こんにちは、エニトグループ(with/Omiai)の採用担当です。今年でサービス開始から12周年を迎えた『Omiai』。第二創業期に差し掛かる今、サービス強化に向けたエンジニアの積極採用に取り組んでいます。
今回は、Omiaiでサーバーサイドエンジニアを務める井櫻と、開発のプロジェクトマネージャー(PjM)を務める夏目にインタビュー。若手新卒メンバーからみるOmiaiの魅力、今後チャレンジしていきたいことについて話を聞きました。
■企業説明
株式会社エニトグループは20代を中心に価値観重視の出会いを提供しているマッチングアプリ『with(運営:株式会社with)』と恋愛結婚を叶えるマッチングアプリ『Omiai(運営:株式会社Omiai)』の二つのマッチングアプリ企業を運営統括しています。
■井櫻 星二(いざくら せいじ)
2021年に株式会社ネットマーケティングに新卒入社し、2023年3月に設立された株式会社Omiaiに転籍。現在は、Omiaiのサーバーサイドエンジニアを担当。現在は関西在住でフルリモート勤務。
■夏目 翼(なつめ つばさ)
2021年に株式会社ネットマーケティングに新卒入社し、同じく2023年3月に設立された株式会社Omiaiに転籍。現在は、Omiaiの開発におけるプロジェクトマネージャー(PjM)を担当。
入社の決め手は、「人」の魅力と「チャレンジ」の機会の多さ
‐ 就職活動でみていた業界、大切にしていた軸を教えてください。
井櫻:大学時代は電気・電子系でしたが、インターンシップでプログラミングに触れたことを機に、エンジニア職に興味をもつようになりました。
就職活動では、フードデリバリーアプリや金融系アプリ、ファッションレンタルアプリなど、自社でtoC向けサービスを手がけているIT系の会社を中心に受けていましたね。
夏目:大切にしていた軸は2つあって、1つが働く人・環境です。就職したら、会社が1日のうちの大半の時間を過ごす場所になると思ったので重視していました。もう1つが自社でプロダクトを扱っている会社かどうかです。主にtoC向けアプリを扱っているIT系の会社を中心に就職活動を行っていました。
‐ エニトグループ(Omiai)に入社した決め手は?
井櫻:マッチングアプリというサービスの面白さはさることながら、Omiaiをより良いものへとアップデートするタイミングに関われることが大きな決め手でした。
入社当初は、Omiaiのデータリファクタリングやレガシー言語のリプレイスなど、技術的なアップデートを本格的に実施するフェーズで、率直に面白そうだなと感じましたね。
最終的な後押しとなったのはカジュアル面談です。現場のエンジニアが熱く技術やサービスの話をしているのをみて「この人たちと一緒に働いたら楽しいだろうな」と感じ、入社を決めました。
夏目:1番大きな決め手となったのは人ですね。内定前にカジュアル面談で接した方々がとても明るく話しやすくて、正直に自分と向き合ってくれたのが印象深かったです。
また、入社当初は新卒メンバーが少ない時期だったため、他の会社と比べてより多くの経験やチャレンジができる点にも魅力を感じました。
基本の「型」を突破し、自分なりの「強み」を活かす
‐ 現在の業務内容を教えてください。
井櫻:「開発基盤チーム」が取り組むデータリファクタリングやレガシー言語のリプレイスなどのプロジェクトと、夏目さんも担当しているサービス開発を行うプロジェクトで、サーバーサイドエンジニアをしています。具体的には、セキュリティ強化の対応や、サービスの保守・運用、A/Bテストの構築などを行っていますね。
また、パートナー会社のエンジニアメンバーの技術サポートや、テックリードと連携しながら要件定義から検証までのレビューなども担っています。
夏目:入社当初は、エンジニアとしてOmiaiのほか、社内で使用する業務管理システムの開発・改修に携わっていました。
2023年2月から、Omiaiのプロジェクトマネージャー(PjM)として新機能開発、機能改善、サービス運用などに関する一部プロジェクトを統括しています。具体的には、プロジェクトの責任者として、企画から計画立案、工程管理、開発プロセスの改善など、幅広い業務を担当していますね。
‐ 成長を感じた瞬間やエピソードはありますか?
井櫻:サービスのアップデートに関わるプロジェクトで、決済システムのリプレイスに携わったことです。決済システムは売上に直結する機能の1つで、万が一トラブルが発生すると事業へのインパクトが大きいため、プレッシャーを感じていました。
テックリードやパートナー会社のエンジニアメンバーとともに、想定しうるリスクを洗い出して入念に設計を行い、無事リリースを迎えることができました。大きな重圧があり大変なことも多かったですが、今振り返ればこの経験は、ビジネスの観点からプロダクト開発を考えられるようになった転換点だったと感じています。
夏目:プロジェクトマネージャーを担当し始めて間もないときは開発プロセスを一巡するのに精一杯で、とにかく試行錯誤の毎日でしたね。
エンジニアとの信頼関係を築くために、それぞれのメンバーが仕事で何を大切にしているのかについてのコミュニケーションを地道に重ねながら、なんとかプロジェクトを遂行していました。
プロジェクトマネージャーの業務に慣れてきてからは、基本的な業務だけでなくトラブルを回避するための仕組みづくりや、気持ちよくメンバーが働けるコミュニケーションの方法などを模索できるようになりました。このように、自分なりの型や色を加えられるようになったときに、自身の成長を実感できますね。
‐ 働くなかで、どんな時にやりがいを感じますか?
