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あらゆることが新鮮!育休から復帰した私が見た、フェンリルの今

こんにちは。プロモーション担当の渡邊です。

Wantedlyの投稿は1年7か月ぶりになります。(第二子出産のため、2019年10月から産休、育休を経て、2021年4月にフェンリルに復帰しました。)

職場復帰をしたら、これまでのようにオフィスに出勤し、みんなと同じ空間で仕事をすると思い描いていました。ですが、フェンリルはリモートワークが当たり前となっており、思いもよらないコロナ禍の復帰となりました。復帰して1か月が経ち、フルリモートワークによる新しいライフスタイルにも慣れてきましたが、新入社員のような新鮮な感覚も未だ持ちあわせています。

今回は、がらっと変わった働き方に直面し、あらゆることが新鮮に感じる私が、復帰前後に感じたこと、フェンリルがどう変わったか、生活がどう変わったかお伝えします。

私が復帰に至るまで

私は2019年12月12日に第二子となる次女を出産してから、育児と家事で慌ただしい日々を送っていました。テレビを見る余裕もなかったのですが、ふと気づくと、いつの間にか話題は新型コロナウイルス感染症のことばかりに…。

産後の生活リズムが安定してきた昨年4月頃、緊急事態宣言による長女の家庭保育の要請を受け、フェンリルのことを考える隙がない数ヶ月を送りました。そしてあっという間に1年が経ち、だんだんと復帰の日が近づいてきたのです。

次女の保育園の入園が内定したときは、複雑な気持ちになりました。

復職できるという嬉しい気持ちとは反面に、娘と過ごす時間が名残惜しい。また、約1年半のブランクと、コロナ禍で社会が一変した後の職場復帰は、不安でもありました。

私はそんな心境で職場復帰の連絡を上司にしたのですが、上司からは「みんなが復帰を心待ちにしてくれている」と聞いて、とても嬉しくなりました。私の不安な気持ちを払拭しようと、電話やメールをくれる人たちもいました。

思えば休職中、育児と家事に専念することができたのも、前向きに復帰に向けて準備ができたのも、フェンリルの仲間のおかげです。再びあたたかく迎え入れてくれる居場所があるというのは、本当にありがたいですね。

復帰初日に見たフェンリルの今

とうとう迎えた復帰初日。出社して改めて「この1年で色々なことが変わったんだな…」と感じました。

休職前のオフィスは、フロアの増床とリニューアルが完成したところでした。オフィスには人がたくさんいるという印象がありましたが、現在はリモートワーク前提のため、出社している人は少なく、予約が取りにくかった会議室も空いていることがほとんど。

きれいなオフィスになったということもあり「もったいない!」と思ってしまいましたが、こうして戻れる場所が変わらず守られていることに、安心もしました。

いつかまた、このオフィスにみんなが集まることが楽しみです。

なんでもオンラインが当たり前になっていた!

フルリモートの覚悟はありましたが、こんなにも色んなことがオンラインで成立しているとは、思っていませんでした。

まずは朝礼。コロナ禍以前は、全拠点をモニターで繋ぎ、各フロアの一角に集って行っていましたが、今は所定の時間に朝礼が配信されることになっています。事前収録を活かしてオフィス外を映したり、手書きのフリップを使うなど、これまでの朝礼では考えられなかったもので、とても新鮮でした。

社外向けのセミナーは、オンラインでただ配信するだけでなく、ライブ配信をして参加者のコメントをリアルタイムで流したり、リモート懇親会を開催するなど、以前と変わらず参加者が楽しめる方法が考えられていました。

その他、インターン、面接などの採用活動や、入社式、キックオフ、ワークショップなどの社内イベントまで、すべてオンラインで実施されていました。わずか1年余りで、これだけの新しいことが当たり前に実行されているとは、驚きです!

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さまざまな新しいツールに驚きました

長年使用していたツールやファイルの格納先などが、リモートワークに最適なものに代わっていました。オンライン会議やライブ配信に対応するツールも多く導入されていて、業務を円滑に進める設備が整っていました。とはいえ、私の使ったことがないツールが多々あり、戸惑いを隠せません 笑。

これまで当たり前だった業務のあり方自体も変わっているように思います。

以前のチャットツールでは、質問や依頼があれば担当者に個別連絡していましたが、今はカテゴリ別の窓口があり、一元管理されています。そうすることで、対応できる人がすぐに対処したり、質問履歴から知りたい情報を入手したりと、幅広い情報共有で作業効率が上がっていると感じました。

私はまだ新しいツールに慣れていませんが、みんなはどれも使いこなしていて、少し焦りを感じています 笑。

フェンリルの“こだわり”は健在だった

色々な変化があるなかで、昔も今も変わらず続いているものもありました。

デザインと技術にこだわったプロダクトの開発はもちろん、ホリデーカードやノベルティといった恒例の制作物は、リモート環境下でも工夫を凝らし、これまで通り、フェンリルならではのこだわりで溢れていました。

たとえば、4月に開催された入社式やキックオフ。入社式では、新卒社員がモニターに映し出されたたくさんの先輩に拍手で迎えられていました。キックオフでは、オフィスがテレビ局のスタジオと化し、ニュース番組のような司会進行でフェンリルのこれまでの成果や今後の目標などが共有され、より印象的なイベントとなりました。社内イベントに対しても細部までこだわるところがフェンリルらしさであり、さすがだな、と感動しました。

