こんにちは。名古屋支社でiOS/Androidアプリ開発エンジニアをしている藤原です。
今回は11月1日〜11月3日に開催されたOthloHack 2019の参加レポートです。
イベントの概要
OthloTechとは?
OthloTechは、東海圏のエンジニア、デザイナーを中心とするクリエイティブな学生が集まるコミュニティです。
OthloHackは、OthloTechが主催する学生限定のハッカソンで、今年で4回目の開催となります。
53名の学生が参加され、全11のチームがそれぞれのアイデアと技術を競い合いました。
定員40名だったところ増枠したそうです。このハッカソンの人気ぶりが分かります。
フェンリルもOthloHack 2019のスポンサーとして参加させていただきました。
イベントの様子はTwitterのハッシュタグ #OthloHack2019 で、その盛り上がりを感じることができます。
私もフェンリルのツイートに写っています。
今回のハッカソンのテーマは「〇〇を身近にする!」。
1日目は開会式ののち、チームビルディングとアイデア出し、2日目は引き続きアイデアをブラッシュアップして昼にはゴール宣言、そしてハック開始。
3日目には中間/最終発表、表彰式が行われました。
私は2日目のみiOSアプリ開発のメンターとして参加し、企画や技術面でのサポートを担当しました。
チームの効果性の視点で観察
私はメンターとして各チームをサポートをしながら、それぞれのチームがどのようなプロセスでゴールを目指すのか「チームの効果性」に注目して観察していました。
スタンドプレーから生じるチームワーク
私が各チームを回ったときにはすでに企画が固まっていて、ゴール宣言の時刻を待たずにゴリゴリと開発を進めているチームがありました。
皆それぞれ腕に自信がある様子で、最小限のコミュニケーションを取りながら、黙々と自分のタスクに当たっているようでした。
誰か一人がまとめ役を担っているわけでもないようにも見えて、自律したチームとはこんな感じなのかなと思いました。
そんな彼らを見て 攻殻機動隊の公安9課 を思い出しました。
(攻殻機動隊はチームワークを学ぶ資料としてオススメのアニメです。)
公安9課課長の荒巻のセリフより抜粋です。(大好きな名言の一つ。)
我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。
こんなチームは実際には滅多に見られないのですが、 実在したら最強なのではと思います。
心理的安全性が高いチーム
あるチームに快活さが印象的な学生がいました。
彼の言葉の端々に「〇〇したい」「もっと〇〇するには」と前向きなところがあって、周りのメンバーを巻き込んで自然とポジティブな議論が交わされていました。
チームのメンバーが困ったときには自由に発言して、それに反応した他メンバーがごく自然にバックアップに当たっていました。
Google re:Workでチームの効果性に影響する最も重要な因子は「心理的安全性」だと言っていますが、「心理的安全性」が高いとはまさにこのチームのような状態を指すのだろうと感じました。
後日談
私は残念ながら2日目のみの参加だったのですが、2日目に順調に思えていたチームが3日目には様子がガラリと変わって少しピリッとした雰囲気になっていたり、反対に2日目は先行きが「怪しいかも。。」と感じたチームが3日目に猛進を見せて入賞していたりしたそうです。
チームワークというものは単純なものではなく、奥が深いものであると改めて認識しました。
最後に
この度のハッカソンへのメンターとしての参加を通して、学生のみなさんの生きたチームワークを身近に感じることができて、個人的に学びの多いイベントとなりました。
参加された学生の皆さま、OthloHack運営の皆さま、ありがとうございました🙇♂️
ハッカソンのクロージングで人事部 吉田からフェンリルの企業紹介と、フェンリルが主催するモバイルアプリ開発勉強会『Mobile Act NAGOYA』の紹介をさせていただきました。
次回開催は12月13日の予定です。OthloHack 2019に参加されていた学生の方からも参加の申し込みをいただいていているので、Mobile Act NAGOYAでまたお会いできることを楽しみにしています。
次回はすでにキャンセル待ちの状態となっていますが、また年明けに開催を企画していますので、今回ご参加いただけない方もぜひチェックしてみてください。
Mobile Actのレポートも定期的にお届けする予定ですので、また読んでいただけると嬉しいです。
【関連記事】