こんにちは!株式会社with/人事担当の松澤です。
マッチングアプリ「with」のサービスはプランナー・デザイナー・エンジニア・データアナリスト・カスタマーケア・QAなどのチームによって運営されています。
その中で日々おこなっている開発はどのようなスタイルで進められているのか、職種間の連携はどのように行われているのか......そんな疑問を探るべく、今回はプランナー・デザイナー・エンジニアのメンバーを集め、座談会を実施しました。
ベテラン社員の言葉から見えてきたのは、withの開発スタイルと働きやすさの密接な関係です。ぜひ、ご覧ください!
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左上:大橋(サーバーサイドエンジニア)
左下:小林(プランナー)
右下:北島(UI/Xデザイナー)
右上:松澤(人事/インタビューアー)
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さまざまな開発を自由に無理なく手掛けられるから、楽しく長く働ける
―最初に、皆さんのご経歴とwithに入社した理由について教えてください。
北島:7~8年前にwithの前身であるイグニスに入社し、withには開発段階からジョインしていました。サービスのスケールに伴ってwithが独立することになりました。それに伴い私もwithのデザイナーを務めようと決意しました。
大橋:アプリの受託開発企業のエンジニアを経てイグニスに入社しました。ミニアプリやソーシャルゲームの開発を担当した後、withにジョインし、リードエンジニアを務めています。
小林:前職でオンラインゲームのプランナーを8年ほど務めていました。経験を積み重ねるうちに、新たに
「オンラインとオフラインを跨いで人と人をつなげる仕事」をしたいと考えるようになり、withにプランナーとして入社しました。
―皆さんは社歴の長いメンバーですが、なぜwithで長く働けているのでしょうか??
北島:各職種がフラットな関係であり、また自分の能力を最大限発揮できる環境で仕事ができているから、でしょうか。
小林:私も北島さんに近いですね。withは自分がやりたいことを自由に提案できます。目的と合致した提案であれば担当させてもらえますし、裁量も大きいんです。
また、働いていて全く「飽き」を感じないのも理由の一つです。
私が前職のゲーム会社に長く勤められたのは、様々なサービスやコンテンツを担当できたことが大きかったと思います。サービスによって考える内容や関わるメンバーも変わりますしたくさんの経験を積むことができました。
だからこそ、witnに入社するにあたって「一つのサービスとずっと向き合っていく」事は自分にとってどうなるだろうか・・?という心配は少しありました。
ところが実際に働いてみると、意外なほど手掛けられる内容が多種多様で驚きました。
マッチングアプリ自体、今後社会的に広がりを見せていく未来あるサービスだというのも、長く働きたいと思える理由かもしれません。あとはお互いを尊重し合うことができる組織風土ですし、一緒に働く人達も良い人が多くとっても働きやすいです。
大橋:私が長く働けているのは、無理なく仕事ができるからです。エンジニア、デザイナー、プランナーなどの職種がある中で、特定の部門に負荷が偏るようなことがなく、フラットな関係性で仕事ができるんですよね。
また、サービスも組織も技術も基本的に成長し続けていて、フェーズに応じて課題が変わるのが楽しくて。マンネリ化せず、常に新たな課題に向けて工夫をしながら開発を進められます。
企画段階からディスカッションを繰り返しアウトプットの質を向上
―withではプロジェクトごとにチームを組成するスタイルで仕事を進めます。各職種はどのように連携しているのでしょうか?
北島:チームが組成されたら、基本的にはプランナーがFigmaで仕様を作成し、デザイナーがSketchでデザインを起こし、問題がなければエンジニアが組むという流れで進みます。
各職種がアウトプットを出すごとにメンバーみんなで内容を確認し、どんなデザインにしたらいいのか、実装時に操作感はどうなるのかなどを議論し合い進めます。もちろんデザインチーム内でも、プロダクト全体で見たときにデザインに矛盾が生まれないのかなど、細かなチェックをおこないます。
小林:機能改善など通常の施策は北島さんがおっしゃったような流れになりますが、大規模なプロジェクトや新機能を実装する場合は、多少異なります。
例えば「For You」というレコメンド機能を新たに実装したときは、ざっくりした企画書の段階からメンバーみんなで情報を共有し話し合い、仕様を決めていきました。お客様に届けたい価値やコア機能、簡単なワイヤーフレームなどを基にして、デザイナー、エンジニアのメンバーに機能の可能性を広げてもらうイメージです。そのほうが、プランナーが最初から仕様を決め込むよりも、より良いアウトプットが生まれやすいからです。
―デザイナー、エンジニア目線で、ラフな企画段階から一緒に仕様を決めるやり方はどう感じますか?
大橋:自由度が高くてやりやすいです。最初から具体的な内容が決まっていると、どうしても技術的な手法が限定されてしまいがちで。企画段階からディスカッションすれば、何をどうやって実装すればより良いものになるのか、自分の実現可能な範囲を最大限探れます。
北島:コアとなる体験は軸として持ちつつ、削るべきところは削って柔軟に進められるのは凄くいいですよ。プランナーが提案してくれたものを吟味して、良いところを伸ばしていくという感じでしょうか。こういった開発の進め方は、withの風土でもあります。
柔軟な開発スタイルはwithの働きやすさを作る大きな要素
―現在のような開発スタイルには、どんなメリットがあると思いますか?
大橋:特定の機能開発に対して担当者が固定されていないため、一人のメンバーがさまざまな機能を手掛けられるのが第一のメリットですね。一緒にプロジェクトを進めるメンバーも毎回変わって楽しいですし。
エンジニア視点でいうと、興味がある施策、チャレンジしてみたい技術があれば積極的にプロジェクトに立候補できるのも、自由度があってうれしいです。
小林:いろいろな機能を担当できるのは大きいですよね。飽きずに働けるだけでなく、プロダクト全体の仕様も把握しやすくなります。withを俯瞰して見渡したときに自分が開発する機能がどういう役割を果たすのか、バランスを考えながら企画できるのはメリットだと感じます。
北島:私も皆さんとほぼ同じ意見です。あとは、開発リソースを均等に分けられるのが組織としてはメリットかもしれませんね。機能ごとに担当者が決まっていると特定のチームだけが忙しくなるケースがあると思うのですが、withの場合はその都度リソース配分を加味し柔軟に仕事を割り振れます。
小林:プロジェクトのアサインに関してはリーダー陣が上手く調整してくれますし、メンバーが自ら手を挙げて参加もできるような環境ですね。
誰か一人の責任者に全てを判断されるような環境では全くないので、メンバー一人ひとりが自分の積みたい経験に挑戦しやすいというメリットも感じられます。
withが持つ「らしさ」はそのままに、良いサービスへと成長させたい
―最初に、今後withで働いていくにあたっての意気込みなどを聞かせてください!
北島:デザインやアプリのトレンドは変化が激しい中、withのデザインは”いつも新しい”と言われるように日々変化させつつも、withのデザインで大切にしているぬくもりや、ワクワク感といったコアの部分は損なわずに、洗練させていきたいです。
大橋:私はwithの上場に向けて、着実に一つひとつの仕事をやり遂げていきたいです。今のwithでの働きやすさは維持したまま、組織拡大に向けた体制づくりもできればと思います。
小林:上場を無事に成し遂げる目標があるのは、私も同じです。
ただ、上場は手段であり、withというサービスそのものをもっと自分達が描く理想的な形へと成長させていきたいです。どんな人でも最高のパートナーを見つけられるサービスを提供できるよう、頑張ります。