クライアントワークからインハウスのデータアナリストへ、運営・開発への貢献を実感できるwithの環境とは

こんにちは！エニトグループ（with／Omiai）の採用担当です。
2023年に主要マッチングアプリの中でも利用者増加率がNo.1（SensorTower2023年実績/主要マッチングアプリ5社比較）と多くの方にご登録いただいている『with』。その裏側には膨大なユーザーデータを分析し、価値ある情報でプロダクト開発を推し進めるデータアナリストがいます。withだからこそできる事業貢献やキャリア成長について、今回はデータアナリストの石田さんに話を聞きました。

事業への貢献を実感すべく、インハウスのデータアナリストへ

─ 前職でクライアントのデータ分析に携わっていた石田さん。withに転職したきっかけを教えてください

大学と大学院で計量経済学を学び、政策の効果や評価をデータで計測・分析する研究をしていたことからデータが持つ力に面白さを感じ、新卒ではデータアナリストとして大手マーケティングリサーチ会社に入社しました。クライアント企業のアンケートデータの集計・分析や、AIを活用したダイレクトメールの配信リストの制作、配信で得られたデータの分析などに携わっていました。

ですが、クライアント先に常駐して働く一方で、自分が分析した結果が何の意思決定にどう使われ、事業にどう影響しているかのフィードバックを受ける機会は少なく、どれだけ貢献できているかが実感しづらかったんです。データ分析を通じて事業に深く関わりたい気持ちが高まったことから、インハウスのアナリストとしてwithへ転職するに至りました。

─ withの環境にどのような期待を抱き、入社を決めましたか？

転職活動ではBtoCの事業会社を中心に、そのサービスをどれだけ愛せるかを重視していた中で『with』に興味を抱きました。社会に出てからはマッチングアプリでパートナーを見つける人が周りに増えてきて、人生を変えるきっかけにもなる貴重なサービスだと感じていたんです。

また、データアナリストとプロダクトマネージャー（プランナー）の対談コンテンツを読み、アナリストの分析を基に企画を考えるプロダクトマネージャーとの距離が近く、事業のプロジェクトに深く関われる環境だと感じたことも大きな決め手でした。互いの役割に囚われず意見を出し合ったり、ネクストアクションに向けて協業するなど、アナリストの分野を超えた挑戦ができる期待感を持って入社を決めました。

役割を超え、データの使い道や創出した価値が見えるように

─ withのデータアナリストとしてどのような業務に携わっていますか？

現在はプロダクト内部のデータ分析を中心に、プロダクトマネージャーの施策立案の基となるようなデータ分析や、施策実施後の効果分析、社内のKPIについて数値をモニタリングするための環境作りなどを担っています。

担当業務や社内からの依頼以外にも、毎週の1on1で挑戦したいテーマについて話す機会もありますし、週に1回開かれるアナリストの「分析Day」という場では、自ら設定したテーマで社内のいろんなデータ分析にチャレンジできる環境です。

─ 石田さんが自発的に取り組んできた分析について教えてください。

ユーザーのアクティブ率向上を担うチームで、必要な調査や計測が十分にできておらず、目標数値に現状とのギャップがある状況を知り、プロダクトマネージャーに課題をヒアリングした上でデータの分析に取り組みました。

分析の結果、アクティブ率に強く寄与するユーザー特性がわかり、それを基に施策が検討されプロダクトに新機能が実装されるまでに至りました。「分析のおかげで施策の方向性が決められた」というプロダクトマネージャーの言葉がとても嬉しく、一生忘れられない仕事になりました。

─ これまでの経験と比較して、withでデータ解析に携わる面白さはどんなところにあると感じますか？

クライアントワークでの経験と比べ、データを納品して終わりではなく、それがどう使われ、どんな価値を提供しているかを実感できるようになりました。ただ依頼された数値を提出するのではなく、何の目的でどんな意思決定に使うデータなのかをヒアリングしてこちらからも提案したり、施策のアイデア出しに関わったりもします。

そうすることによって、データがプロダクトづくりにどう反映されているのかもわかりますし、自分のアウトプットが最終的にサービスとしてユーザーに向けた価値となっている実感に繋がっています。今の環境はアナリストの先輩方が築いてきたものですし、データを起点に考えるカルチャーが浸透している組織だからこそ実現できていると思います。

データを出す機会はいろんな職場にありますが、結局は何にも使われない、何に使うかもわからない状況は、アナリストだけでなく社内にとってもベストではないと思うんです。恒常的な役割に留まらず事業を自分ごと化して考え、分析に取り組めることにやりがいを持っています。

ユーザーの期待に応えるプロダクト作りが自己成長にもつながる環境

─ withで働く中で、データアナリストとしてレベルアップできると感じる場面はありますか？

今は若手のアナリストでも経験できることがたくさんありますし、先輩方から日々いただくフィードバックを通じてレポートの質が上がったり、データを踏まえた考察にまで踏み込むことができたりと成長を感じています。

また、withのアナリストだけではなくOmiaiのアナリストや、機械学習やデータ活用に造詣の深い外部の有識者の方々も含めたミーティングが定期的にあるので、自分のアウトプットに対するフィードバックをいただいたり、それを基に最先端の技術に関する知見を学べる機会になっています。

─ 今後、どのようなキャリアを目指していきたいと考えていますか？

キャリアとしては企画開発に強みがあるデータアナリストとして価値を発揮すべく、新しい知見やユーザーインサイトを捉え、価値を発揮できる情報づくりにどんどん挑戦していきたいです。そのためにはユーザーひとりひとりが抱える課題への解像度を上げることが重要なので、定量データに限らず定性的なデータも取り扱えるようになっていきたいと思います。

withで働き始めてから、いいプロダクトを作ることが本当にユーザーの方々の幸せにつながることを実感し続けています。だからこそ、私自身「プロダクト作りに関わりたい」とより強く思うように変化してきました。