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【ユーグレナプロジェクト】日本初のバイオジェット燃料製造プラントを建設せよ。
世界最大手石油会社・シェブロングループとの技術提携に向けて2014年夏、経営戦略担当取締役の永田はアメリカ・カリフォルニア州にいた。永田の向かいで話している相手は、世界最大手石油会社・シェブロンの合弁会社のキーパーソンだ。このとき永田は、日本でバイオ燃料事業を進めるにあたり大きな課題にぶつかっていた。それを解決するためにアメリカに飛んだのだ。ユーグレナ社は、2012年の東証マザーズ上場時より、宣言し続けていることがある。「2020年までにミドリムシなどの微細藻類から作った燃料で飛行機を飛ばす」ことだ。水素や電気などの代替エネルギーの活用が難しい飛行機や大型自動車(バスやトラック)において...
【ユーグレナプロジェクト】煙突から排出されるCO2でミドリムシを培養せよ。
ユーグレナの可能性を実証する2008年の新卒として入社した嵐田は、入社間もなくしていまだかつて行われたことがない研究、“火力発電所の排ガスで微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を培養すること”に挑もうとしていた。ある日、社外でユーグレナの可能性についてプレゼンテーションしていた研究開発担当の取締役・鈴木と嵐田は、参加者より投げかけられた質問に対する答えに窮した。「実際に火力発電所の排ガスでユーグレナを培養することができますか?」ユーグレナ研究の第一人者である中野長久教授の論文によると、ユーグレナは優れた光合成能力を持ち、15~20%の高濃度のCO2でも吸収することができる(中野教授ら,...
【ユーグレナプロジェクト】バングラデシュの全ての小学校に給食を。 ーユーグレナGENKIプログラム開始ー
バングラデシュの栄養失調問題解決という原点2012年12月の東証マザーズ上場に向けた準備が佳境に差し掛かっていたとある日、永田は、チームメンバーの一言に虚を突かれた。「ユーグレナ社はいつになったらバングラデシュの子供たちにユーグレナを配るんですか」永田は2008年に取締役に就任した以降、事業パートナー構築、組織整備、事業戦略立案などに取り組み、東証マザーズ上場の実現に向けて全速力で走っていた。もちろん、創業のきっかけがバングラデシュの子供たちの栄養失調問題を解決したいという出雲の想いにあることは知っていたし、その想いに強く共感していた。しかし上場準備に忙殺される日々の中、それはまだ長期的...
【ユーグレナプロジェクト】ミドリムシを300億円市場に育て上げよ。ーミドリムシ食品を人々の手に届けるー
健康食品としてのミドリムシマーケティング担当取締役の福本は、次の一手を思案していた。微細藻類であるクロレラの営業を手掛けていた福本は、ミドリムシの健康食品としてのポテンシャルに魅了され、ユーグレナ社の創業に加わった。当時、誰も食べたこともなく、食品として売るのにお世辞にも響きがよいとは言えないミドリムシは、本当に売れるかどうかも分からない新規素材だった。にも関わらず福本は「ミドリムシで300億円市場を創る」という目標を設定した。そして、必ず達成できるという確信があった。様々な健康食品企業を研究し尽くしていた福本は、300億円市場を創るには通販事業への参入が不可欠だと考えていた。しかし、創...
【ユーグレナプロジェクト】誰もなし得ていない、ミドリムシの屋外大量培養技術を確立せよ。
技術を確立せずに起業一ヶ月で、わずか耳かき一杯分。ユーグレナ社を創業した出雲は悩んでいた。2005年の夏時点で、ミドリムシを培養できる量はこれが限界だった。食物連鎖の最下層に位置するミドリムシは、その栄養価の高さゆえに、バクテリアやプランクトン、昆虫などにとってもごちそうとなる。どんなにクリーンな環境で培養しても、外部から他の微生物がわずかでも侵入すれば、たちまち食い尽くされてしまう。これまで、世界中のどんな研究者もこの壁を乗り越えることはできていない。「どうしたらミドリムシだけを大量に増やすことができるだろうか」耳かき一杯分に一ヶ月かかっていては、事業化はとうてい不可能である。しかし、...
