2018サマーインターンシップを開催しました! | フェンリル
こんにちは!フェンリルで採用チームのマネージャーをやっている吉田です。おかげさまで今年の夏もインターンシップを開催する事ができました!大阪・東京で開催したアプリエンジニアコース、そして島根で開催...
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こんにちは!
フェンリルで採用を担当しております、吉田です。
12月に告知しました2019ウインターインターンシップ、おかげさまで無事終了いたしました!
今回は募集期間をいつもより長めに設けたこともあり、前回開催を大幅に上回るご応募をいただきました。ご応募、ご参加いただいた皆さまには改めてお礼申し上げます!
そして、残念ながら今回ご参加いただけなかった方にはぜひ次開催にまたご応募いただけると幸いです・・・!
今回のインターンシップでは各拠点・コースで計14名の方にご参加いただきました。
・大阪 エンジニアコース(スマホアプリ):6名
エンジニアコース(ウェブアプリ):2名
・京都 エンジニアコース(ウェブアプリ):4名
・名古屋 エンジニアコース(スマホアプリ):1名
・東京 企画営業コース:1名
3日間の各コースは大まかにこのような内容で進めました。
#詳しいコース内容は夏のインターンシップ開催報告ご覧ください。
今回のインターン開催の大きなテーマは、フェンリルの”デザインと技術”に触れていただき、その体験を通して得られたインプットを就職活動にも活かしていただきたい、というものでした。
このフィードでは、『フェンリルインターンシップで得られるもの』にフォーカスを当ててご紹介したいと思います!
エンジニアコースでは、参加者自作のアプリやサイトにフェンリルのスタッフがプロとして実務目線でフィードバックをし、そこから更にご自身の手でブラッシュアップをしていただきました。
プログラミングの勉強をはじめたばかりの方や、自作アプリをストア申請して公開までしている方までいらっしゃいましたが、参加者の皆さんそれぞれの課題に合わせてフィードバックをお伝えしました。
実際のフィードバックをいくつかピックアップしてご紹介します。
<iOSアプリで参加された方へのFB>
●メソッドや変数など命名規則が Swift / iOS の流儀に沿っていない
○iOS ではゲッターメソッドに getXXX のように get 接頭辞をつけない
○命名規則を適切にすることでコードリーディングがしやすくなり副次的に実装速度の向上、バグの混入の軽減などが得られる
●Constants.swift に定義されている項目はスコープを持たせる方がよい
○グローバルに定義されているわりに命名が汎用的になりすぎていて、実際の使用箇所で意図が読み取れない可能性がある
○別の型の中で定義することでスコープを限定させるなどを行い明確な意味、意図を持たせる方が良い
<Androidアプリで参加された方へのFB>
●マテリアルデザインが適切に施されているか
○CalendarFragmentのtoolbarの表示月のTextViewは左寄せにするほうが自然
○カレンダーの表示月の移動が左右のスワイプなので、MemoFragmentが右からスライドインしてくるのは少々違和感がある
○レイアウトのマージンやサイズは特別な理由がない限り、4の倍数にすることが望ましい。解像度の低い端末などで表示がボケる可能性がある
●もっと広いOSバージョンに対応させる
○現在はminSdkVersionが26 (Android 8.0)のため、半数以上のAndroid端末では動作しない
○Android 5.0以上を対応にすることで90%程度の端末に対応可能になる
<ウェブアプリで参加された方へのFB>
●$totalに文字列や数値を入れずに別々の変数にするほうが保守性があがる
●script要素はHTMLのページの最後に書いたほうがHTMLやJSごとに分けて見れるので可読性は高まる
●JavaScriptの比較は、`==`よりも`===`厳密透過演算子を使ったほう思わぬバグを誘発しない
●scriptはhtmlに直で書かずにjsファイルに分けてみる。larval.mix使えばビルドも簡単。
○その場合ボタンタグのonClickで関数を呼んでるのは、js側から呼ぶように書き換える必要がある
