第16期キックオフをリモートで開催。クオリティにこだわったライブ配信の舞台裏をレポートします! | フェンリル
こんにちは。コピーライターの高島です。フェンリルでは、毎年4月1日に全スタッフが集まり、『Fenrir Key』と題したキックオフを開催しています。会社としての方針の共有や、部門ごとの発表や表彰...
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※本記事の内容は2021年4月1日に実施されたものです。
こんにちは!コピーライターの高島です。
4月に入り新年度はじめての投稿は、2021年度の入社式と、フェンリル第17期のキックオフ『Fenrir Key』の模様をお届けしたいと思います。
昨年より、あらゆる社内イベントをオンラインで実施しておりますが、全員が集まっての意識共有を大切にしてきたフェンリルの文化を途絶えさせることなく、新しいかたちを模索したオンライン形式のキックオフとなりました。
フェンリルのキックオフは、『Fenrir Key』と題し、フェンリルのチャレンジをスタートさせるための、3つの“Key”を示す場となっています。
・本期のフェンリルの基調(Key)
・フェンリルの進むべき道を切り開くための手がかり(Key)
・新たに迎えられたスタッフに渡されるフェンリルの扉の鍵(Key)
Fenrir Keyについては、過去のポストでもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
フェンリルのオンラインイベントは視聴型のLIVE配信で実施していますが、スタッフの多くは画面の向こう側で視聴するのみになってしまい、どうしても一方的なコミュニケーションになってしまうことが課題でした。
そこで今期のキックオフのテーマを「相互コニュニケーション」とし、全スタッフが「参加している」という意識を持てるように構成していきました。
今回のテーマである「相互コミュニケーション」をかたちにするため、キックオフ当日には、Slack上にイベントチャンネルを作成し、スタッフがリアルタイムでリアクションできる場を準備。
各コンテンツに対する感想や、絵文字をつかった拍手のリアクションなどを通し、参加者同士でのコミュニケーションも活発になり、離れていてもつながっていることを感じることができました。
また、社内ポータルサイトもこの日に合わせて刷新。タイムスケジュールやコンテンツの案内、新卒入社者の紹介など、キックオフの情報をまとめることで、積極的な参加を促しました。
Fenrir Keyは入社式からスタートしました。
今年度、新たにフェンリルの仲間となった新卒入社者は16名。期待と不安を胸に新たなスタートを切る16名を、盛大に迎えてあげたいという人事部の想いを形にするべく考えたのが、リモート上で多くの先輩が迎えるというアイディアです。
参加者には背景画像を配布したのですが、鮮やかな色味にすることで、それぞれのリモート環境による照度の差を感じさせずに、明るい表情の先輩社員の顔が見えるように考えられています。
(昨年の新卒スタッフ、今期のメンターを中心にリモート参加)
会場のドア付近にモニターを設置し、新卒入社のスタッフが入場すると、大勢の先輩が拍手で迎えてくれるような演出になっています。
離れた場所からでもつながっていることを、新卒入社の16名にも感じてもらえたかなぁと思っています。
私は新卒スタッフが入場していくところを後ろから見ていたんですが、なんだか感極まってしまいました。。
入社式の模様はライブ中継され、出迎えのためにリモート参加してくれたスタッフだけではなく、全スタッフが視聴参加。全員で新卒入社者の門出をお祝いしました。
ちなみに、新卒スタッフの控え室には名刺、社章、名札、ICカードを並べた「ウェルカムシート」をセット。社会人となり、フェンリルの一員になったという実感を持ってもらえればと、人事部とブランディング部のメンバーが準備しました。
入社式終了後、午後からは役員発表のコンテンツがスタート。
前期の振り返りや業績報告、各部門の今期の取り組みなど、役員、部門長からの発表を通して今後のフェンリルが目指すべきことを共有します。
例年、部門長が各々登壇発表していたコンテンツは、部門間の繋がりや連携をより強めていく姿勢を伝えるため、ディスカッション形式で実施。モデレーターを配置し、スタッフ目線の質問を投げかけるなど、相互コミュニケーションを意識して構成していきました。