【ユーグレナプロジェクト】バングラデシュの子どもたちを救う素材を探せ。~ミドリムシとの運命の出会い~
初めての海外で目の当たりにした現実1998年の夏、出雲は、バングラデシュにいた。初めての海外、そして、これから始まるグラミン銀行でのインターンシップへ期待に胸を膨らませていた。「貧困や飢餓で困っている人々を助けたい」というのが、18歳の出雲が抱いていた思いだった。「貧しいということは食料が足りないはずだ」―こう考えた出雲は、たくさんのクッキーバーをカバンに詰めてバングラデシュで配るために持ってきていた。ところが、いざ、バングラデシュで数日間過ごしてみると、想像していたのと違うことに気づく。「みんな、お米をたっぷり食べている。カレーもある。お腹を空かせている人がいない・・・」よくよく観察し...
~【ユーグレナメンバー紹介vol.9】環境問題に取り組みたい!IT企業サイバーエージェントから熱い想いで中途入社した人事部の金田をご紹介~
原点は「風の谷のナウシカ」。ビジネスを通じて環境問題に取り組みたいと入社もともと子どもの頃から「風の谷のナウシカ」が好きで、そこから地球環境に興味を持っていました。大学では経済学、大学院では政策学を通して地球温暖化の防止および緩和するための手法を研究していました。将来は国連で働くことで地球温暖化の解決に貢献したいと考えていましたが、いろんな情報に触れて自分の考えが整理されていく中で、ビジネスを通じて、収益を上げながら地球温暖化問題の解決に貢献したいと考えるようになりました。研究が楽しくて、就職活動に前のめりでなかった学生時代は、ユーグレナを見つけ出せず(笑)、他にビジネスを通じて効果的に...
~【ユーグレナメンバー紹介vol.6】研究→営業で新しい仕事に挑戦するワーママメンバー・大湖(おおご)をご紹介!~
結婚を機に、ユーグレナ社に転職前職は名古屋にある化粧品会社で、研究職として皮膚、毛髪、幹細胞の基礎研究や素材の機能性評価を行なっていました。もともと大学院で毛髪再生の研究をしていて、毛髪を含めた皮膚のことに関心があり、自分の知識や経験が活かせると考え、化粧品業界に就職しました。そして、結婚を機に地元である関東圏へ戻ることになったのが、当社に入社したきっかけです。研究職で転職先を探していたところ、当社の募集要項で「ヒト細胞や幹細胞の取り扱いや機能性物質の評価の経験がある人」と書いてあり、「あ、これ私だ」と思ったのを覚えています(笑)。自分のやってきたことととてもマッチしていたので経験を活か...
【ユーグレナメンバー紹介vol.5】「基礎化粧品シリーズ『B.C.A.D.(ビー・シー・エー・ディー)』を、みんなが知っているブランドにする」を目指す、化粧品営業・櫻井の想いとは?
ユーグレナ社との出会いは「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」前職は専門商社で、美容院向けに化粧品やシャンプーなどを販売する営業をしていました。営業の基礎を学ばせていただいたのですが27歳ごろから、「新たなことにチャレンジしたい」と思うようになりました。そのような中、当社社長・出雲の「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」(ダイヤモンド社)を読み、目標に向かって前向きに突き進む出雲の姿勢にあこがれ、ユーグレナ社に入社を決意しました。入社後は、経験があった化粧品部門に配属となりました。「ユーグレナの化粧品を誰もが知っているブランドにする」という想いで入社しましたが、当時、...
【ユーグレナメンバー紹介vol.4】公的研究機関の研究員からユーグレナ社へ。研究を進めることで商品開発を通じて社会にいい影響を与えたい
基礎研究に没頭した学生&研究員時代を経て、応用的な研究を求めて転職へ大学院博士課程まで進学し、卒業後は研究室と公的研究機関で研究を行っていました。研究のテーマはモデル生物の行動・学習を遺伝学的に解析するというもので、生物が学習し、経験をもとに環境に応答するための分子レベルの仕組みを明らかにすること。なお、基礎研究をやっていると、「この研究は何の役に立つのか」と聞かれることがしばしばあります。それに対して、役に立つ分野を探す方、役に立たない知識を追求するのが理学だとする方などさまざまですが、私が当時やっていた研究もまさに役に立つことのないといわれるような研究でした。楽しければいい、と続けて...
