【社員インタビューvol.2】主力プロダクトのPLを務めながら採用にも挑戦!幅広いフィールドで活躍するエンジニアが語る挑戦のストーリー。 | F&Mnet社員インタビュー
こんにちは!エフアンドエムネット広報の細川です。 ...
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エフアンドエムネットのバリューは、2021年の3月に新しく制定されました。
今回は、バリューが誕生した背景や、一つひとつの言葉に込められた想いを、中心となってバリュー制作に関わったお二人に伺います!
エフアンドエムネット株式会社
オフィスステーションDiv. リーダー
熊田 真也
会計システムDiv. エンジニア
村田 城
ー今回バリューを刷新された背景を教えてください。
村田:弊社には、社員の行動指針が書かれた『クレド』がありました。しかし、このクレドが制作された約10年前と今とでは会社の状況も大きく変わりました。そこで「今いる社員がどのような基準を大切にし、どうありたいか」を、会社のミッションやビジョンと照らし合わせながら、新しいバリューを制作することになりました。
ー何名ぐらいの方がバリュー制作に関わっていたのですか?
熊田:制作に関わるという意味では、社員全員になりますね。全社員からどんなバリューが良いか意見を出してもらったあと、実行委員会のメンバーを募り、少人数でみんなの意見をさらに洗練させていったという流れです。そのチームに私と村田が参加しました。
村田:社員からアイデアを出してもらうために、バリュー制作のイベントを開催したんです。1日では収まらず、1ヶ月ほどの期間を経て2回に分けて実施しましたね。
熊田:はじめに会社のミッション・ビジョンを社長から説明してもらい、それを達成するためにはどういう価値観を持ったらいいか、という視点でチームに分かれて意見を出していきました。そして後日、各チームが考えたバリューを発表してもらいました。
ー実行委員会の皆さんがバリューを制作する際に大切にされた考えはありますか?
熊田:以前のクレドはコンプライアンスのような内容が含まれていたのですが、今回はあくまで「こういう人間になっていこう」「こういう価値観を持とう」という視点に絞って考えました。社員一人ひとりが、バリューをもとに行動したいと思えるような内容を盛り込んでいます。
ーそれぞれのバリューに込められた想いを教えてください。
常に期待を超えるのがプロフェッショナル。
本質を捉えたうえで、妥協せず考え抜き、最速で驚きを感動を届けよう。
村田:皆さんのアイデアで「プロフェッショナルでありたい」という意見が多くありました。そこで、プロフェッショナルとは何か?を実行委員会で深堀りしていきました。
会社としてのミッションを達成するために、一人一人がどういった仕事をすればいいのか。お客様に提供する成果物に限らず、一緒に働く仲間や周りの人に対しても「期待されたもの以上の価値を提供できる人」がプロフェッショナルであるとみんなで定義し、このバリューを作りました。
例えば開発で、単に欲しいと言われた機能を実装するのではなく、相手の実現したいことを正確に聞き取り、最適な提案をできることが「本質を捉えた上で、さらに期待を超える価値を提供できること」なのかなと思っています。
熊田:割とこだわったのがタイトルで、ここをだいぶ村田が頑張ってくれましたね。センスがすごく良くて、みんなの耳に残りそうなタイトルを意識してつけてくれました。「これでいいや」とはならず、全員が妥協せずにバリューを考え抜いた姿勢も、まさにプロフェッショナルでしたよね。
成長は挑戦の先にある。
変化を受け入れ、挑戦することを楽しみ、成長のチャンスを掴み取ろう。
村田:会社の雰囲気として様々なことに挑戦するのが好きな人が多く、社員全体の案出しの中でもチャレンジ系の言葉が多く出てきていたので、盛り込むことになりました。
弊社は何かに挑戦したとき、たとえ失敗したとしても、マイナスに捉えられることはなく、むしろ挑戦した姿勢自体を評価されるような環境です。だからこそ、自分にはまだ難しいかもと思うことでも思い切って、チャレンジすることができました!
