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#3 社員と目標を共有するには?目標を与えるのでなく、引き出す為に管理者が行うべきこと。

#3 社員と目標を共有するには?
目標を与えるのでなく、引き出す為に管理者が行うべきこと。

一般的に売り上げなどの数字目標を掲げる組織は多いかと思います。
しかし一方的に会社が決めた数字目標に対して社員と会社が一体感を持って
数字目標を共有することは、長期的にはかなり難しいと考えます。

目標とした数字が達成されている時は、組織全体が達成感と高揚感に浸れるものです。
しかし、数字目標を達成できなかった際、管理者は社員に対してどのような対応をするでしょうか?

管理者は目標数字を達成できるようにアドバイスや叱咤激励をするかと思います。ただ目標を数字にすると、あくまでも数字が達成できたか、できなかったかの議論や評価になってしまいがちです。

私は社員の目標は会社が決めるものではないと考えています。
目標とはその社員自身が会社や所属する組織の状態を感じ取り、主体的に自身に足りない部分を補ったり、伸ばしたい部分をさらに伸ばす為に行う、自分自身の行動指針だと考えます。
私たち管理者はその行動指針を後押しをするべきですが、決めることはできないのです。


目標を与えるのでなく、引き出す為に管理者が行うべきこと。

・主体性を持って自身が目標を設定したくなる組織づくり、関係性づくり
・社員が会社や所属する組織の状態を感じ取れるよう情報を提供し続ける
・社員が自分自身で決めた目標に対しては先ずは応援する
・目標を達成することが、会社での評価につながるという動機付や後押しをする

売上げなどの数字管理は組織運営において必要不可欠です。
数字目標を掲げることを否定しているのではなく、数字が目的にならないように気をつけようといった話でした。

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