フェンリル初のオンラインセミナー『コ論: #0』を開催しました! | フェンリル
こんにちは! SD部プランナーの松村です。今年の5月に入社したばかりなので、これが初投稿になります。先日、フェンリル初となるオンラインセミナー「コ論:コロナをきっかけに考える20年代のUX」を開...
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こんにちは! SD部プランナーの松村です。
前回に続いてオンラインセミナーの記事になりますが、7/22に開催した「コ論:#1 コロナをきっかけに考えるアプリ開発プロジェクト」の取り組みについて紹介させていただきます。
「コ論って?」という方は、第1回目の開催について書いた下記の記事を読んでみてください。
また、noteにてSD部のメンバーが「コ論のデザイン」についての記事をエントリーをしているので、ぜひこちらもご覧ください!
コロナ禍においても情報を発信し続けたいという思いからはじまったオンラインセミナー 「コ論」ですので、#0 が無事に成功に終わったあともプロジェクトの進行を止めることなく、すぐに次の開催準備をはじめました。
#1 の企画の始まりは、#0 の振り返りから。#0 を開催したその日にすぐ振り返りミーティングを行い、まだ記憶が鮮明なうちに運営メンバーが感じた課題を洗い出しました。また、参加者に回答いただいたアンケートの結果を分析し、改善項目やその優先度を検討していきました。
アプリの開発や運用を進める上で、フェンリルが大事にしているのがユーザーの声です。オンラインセミナーにおいては、参加者に回答いただいたアンケートがユーザーの声を知る手段になりました。
#0では実に80人以上の参加者がアンケートに答えてくださり、5段階評価で4以上の評価が3分の2を占めていたので、良いセミナーをお届けできたと安心しました。「想像を超える」というセミナーのコンセプトのもとこだわった体験面に対して「さすが、フェンリル」という声も多くいただけたのは嬉しかったです。
一方で、いくつか課題のご指摘もありました。一番多かったのは音質面です。
司会者の声がプツプツと切れてしまったり、トークセッションでお互いの声がハウリングしてしまったりといったトラブルは運営側でも認識していましたが、アンケートで10人以上の方からご指摘を受けたことで、オンラインセミナーにおける音質の重要さを痛感しました。
また、内容面では質問に答えるQAセッションの時間が短かったというご指摘もいくつかあり、参加者が質問コーナーを重視しているという新たな発見につながりました。
上記に書いたようなアンケートから得たフィードバック内容と、運営チームで認識していた課題を合わせて、#1に向けて取り組むべき課題を選定しました。
その後、課題に対する解決策を検討し、限られた時間の中で #1に向けては以下のような改善方針をとることに決めました。
・マイク機材から見直して音質の向上を目指す
・参加者からの質問に答えるQAセッションを長めに確保
・QAセッション中に登壇者が話しながら質問を選ぶのが難しいため、質問を整理して伝える人を新たに用意
・登壇者への残り時間の伝え方を事前に打ち合わせ(登壇者が自分で時間を確認できるようにする)
#1はトーク形式で実施しました。
登壇者は、プロジェクトマネジャーの稲本とデザイン部ディレクターの小室。普段から業務で携わることが多く、プロジェクトの円滑な進行に大きく寄与している二人です。またモデレーターとしてデザイナーの福原にも参加してもらいました。
仕事で大事にしていることや、リモート前提になってからプロジェクトの進め方がどう変化したか、今後プロジェクトを進める上で重要になってくるだろう考え方などについてトーク形式でお届けしました。
二人とも普段からの何気ないコミュニケーションを非常に重視して仕事を進めており、リモート環境になって発生したコミュニケーション課題を、どのように改善しているかという話がとても印象的でした。
今回トーク形式を採用した理由の一つとして、前回登壇したスタッフから「一人で話すのが難しかった」というフィードバックがあったことが挙げられます。
オンラインセミナーでは、登壇者が話している最中に、表情やうなずきといった相手の反応を知ることができません。そのため、相手の反応を見ながら話し方のスタイルを調整したり雑談を挟んだりといったテクニックが使えないのです。
トーク形式であれば、反応が分からず不安なまま進行するということを防げますし、実際に登壇した二人も最初からリラックスした状態で話せていました。
ちなみに。2回連続で司会を勤めた営業部の前谷は、カメラの向こうに熱意を持って語りかけるスタイルで、一人でも上手に進行していました。もしかしたら、オンライン上で一人で話すのが得意な人もいるのかもしれません。
トーク形式を採用したもう一つの理由は、登壇した二人に合うスタイルだと考えたからです。お客様とコミュニケーションをとる機会が多い二人ならではの、現場に近い情報をお届けするには、資料を示しながら改まって話すよりも、時に雑談を交えながらざっくばらんに話した方が適していると判断しました。
登壇者が一方的に話し続けるスタイルのセミナーと比べると、フランクな口調でテンポよく進むトーク形式の方が、飽きることなく視聴できるのではないかという狙いもありました。
アンケートでは、「話している内容を資料で見せて欲しかった」といったフィードバックもいただいたので、より良い視聴者体験を実現するために、これからも様々なスタイルを模索していきます。
#1の開催は、ちょうどコロナの第2波が報じられはじめたころ。セミナー開催のために出社したメンバー間で感染リスクが生まれないよう、コロナ対策をしっかり準備して開催に臨みました。
最後まで悩んだのは登壇者のマスク着用。表情が見えないのは、セミナーをお届けする上でかなりのマイナスポイントです。ただ、スタッフの健康を第一に優先するという判断のもと、マスクを着用してのセミナーになりました。
そのほかにも、登壇者どうしの距離を十分に保ったり、前回も使ったアクリル板を活用したり、出来る限りの対策を講じました。おかげさまで、登壇者も運営メンバーも体調を崩さず過ごしています。
これまでスタッフ全員がオフィスに出社してライブ感をお届けしてきたコ論ですが、次回は初めて、登壇者が離れた別々の場所から参加する “オンライン会議形式” で開催することになりました。
大阪で新型コロナの感染者数がまた増えてきているという背景もあり、これまで通りスタッフ全員がオフィスに集まることは避けたほうがいいと考えたからです。
#0、#1と回を重ねることでノウハウも溜まってきていましたが、今回の形式では初めてのチャレンジになることも多く、また1からのスタート。でも、今後はリモート環境でセミナーを開催する機会も増えてくると思うので、その知見を獲得するぞ!とポジティブな気持ちで取り組んでいます。
コ論では、シリーズを統一するコンセプトとして「想像を超える」を掲げています。
なので、オンライン会議形式になるからといって、Zoom や Teamsで通話している映像をそのまま流すようなセミナーにはするつもりはありません。
具体的にどのような体験のセミナーをお届けできるか。ここで紹介したい気持ちも山々なんですが、参加していただく方に楽しみにしていただきたいので本番まで "おあずけ" です。
ということで、最後にお知らせを。
次回、8/27(木)14:00〜15:00の日時でシリーズ3回目となるコ論を開催します。タイトルは「コロナをきっかけに考えるUXとパフォーマンス」。システムパフォーマンスとUXの関係性やクラウド化の真の目的を紹介して、パフォーマンスの今後の重要性についてお話しします。
参加いただくには申込みが必要ですので、ご興味ある方はぜひ以下より申込みをお願いします。
ご参加お待ちしております!