ちなみに、フェンリルが毎年制作するホリデーカードは、休職中の私の手もとにも届きました。予期せぬフェンリルからの贈り物は、休職中も私がフェンリルの一員であることを感じさせてくれて、あたたい気持ちになりました。

光と音でやさしく彩る 幻想的な世界へ導くカード | フェンリル
光と音のウェブコンテンツでツリーを彩る、組み立て式のカード。スマホの上にセットしたツリーがやさしく灯り、光のグラデーションが楽しめます。お部屋で過ごすひとときに、幻想的な冬の世界をお届けしました。 2020年 挨拶状 ディレクション 髙岡 尚司 小室 千春 デザイン 松井 彩 宮内 仁巳 BGM 北田 雅 開発 真谷 勇史 テスト 川崎 正博 関谷 孝史
https://www.fenrir-inc.com/jp/about/card-illumination/

リモートワークで生まれた有意義な時間に感謝

リモートワークになって1番に思うことは、仕事と家事、育児の両立が、よりしやすくなって嬉しいということです。これは今回が次女出産後の職場復帰だからこそ、余計に感じます。

振り返ってみると、長女を保育園に通わせ出社していた頃は、毎朝バタバタ、イライラしていたように思います。電車に乗り遅れないよう寸秒を争うというのに、言うことを聞かない呑気な娘に怒ってしまうことも多々ありました。それがリモートワークの現在、電車の発車時刻を気にする必要がないので、多少タイムスケジュールがずれても慌てずに行動できます。その気持ちの余裕からか、娘たちにも少し穏やかに接することができていると思います。

さらに娘たちを保育園に送ったあとは、誰にも干渉されることのない自由な時間が1時間ほどできました。この1時間がどれほど貴重な時間かを、私は今しみじみと感じています。

リモートワークにおいて、フェンリルらしく“ハピネス”に思うことをあげてみました。

リモートワークで得たハピネス

  • 散らかった部屋やキッチンを “毎日” リセットできる
  • ゴミ出しや花の水やりが、落ち着いてできる
  • 行手を阻む踏切や信号にイラつかない
  • 早歩きで人混みを掻い潜ったり、電車に駆け込む労力を使わない
  • 急に雨が降っても、洗濯物や布団をすぐに取り込める
  • 昼食は家の残り物で簡単に済ませられる
  • 保育園で子供に何かあった場合、すぐにお迎えに行ける
  • 疲れたときには、すぐ横になれるベッドがある
  • 昼休憩にはテレビを独占して、観たい番組が観れる
  • 郵便や宅配便が、再配達無しに受け取れる
  • 以前は1時間半の時短勤務が、30分の時短にしても支障がない
  • 帰宅後も少しだけ外遊びの時間を作ってあげられる
  • イライラが減り、娘たちにわりと寛大な心で接することができる

こんなにたくさんのハピネスが!!

電車に揺られてぼーっとする通勤時間で、たくさんの用事を済ませられるうえに、心にも余裕ができるなんて、驚きです。本当、ありがたいです!

コミュニケーション不足と運動不足が課題

リモートワークにおける最大の課題は、やっぱりコミュニケーション不足と運動不足の2つだと思います。

コミュニケーション不足

ふとしたときに気軽に話しかけられる人が、隣にいないので少し寂しいです。オフィスでの周りの人との何気ない会話で、息抜きしたり、ちょっとした問題を解決したりできました。それが今は、改めてチャットをするとなると、少し遠慮してしまいます。

業務で関わりがない人同士でも、オフィスですれ違えば挨拶ぐらいはしますが、そんな機会も減ってしまったので、コロナ禍で入社した人たちは、他部署メンバーの名前と顔を認識するのも難しいと思います。

ですがフェンリルでは、Slack上での自己紹介チャンネルやサークル活動など、コミュニケーションのきっかけとなる場があります。お昼にはリモートランチを楽しむ人もいます。まだ充分とは言えないものの、それぞれが工夫をして、新しいコミュニケーションのかたちが生まれているんだなぁと感じます。リモートワークはまだ継続するので、私も自分なりのコミュニケーションの取り方を模索、実践していきます!

運動不足

デスクワークに運動不足はつきものですが、通勤の移動がなくなれば1日の運動量はさらに減ります。自宅でも定期的にストレッチしたり、空いた時間にランニングやウォーキングができれば良いと思いますが、強い意志がないと毎日継続するのは難しいですよね。私自身、得意ではありません...。たまに、家にあるトランポリンでぴょんぴょんしますが、絶対運動量足りてない 笑。自分の体を気にかけながら仕事をしたいと思います。

まずは健康に前向きに働きたい

リモートワークであってもそうでなくても、働き方を変えるにはメリットだけではないと思いますが、さまざまなことをポジティブに捉えて、楽しく健康に過ごしたいと思っています。まずは、コロナが収束して、行きたいところへ気兼ねなく行ける世の中になりますように…。

様々な変化に応じて、立ち止まらず新しいことに挑戦しているフェンリル。私は復帰してまだ1ヶ月なので、まだまだ知らないこと、新たな発見があると思います。研修を頑張っている新卒社員に負けないように、私も日々邁進したいと思います!

今後ともよろしくお願いします!

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