こんにちは!フィードフォース広報兼火星の学校副校長の金井です。 先日、第7回目の火星の学校「実践企業に学ぶ!注目のコミュニティマーケティングの基本」を開催したのでその様子をご紹介します。 今回のテーマは、昨今、B2B企業においても実践企業が増えてきている 「コミュニティマーケティング」 についてです。皆さんが知るところでは、コミュニティマーケティングの第一人者でもある元AWS小島さんが立ち上げたJAWS-UGや、サイボウズさんが運営しているkintone Cafe等があるのではないでしょうか。
今回は、「Backlog」や「Cacoo」「Typetalk」などチームの生産性を高めるコラボレーションツールを提供する株式会社ヌーラボより、広報・SNSマーケター・コミュニティマネージャーを務める”Meggy”こと五十川さんを講師に迎え、「コミュニティマーケティングの基礎」について勉強しました。 実践者だからこそ語れるリアルな話に参加者一同引き込まれた勉強会のほんの一部をご紹介しますので、ぜひご一読ください!
コミュニティマーケティングに”ハマる”パターンとは!? ヌーラボが提供するBacklogは2005年にサービス提供を開始、国内で5万社、72万人ものユーザーを抱える国内最大級のプロジェクト管理ツールです。プロダクトローンチ11年目を迎えた2017年5月よりコミュニティマーケティング「#JBUG(Japan Backlog User Group)」を本格的に開始し、現在までに5回のイベントを開催しています。
五十川さん曰く、ヌーラボ的コミュニティマーケティングとは、 「コミュニティ活動による、ユーザーに選んでもらう動機作り」 のことを指すそうです。そして、社内に営業メンバーを置かずユーザーの口コミで売上を伸ばしてきたことや、元々ヌーラボやBacklogのファンが多くSNS上でBacklogに関連した投稿が150件以上起きたことなどをきっかけに、本格的にコミュニティ活動を始められました。
そんな五十川さんが考えるコミュニティマーケティングがうまくいくパターンとは、「参加者にとって勉強になる様な学びの要素がある」「参加することや発信することに伴ったインセンティブの発生、ビジネスパートナーに出会えるなどのビジネスメリットがある」「コミュニティ活動に所属している自分そのものに価値がある」「コミュニティに参加しているヒトが良い感じである」の4つがあるそうです。
しかしそれぞれに、自社サービスを紹介しやすい一方で長期的なグリップを握ることが難しいや、仲間意識は作れるけれどともすると内輪ネタになってしまうというったメリット・デメリットが考えられるので、自社サービスに合うようにそれぞれの掛け合わせを探すことが大切だとお話しいただきました。 実際に現在の#JBUGでも、4つのポイントをバランスよく抑えられている訳ではないそうで、これからの長期的な活動を通じて#JBUGの理想的なバランスに整えていくそうです。
その一環として、#JBUGに参加しファーストピンとして活躍している方へスポットライトをあてロールモデル化していく構想があると今後の意気込みを語ってくださいました!
今回のスライドは下記よりご覧いただけますので、気になる方はどうぞ!
ということで今回は、コミュニティマーケティングを実践するヌーラボ五十川先生よりコミュニティマーケティングの基本のきについて自社事例とともにお話しいただきました。 参加者様の中にはマーケティングの一環としての取組みを模索しているという方から、まさにこれからコミュニティマーケティングを始めるという方まで参加いただき、今後のご参考としていただけたのではないでしょうか。 最後になりましたが、「火星の学校」のご紹介です。
「火星の学校」とは、BtoBのSaaS・IT関連ビジネスにおいてサバイバルするために必要な知識やスキルをみんなで身につけることを目的とした勉強会、交流会です。
職種に囚われず、経営、セールス、マーケティング、エンジニア、デザイナー、人事など幅広い職域において学ぶ場を提供します。
火星の学校の詳細については、是非下記を確認ください!
次回の火星の学校は・・・!! 「 カスタマーサクセス 」をテーマに実践的な取組みをご紹介する予定です!お楽しみに! 詳細は下記よりご案内致します。
▼Peatix
http://feedforce.peatix.com/
▼connpass
https://feedforce.connpass.com/
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