地方移住したのか
- どうやって他業種から未経験でエンジニアに転職したのか
を発表しました。
近年、異業種からIT業界へのキャリアチェンジを希望する方が増加しているそうです。
私は、
- キャリアチェンジを考えた経緯
- 未経験からエンジニア転職を達成するためにどのようなことを行ったのか
- Uターン就職したあと、現在の状況
などをお話ししました。
イベントでお話したこと
キャリアチェンジの転機
私は前職、東京都内で歯科技工士や歯科医療関連の営業をしていました。
キャリアチェンジの転機は、仲の良い先輩と久々に会食をしたとき。先輩がプログラミングスクールの転職サービスを受講しており、「ITエンジニアに転職する」というお話を聞いたことがきっかけでした。
当時の私が抱いた感想は、自分は「システムエンジニア? 聞いたことはあるけど...…?」といった程度でした(お恥ずかしい限りです……)。
先輩から色々とお話を聞いているうちにエンジニアという職業に興味を持ち、試しにプログラミングをやってみようとウェブサービスに登録し、学習を始めてみました。
軽い気持ちで始めたのですが、知人のウェブサイトやECサイト制作のお手伝いなどをしていくうちに、プログラミングの面白さを知り、夢中になっていきました。
なぜ地元でエンジニア転職したのか
私が地元島根県でエンジニアとして転職しようと思ったきっかけは、2019年ごろに母親が亡くなったことでした。当時精神的に不安定な日々を送っていたところ、地元のさまざまな方に支えられ、「ここが自分の地元で本当によかった。いつか戻って働きつつ元気な姿を見せたいな」と思いはじめたのです。
そんなとき、今回のイベントを主催する、IT WORKS@島根の「島根に移住したITエンジニアの本音を聞く会」のオンラインイベントに参加しました。そこで、松江市がRuby発祥の地であるということもあってIT企業が多く、盛り上がっているということを知りました。
その日のうちにUターンしようと決め、IT WORKS@島根にキャリア相談のメールを送り、就職先の紹介や島根のIT業界の情報、転職するための学習内容についてアドバイスを頂きました。
未経験から転職するためにやったこと
未経験からエンジニアに転職するためにやったこととして、オンラインスクールなどで学ぶことに加えて
- 「こんなのものがあったらうれしいな」と思うウェブサービスを作る
- 自分の生活に役立つ便利なものを作ってみる
- ネイティブアプリをはじめ、興味を持った技術にたくさん触れてみる
などに取り組んでいました。
島根での生活について
島根支社のある島根県松江市には美味しい食材や、地酒などがたくさんあります!
フェンリル島根支社のメンバーで、地元の居酒屋さんなどいろいろなお店に行ってみるのにハマっています。週末は、ドライブに行って大自然を感じながらアクティブに過ごしています。
毎日PCと向き合って家にこもりがちになりますが、松江市中心部から30分も走れば景色の良いところがたくさんあります。たまに行ってみてリフレッシュするのが趣味になりつつあります。
遠方の企業と仕事をしながら、さまざまな業務を経験できるこの環境にとても可能性を感じています。
質疑応答
登壇者3名のトークのあとは、参加者の皆さんからの質問にお答えしました。
皆さんからの質問には
- 今の自分のキャリアからエンジニアに転職できるのか
- なぜ地方移住したのか、実際に生活の変化はあったのか
- エンジニアとして、働いている上でどのような会社が魅力的だと感じるのか
- もし転職するとして、選ぶ基準はどのような点を重視するのか
といったものから、
- エンジニアってモテますか?
- 他社のエンジニアの方と給与の話はしたりしますか?
などなどユニークな質問もあり、とても盛り上がりました!
他業種からUターン就職した自身の経験を生かし、フェンリルの良さや社風をざっくばらんにお話しできたのではないかと思います。
振り返り
コロナ禍になってからオフラインで交流する機会がかなり減っていたのですが、今回は対面のイベントで、皆さんと直接お話しすることができてうれしかったです。
大勢の方々の前で、自分の経験談を踏まえてうまく話せるのか不安でしたが、参加してみる多くの方と交流ができ、社外の方との繋がりも増え、とてもいい経験になりました。
フェンリルには、今回のようなイベントや、カンファレンスなどさまざまなイベントに積極的に参加しやすい環境が整っています。
これからもフェンリルに興味を持っていただけるように、アプトプットやエンジニア同士の交流に積極的に取り組んでいきたいです。
またこのようなイベントに参加できるのを楽しみにしています!