熊田:村田は入社2年目から手を挙げて、上流工程にも携わっていました。
私もそれまでは弊社で実績がなかった新卒採用をやりたい!と社長に言って、エンジニア業務以外に新卒採用の立ち上げにも挑戦させてもらいました。
村田:そういった挑戦があったからこそ、すごく成長できたなと思いますね。
IT業界という変化の大きい業界にいる中で、自分はどうしたいのかを柔軟に考え、良いことは受け入れ積極的に取り組むことで高みを目指すようなバリューですね。
熊田:エフアンドエムネットでは自分たちの通常業務とは別に、会社全体の課題解決プロジェクトがあり、社員全員がいずれかのプロジェクトに所属しています。開発標準や新技術に対して取り組むプロジェクトもあれば、楽しく働くためにはどのようなことができるか?を考えるプロジェクトもあります。各プロジェクトのリーダーも立候補で決めるので、入社1年目の新卒社員がまとめているプロジェクトもあるんです。こうした活動も、弊社の挑戦を楽しむ環境を表しているかもしれません。
役割や個性は人それぞれ。
全体の目的のために自分ができることを考えて、周りを尊重し、積極的に力になろう。
村田:もともと「輪の中心に入る」ということは、バリューが作られる以前から社内でずっと言い続けていました。チームで仕事をしている中でそれぞれ役割を持っていると思うのですが、どんな役割の人でも全体の目的に対してその人なりにできることがあります。目の前の人が困っていたら、他人事とするのではなく、自分事と考えて、自分にできることを自発的にやっていきたいと思っていました。
例えばプログラマーやデザイナーが、お互いをプロフェッショナルとして尊重し、その中で周りに自分ができること考えて、提供できることをするというのが「Give&Join」の想いですね。
熊田:チーム内に限らず、チーム外においても助け合いは大事にしていますよね。私と村田は違う部署にいるんですけど、私の部署が困った場合は村田の部署から応援が来てくれたりして助けてくれます。イヤイヤ来るのではなくて「助けますよ!」というスタンスで来てくれるので、すごく良い環境だなと思います。
目的の達成には自己研鑽が不可欠。
自分の成長のために必要なことを考えて実践し、自分を常にアップデートし続けよう。
村田:これが今までのまとめになりますね。今までの3つは、どれも自分がどんどん成長していろんな技術や知識を取り入れて習得した上で、よりいいものを提供できたり成果を生み出すことができます。結局、自己研鑽がすごく重要になってくるんです。
これでいいや、と終わりにするのではなく、自身の目標に対して自分なりになにができるのか?今必要なことはなんだろう?ということを考えた上で、常に自分をアップデートし続けていきましょう、という意味のバリューです。
熊田:当初バリューは3つで案を作っていたのですが、最初の3つをやるためには自身のスキルアップがどうしても必要なので、根幹にある「自己研鑽」を入れておこうと、この4つ目を入れました。
ーバリュー制作の中で、特にお二人が印象に残っていることはありますか?
熊田:言葉選び…
村田:ですね!
熊田:タイトルもそうですが、本文も社員みんなが同じように理解してもらわないといけません。認識相違を受けそうな言葉はできるだけ省くとか、複数のバリューに統一感を出した言い回しにするのはすごく意識しましたね。言葉尻だけでかなり時間使ったよね。
村田:ものすごく使いました。単語一つとってもこっちの言葉はこういう印象とか、こっちの言葉は逆にこんな印象…みたいな。言葉のちょっとした違いによって受ける印象が本当にバラバラだったので、バリューとして年齢層とかバックボーンが全部違う人たちでも同じ認識が持てることはすごく重要だと感じましたね。
ー完成後、社員の皆さんの反応はいかがでしたか?
熊田:実はバリューの紹介は面白くしようと、動画を作って発表をしました。いつも朝礼の最後にクレドの唱和の時間があるんですが、その最中に動画を仕込んで、クレドを乗っ取るような動画を。クレドを司会者が読み始める途中で、画面がザザザザザってなって…(笑)
村田:オンラインでしたが、コメントも飛び交っていて結構盛り上がっていましたよね。
ーバリューを浸透させるために取り組まれていることはありますか?
熊田:まずは、皆さんがいつでも制作したバリューを見れるよう、社内のデザイナーと協力してカードを作りました。完成後は社員証にいれて、全員持ち歩いています。
またバリューを制作した実行委員会とは別に、先ほどお話しした課題解決プロジェクトとして『バリュー浸透&実現チーム』が発足していて、制作後の主な活動はそのチームに委ねています。
現在は、各々がバリューに則ってどういう行動ができたかを書いてもらうような週次アンケートや、半期に1回バリューのMVPを表彰する『バリューアワード』というイベントを実施しています。今後は、普段行っている評価にバリューの観点を組み込むような活動も予定しています。
▲バリューアワードでは動画を制作し、MVPの表彰をおこないました!▲
ーバリューが浸透することで、会社全体がどうなって欲しいですか?
熊田:バリューに書かれているような人間になりたい、と全員が思ってくれるようになると嬉しいですよね。あと、私は新卒採用も担当しているので、そこに共感してくれる人と一緒に働きたいと思っています。
村田:僕も、バリューに共感して行動している人たちと一緒に働くのは楽しいので、そういう人が増えるのはシンプルに嬉しいですね。新しい技術についての情報など面白いと思うものを共有してくれる人も最近増えていて、それぞれができることを実行してくれている感じがします。自分自身も刺激をもらえますし、高め合える仲間と楽しく仕事ができる環境があることで、さらにいい会社になっていくんだろうなと思っています。
ーお二人とも、ありがとうございました!
▼社員インタビューはこちら!▼
▼熊田がリーダーを担当している『オフィスステーション』の開発インタビューはこちら!▼
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