【ユーグレナメンバー紹介vol.3】「ビジネスで社会問題を解決したい」という想いでユーグレナへ。途上国でビジネスがしたいと言って入社した彼女が、1年目から広報になって見つけた新しい世界
インドでストリートチルドレンに足を掴まれたことがきっかけだった学生時代にインドでインターンシップに参加したことが、ユーグレナ社に入社するキッカケになりました。首都のデリーを訪れたとき、街中でいきなりストリートチルドレンに足を掴まれたんです。そのときは本当にびっくりして、思わず走って逃げたのですが、この出来事が帰国してからも忘れられず「今までいろんなことを頑張って来たけど、本当に困っている人たちの役に立ててなかった」と気づき、「途上国で本当に困っている人たちの役に立つビジネスをしよう!」と決めました。※上の写真はインドでのインターン中の和泉バングラデシュの事業と社長出雲の志に惹かれてユーグ...
【ユーグレナメンバー紹介vol.2】大手石油会社から転職して“日本初”の実現を目指す!その熱い想いとは?
国際的にバイオ燃料の需要が高まるなか、当社では2015年12月に、横浜市・千代田化工建設・伊藤忠エネクス・いすゞ自動車・ANAの協力のもと、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画である『国産バイオ燃料計画』の始動を発表しました。その『国産バイオ燃料計画』に欠かせない実証プラントの責任者として、計画の鍵を握る実証製造部の森山(写真左)。大手石油会社で働いていた彼がなぜ当社へ参画したのか?そのエピソードをご紹介します。大手石油会社での順調なキャリア大学では化学工学を専攻し、学んだことを活かすべく大手石油会社へ就職した森山。入社後は27年間ずっと製油所にてプラント操業...
【ユーグレナプロジェクト】日本独自の技術で、ミドリムシを培養せよ。
高校生からの夢だった、バイオの力で人の役に立つこと―バイオの力で、人の役に立つことがしたい。武田は、高校生の頃から「光合成の力で世界を変えたい」という夢があった。2015年10月、鈴木秀幸とともに米国でのバイオ燃料向けミドリムシの培養研究から帰国すると、バイオ燃料開発課の課長であった嵐田から声がかかった。「ミドリムシなどの微細藻類を商用のバイオ燃料の原料として生産することを見据えて、低コストかつ安定的に大量培養できる方法を確立させてください…!」入社以来ずっとミドリムシの屋外大量培養や研究をメインとして行ってきた武田の次の挑戦が、こうして始まった。世界初の試み・日本のあぜ塗り技術を応用し...
新オフィスのVR写真&こだわりインタビューのご紹介
WEB「こだわりオフィス」に、3月に引っ越した新田町オフィスのVR写真と、オフィス移転プロジェクトを推進した取締役の永田のインタビューを掲載いただきました。「人と地球を健康にする」を経営理念に掲げる当社の、根幹にある価値を体現したオフィス作りについて熱く述べておりますので、ぜひご覧ください!https://wrap-vr.com/archives/31181VRはこちら!https://flic360make.vr360-view.com/tour/3068f01824da935?scene_current=scene_10672%3Fhlookat_current%3D56.30636...
【ユーグレナプロジェクト】ミドリムシでタケダと新商品を開発せよ。
入社して1カ月で取り組んだ一大プロジェクト2013年10月、営業として入社して1カ月の石川は、チームの先輩である安井と、ある一大プロジェクトに取り組むことになった。「石川さん、今期から武田薬品工業株式会社(タケダ)と一緒にミドリムシ入りサプリメントを開発します。そして、当社のメイン担当者は石川さんです。僕もサポートを精一杯するので、一緒に頑張りましょう」この約半年前、日本のトップ医薬品メーカーであるタケダから「ミドリムシを使った商品の共同開発ができないか」と提案いただき、ミドリムシ入りのサプリメントをつくることになったのだ。まだミドリムシという素材が世の中の人たちに知られつつある時期だっ...