(当日の配信の様子)
また、フリップを使ったディスカッションを用意するなど、見ているスタッフが分かりやすい工夫も。
(各部門ごとに、今期の目標などをフリップで共有)
この1年、フェンリルの働く環境は大きく変化。コロナ禍においてもプロフェッショナルな力を発揮できる環境を整えるため、スタッフの意見も取り入れながら改善を進めてきました。
今年2月、全スタッフを対象に働き方に関するアンケートを実施し、様々な課題やポジティブな変化を知ることができたのですが、そのアンケートの中で出た会社への意見から4つの選択肢を用意し、キックオフ当日に再度アンケートを取りました。
受け身の姿勢で視聴するのではなく、自身の意見を伝える場としてリアルタイムで参加し、フェンリル全体の相互理解が深まることを意識したコンテンツです。
ただ、大切なことはスタッフの意見や要望を会社がそのまま取り入れるということではなく、フェンリルで働く一人ひとりが行動し、変化していくこと。そのきっかけのひとつとして、全員で考え、会社としての見解を共有する場になるよう企画しました。
例年、4月のキックオフでは、全スタッフが集まっての懇親会が催されていましたが、それが叶わない今、全員で盛り上がり楽しめる場をつくりたい!という想いが高まっていました。
そこで今回は4つの企画を立て、事前公募というかたちでスタッフから投稿を募集。オンラインでも全員が参加でき、繋がりを感じられるようなコーナーを考えました。
① 今年の1枚
今年度に撮影した、この1年を象徴する写真を募集。
② こんなモノつくりました
アプリでも映像でもDIYなど、今年度に業務外でつくった「驚き」のあるモノを募集。
③ マイMVP
今年度のフェンリルで、もっとも褒めたい、または感謝したい身近な仲間のストーリーを募集。
④ フェンリルをより良くするアイディア
「こんな備品を借りられるようにしてほしい」「リモートワークで利用しづらくなった制度をこんな風に変えてほしい」などなど、フェンリルをより良くするアイディアを募集。
それぞれの企画で選ばれた金賞/銀賞には、パラグライダー体験チケットや豪華グルメ、リモートワークに役立つインテリア雑貨などの賞品が!
(懇親会プログラム進行の様子)
多くの投稿があった中から、一部抜粋してご紹介します。
「こんなものをつくりました」のコーナーには、甥っ子の進学祝いに電子ピアノを贈る際、驚かせようと鍵盤を光らせる改造を加えたというスタッフから動画の投稿が。
光る鍵盤という美しさもさることながら、演奏テクニックにも注目が集まりました!
感謝したい仲間のストーリーを募集した「マイMVP」のコーナーには、昨年度の新卒デザイナーから先輩デザイナーに向けた感謝のメッセージが投稿され、Slackのイベントチャンネルでは多くのリアクションが寄せられました。
普段から感謝の気持ちを伝え合うことが多いフェンリルスタッフですが、あらためてこうしたエピソードに触れることができ、心があたたかくなりました。
(イベントの投稿チャンネルの書き込み)
もうひとつ、懇親プログラムを盛り上げたのは『備品リユース』の企画。会社で購入し、現在は使わなくなった備品を抽選でプレゼントするという企画なのですが、総務部のスタッフがかなりゆるーく商品を紹介している動画がエモいと話題に。
薪20kgというパワーワードに多くのスタッフが反応。目玉商品のテレビを上回る応募があったのは運営メンバーも想定外でした笑。
スタッフの新たな一面を発見することができた懇親会プログラムは、運営メンバーが予想していた以上に盛り上がり、「オンラインでも全員が参加でき、繋がりを感じられる」という目的を果たすことができました。
「相互コミュニケーション」をコンセプトに開催したキックオフ。
Slack上でのリアルタイムのやりとりや、公募コンテンツなど、オフラインで開催していたときよりも、全社のコミュニケーションをはかれた部分も多かったキックオフになったと感じています。
もちろん、実際に顔を見て話すことができない寂しさはありますが、オンラインだからこそできるコミュニケーション文化が生まれたことをうれしく思います。
働き方や環境が変化しても、大切にすることは変わりません。これからも、お互いを尊重しながら刺激を受け合い、まずはフェンリルの1人ひとりがハピネスであることを大切に。そして、デザインと技術を通して多くの人にハピネスを届けていきます!