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フェンリルの“品質”をテーマに、社内でイベントを開催しました

こんにちは。品質管理を担当している川崎です。

共同開発プロダクトに対するQA業務をはじめ、品質基準策定や業務効率化、平準化等、「品質」に関する様々な業務に携わっています。

今回は、私が所属する品質管理部で定期的に開催している、『FenrirQA meetup』というイベントについて紹介させて頂きます。

▼FenrirQA meetup について

FenrirQA meetupとは、『Fenrirの品質』を部門の壁を超えてみんなで作り上げていく為に、品質をテーマとして部門間交流を促進する為のイベントです。

今回のFenrirQA meetupでは「○○のために創意工夫した案件」をテーマに、ピックアップした3件の案件に関する報告をメインとして、「19年度に行った新たな取り組み」などを含めて計8件のプレゼンを行いました。

当日の発表内容

・18年及び19年におけるQA業務実績比較とまとめ
・テスト開始時の品質を確保する為の取り組みの紹介

テスト環境に最新のソースがデプロイされる際、本格的にテストを開始する前に事前確認環境上で基本動作確認を行い、基本動作部分の不具合によりテストが止まることを防止しました。また、この確認の自動化にも取り組み、デプロイのタイミングで自動的に確認が行われる環境の構築に成功しました


2019年度でQA業務を工夫した案件3選

案件①:テスト計画・明細書をうまく活用した事例

テスト計画・明細書を運用することで、テストに関する認識齟齬の発生を抑制し、テスト設計工程の効率を上げることにも成功しました。

案件②:開発との連携を強化することでQA業務を効率化した事例

テスト計画の段階から開発との連携を丁寧に取ることで、テストスコープに関する顧客合意の取り付けがスムーズに進みました。また、テスト計画段階から開発と共にテスト用のツール準備なども進めており、テスト実施を効率化する為の対策を実現することができました。

案件③:テスト停止中の時間を有効活用してテスト実施を効率化した事例

テスト開始後の仕様変更によりテストが停止しましたが、停止期間中に仕様変更内容に対するQAレビューを行ったことで、テスト再開後に仕様理解不足や仕様不備によるロスが発生しませんでした。


共同開発案件以外における活動の報告や紹介

①年末のホリデーカード

フェンリルでは毎年の年末に、お世話になったお客さまへお送りするカードを制作していますが、2019年はWebARコンテンツであった為、品質管理部でテストを行いました。
Fenrir Holidays Card 2019|ARが飛び出すツリーカード
毎年フェンリルからお贈りしているホリデーシーズンのカード今年は、組み立てたツリーのマーカーを読み取ると賑やかに動き出すサンタやトナカイのARコンテンツが楽しめます ARコンテンツを体験いただくにはホリデーカードのツリーが必要です対応ブラウザを使用してお楽しみください Safari ( iOS 12.2 以降)Chrome ( Android 8.0/8.1 Oreo 以降) これまでのカードはフェンリルデザインの特設サイトよりご覧いただけます
https://xmas2019.fenrir.design/sns/


②東京支社懇親イベント(BISTRO Fenrir TOKYO)の企画、運営

キッチンスタジオを借りて、参加者も調理に参加する、東京支社の社内イベントを、品質管理部で企画/運営しました。
フェンリル東京支社懇親会、一夜限りの 「BISTRO Fenrir Tokyo」を開催。 | フェンリル
こんにちは!品質管理部のゆげです。 東京支社では期ごとに懇親会を開催しています。 昨年の様子はこちら! 今回の懇親会はこれまでとガラッと趣向を変え、わたしの所属する品質管理部のメンバーが主体となり、会を企画・運営、開催しました! 今回の懇親会のコンセプトは、その名も "BISTRO Fenrir Tokyo"。 泉岳寺駅からほどないところにあるSTOCK Share Office & ...
https://www.wantedly.com/companies/fenrir/post_articles/193047


③中国支社とのQA業務連携

2019年より、大連と成都の中国支社(飛狼公社)とQA業務に関する連携を強化しています。


他部門とも協力しながらフェンリルの品質を守っていきます!

今回のmeetupでは、発表の対象とする案件や取り組みの選定に特に苦労しました。業務効率や精度の向上に取り組んだ事例が多く、危うく4、5時間のイベントになってしまうところでした。

発表内容の中で特に印象に残っているのは、「テスト開始時の品質を確保する為の取り組みの紹介」です。巷の品質関連イベントではほとんど必ず登場する「テスト自動化」のテーマについて、ようやく、フェンリル品質管理部独自の成果として発表することができました。

また、リモート参加者の為にスプレッドシートを活用するなど工夫し、多くの人にリモート参加してもらうことができたのも良かった点だと思います。

FenrirQA meetupは今回で8回目の開催になりましたが、開催ごとに発表内容やイベント運用面の改善に取り組んで来ており、今後も続けていきたいと考えています。

また、FenrirQA meetupのイベント中以外のタイミングにおいても、品質をテーマにデザイナーや開発と熱い議論ができるよう、あらゆる業務に創意工夫を凝らしていきたいと思います。

また機会があれば、品質管理部の取り組みをご紹介したいと思います!

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