井櫻:「誰かのためになれた」ときにやりがいを感じますね。先ほどもお話しした決済システムのリプレイス によって、CSとエンジニアの業務を効率化することができました。業務の負担が軽くなり、中核業務に専念できるようになったと聞いたときは「やってて良かったな」と達成感を覚えます。
夏目:大きく2つあって、1つがエンドユーザーに価値を感じてもらえたり、よろこんでもらえたりしたときですね。
もう1つが、自分が業務やプロジェクトで感じていた課題を基にものごとを改善できたときですね。プロジェクトマネージャーの仕事は、何か目に見える成果を出すよりも地道な改善が多いんです。むしろ「プロジェクトメンバーが困っていない状態をキープすること」が大切だと思っています。
「誰が発言したか」ではなく、「何を発言したか」を重視するカルチャーが根付いている
‐ 開発スキルや技術はどのように習得していますか?
井櫻:新入社員研修で、開発に必要な基礎知識を一通り学ぶことができました。その後、現場に配属されてからはOJTがメインとなります。基本的に、テックリードと密にコミュニケーションがとれる体制になっており、開発やプロダクト設計における考え方、プロジェクトの進め方についてレビューやフィードバックを適宜受けられる環境があります。
夏目:自身で書籍を読んで知識を得ることもありますが、やはり業務を通して得る学びや気づきが多いです。現状、PjMのメンバーが少なく、わからないことがあればエンジニアリングマネージャー(EM)やVPoEに相談をします。役職関係なく気軽に相談できる距離の近さは、若手エンジニアやPjMにとって魅力の1つかもしれません。
また、会社とは別で友人と小規模なアプリを開発しており、実践的な学びの機会を積極的に得るようにしていますね。
‐ Omiaiならではと感じるカルチャーは?
井櫻:自分が担当する領域を越えて助け合う精神が強く、責任感が強い人が多い会社だなと思っています。根底にメンバーへの愛があるコミュニケーションや行動をされる方が多い印象です。
夏目:全部で3つあって、1つめが短期的な課題解決よりも、サービスをより良いものにしていきたいというビジョンや目標を強くもっている方が多いこと。
2つめが若手に与えられる裁量が大きいこと。私たちは入社年度でいうと最も若い世代になりますが、しっかりと耳を傾けて意見を聞いてくれます。「誰が発言したか」ではなく、「何を発言したか」を重視してくれるカルチャーが根付いていますね。
3つめが視野が広い人が多いこと。マイクロソフトや楽天に在籍していたことのあるメンバーもおり、意思決定や判断に至るまでの考え方や思考を常に学ばせてもらっています。
‐ 今後の仕事の目標を教えてください。
井櫻:テックリードと共に仕事をする機会が多く、判断力や思考力、スキルの高さを目の当たりにしており、「自分もああいう人になりたい」という憧れを抱いています。いずれは、プロダクトの成長に向かって技術的な側面でメンバーをリードしていけるエンジニアになりたいですね。
夏目:私自身は、プロジェクトマネージャーのキャリアは浅く年齢も若いです。より多くの経験や知見を積み上げ、エンジニアから信頼を得られるような、皆さんを引っ張っていける存在になりたいです。
もう少し先の展望としては、プロダクトマネジメントの業務にチャレンジしたいですね。「どうすればエンドユーザーに価値を届けられるか」「継続的にエンドユーザーに価値を届けるにはどうすれば良いか」を考え、それを正しく実行に移せるプロダクトマネージャーになれたら良いなと思っています。
課題をピンチと捉えず、「活躍できるチャンス」と捉えられる人と働きたい
‐ Omiaiは、どんな人だと面白いと思える環境だと思いますか?
井櫻:Omiaiは長く運営してきたサービスということもあり、技術的負債の解消をしながらも、既存機能の改善や新規機能の開発を効率よく進める必要がある状況です。その過程ではさまざまな課題にぶつかるでしょう。しかし、それでも躊躇せずに「活躍できるチャンス」と捉えられる人には面白い環境だと思いますね。ポジティブに課題解決に向かっていける方と一緒に働きたいです。
夏目:今、Omiaiは第二創業期ともいえる時期で課題に直面することも少なくありません。課題を見つけた時に悲観しすぎず「ワクワクする」くらいの意識で、楽しんで向き合える方には、本当にぴったりの環境かなと思いますね。
また、Omiaiにはさまざまなバックグラウンドをもった人が集まっています。それぞれの価値観や考え方を尊重しつつ、一緒にサービスを良くしていきたい意識がある方に入社してもらえると非常にうれしいですね。
‐ 最後にOmiaiで働くことに迷っている方へ、どんなことを伝えますか?
井櫻:Omiaiは、年齢やスキルにかかわらず、課題や解決のアイデアに真摯に耳を傾けてくれる環境があります。そして、成果を出せる機会も多くあります。成長したい、スキルを身につけたいという貪欲な方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。
夏目:Omiaiは、さまざまなチャレンジができ、かつ自分がどんなことができるかを見つけられる場所だと思います。何か変革を起こす挑戦をしたい、自分の力でやりきった実感が欲しい方には、ぜひきて欲しいですね。
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