○ページが違うだけで同じ内容に見えるメソッドがあるが、jsファイルに分ければメソッドは一つでよくなる
企画営業コースでは、架空のクライアントへプレゼンする提案資料として、実際にフェンリルの営業が使っている提案書の骨子を組み入れたテンプレートを用意し、一つの”スマートフォンアプリ企画提案書”としてお持ち帰りいただけるようにしました。
プレゼン実施後のフィードバックの他、1日目最後にはデザイン部企画課スタッフによる「企画とヒアリング」というテーマでセミナーを行い、企画提案のスキルを身につけていただきました。
3日目には前回開催同様にデザインワークショップを行いました。
前回よりも実施時間を増やし、UXを高めるためにフェンリルのデザイナーが行っている手法や考え方を体験いただきました。参加者みなさんが、自分の考えたアプリのサービスコンセプトや画面イメージを作ってくれたので、デザイン部マネージャーの松浦からは現場の目線で一人ひとりのアウトプットに対し、しっかりとフィードバックさせていただきました。
デザインワークショップの他にも、もっとフェンリルのデザインに触れてもらいたいという採用チームの思いから、自社プロダクトのデザインチーム:フェンリルデザインに協力してもらい、インターンオリジナルデザインの参加者ネームプレートを制作しました!
また、開催時期がちょうどバレンタインと重なったこともあり、チョコレートのノベルティもお渡しさせていただきました。
ネームプレートの裏には2日目、こっそりと各インターン担当者から手書きのメッセージを書いて貰い、3日目終了時に皆さまにプレゼントさせていただきました!
(メッセージ書いたネープレートを撮っておかなかった自分を責めたい・・・)
長いようであっという間の3日間を体験された参加者の皆さんは私たちが想定していた以上のインプットを持ち帰っていただけたようで、大変嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
実際の仕事としてのアプリ開発の現場において役に立つ知識(ソースコードの保守運用等)
をたくさん学ぶことができました。
プログラミングを学び始めたばかりなので、GitHubへのコミットメッセージのわかりやすさや、コードの読みやすさに関してはまだ自分は関係ない段階だと思っていましたが、今のから他人にわかりやすい様に気をつけることが大事だと学びました。
アプリ開発をする際、これまでは機能の実装は出来ても、デザインについては、自分には知識や才能が無いからやっても…という考えがあったので深く考えることはあまりありませんでした。ですが今回、少しの色の配色を考えるだけであったり配置を考えるだけでガラッとアプリの雰囲気が変わることがよくわかりこれからはきちんとUIについて考えていこうと思いました。
インターンシップは「業界の仕事内容を知るため」という印象しかありませんでしたが、「自分との会社のマッチングの練習の場」という考え方が生まれました。
今までの大学での学びや、バイトの経験がしっかり活かせたことが嬉しかったです。
プロからの実践的なアドバイスによって、自分の開発者としてのスキルを大きく高める機会になると思うので、ぜひ参加してください。
実際にプロのエンジニアからアドバイスを貰えることはとても参考になるので、作りたいものがあったら今の自分の技術力などは気にせずに是非参加してみることをおすすめします!
かなり丁寧にわかりやすく説明していただけ、アプリが目に見えて良くなったので本当に良かったです。社員さんも優しい方が多くとてもいい雰囲気の会社だと感じたので気軽にインターンに参加できると思います。
フェンリルのインターンシップでは今までの自分の経験や学びが存分に活かせます。社員の方も優しく、自分の働き方はどんなものが合っているのか?どんな環境が自分には向いているのか?そう悩んでいる学生さんにお勧め。社員の貴重な経験談も勉強になります。
次回インターンシップ開催は今年8月〜9月頃を予定しています。
開催概要決まりましたらまたこちらのフィードやコーポレートサイトで告知させていただきますので、チェックしていただければと思います!
また、フェンリルでは'20新卒採用を行っております。
まずは会社説明会にぜひお越しいただきたくよろしくお願いします!