私たちは、施設栽培や水田の環境モニタリングシステムfarmo(ファーモ)を提供している、アグリテックメーカーです。
だからといって、ただ単に製品を提供しているわけではないんです。
(株)farmoでは、令和2年11月に(株)ぶらんこから社名を変更しました。
創業は2005年で、当時の社名はぶらんこでした。名前の由来は—blog and communication—からとってこの名前を付けたこともあり、ブログ配信のサービスやアプリ開発を行っていました。
農業分野に取組み始めたのは、今から約7年前。
その時のエピソードを少しお話します。
市役所から農家さんを紹介されたのがキッカケになりました。
栃木県大谷町で夏イチゴを栽培する農家さんでした。
夏の暑い環境でイチゴを栽培するって難しいんですけど、その農家さんは大谷町の地下水を活用してイチゴを作っていました。
そこで農家さんに言われたのは、「地下の水温が測りたい」だったんです。
そんなことを言われても、メーターがついているような機械的なモノは作ったことなかったんです。
でも、その頃は社員2名で食べていくのもやっと。
販売してもらえる10万円に飛びつきました(笑)
とはいえ、悩みました。
そこで思いついたのがハウスからとったデータを、スマートフォンで見せることでした。
怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしながらも出た、翌日かかってきた農家さんからの電話。
「なんか、家にいてもハウスが分かるんだけどなんで!」
私たちにとっては、スマホで見てるんだから当たり前じゃないか。
そう思った事だったんですけど、その当時は「スマート農業」って世の中で全く知られていなかった時代。
農家さんにとっては、ハウスに行かないとその環境がどうなっているのかなんて分からなかったんです。
最初は10万円のためだったかもしれないけど、提供したことがきっかけで、今のハウスファーモが誕生しました。
このように、私たちが提供しているのはモノだけでなく、モノを通して得られる価値(喜びや感動など)を提供しています。
「―困っている誰かのために。」
ファーモの製品は全て誕生しています。
困りごとを解決していくと、農業から派生して地域のさまざまな課題をお聞きする機会が増え、今では果樹の霜対策や町を流れる川が大雨で氾濫するのを対策したり、自分の今いる場所の気象データを見られたりできる製品など、世の中を便利にしていく製品が続々と生まれています。
ファーモについて:https://farmo.info/
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