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弟の結婚式で泣きすぎて親が泣けなくなった話

みなさん、こんにちは!毎日投稿始めようと心に誓った翌日に、その約束を破り捨てた男 えなみです。

カバー写真は弟の結婚式で大泣きしすぎて、兄からのコメントが一切言えなかった僕です。

幼い頃から負けん気が強く、しっかりものでリーダー気質。時には猪突猛進なところがあったり、少々乱雑なところもあったりはするものの、真面目で一生懸命で、努力家に見えて実は感覚肌なかっこいい自慢の弟です。

負けん気の強さやポジティブさ、精神面の強さなどはよく似ているものの、性格的に正反対なところも多く、適当でちゃらんぽらん、なんでも雰囲気と感覚でなんとかするタイプの僕と弟はよく衝突していました。それでも一緒に遊ぶこともとても多く、とにかく仲がいいのか悪いのかわからない兄弟でした。

弟が中学生になってからは彼の方が体が大きくなり、たまにちょっかいをかけた僕が弟に一方的にシバかれるように。精神的にも落ち着き始めたのか喧嘩をすることもほとんどありません。

幼い頃は少しシャイな一面が見え隠れしていた弟ですが、高校進学後に頭角を現すようになります。野球部に入部し、一年生からベンチ入りし活躍。三年生にもなると、立派な副キャプテンとして強烈なリーダシップを発揮するように。ちょうど弟が高3の夏、直前に祖父が亡くなり法要のために帰国していた僕は、運良く彼にとって最後の夏の大会を見に行くことになりました。

この日の対戦相手はこの夏、大阪大会準決勝まで残った東大阪大柏原。プロ注目の望月選手を筆頭に、2年ぶりの甲子園を目指す競合でした。そんな対戦相手にも一歩も引かず全力でプレーする弟たちを見て、僕は感極まってしまい、少しうるうるしてしまいました。

この試合には、弟を目的に多くの人が応援に駆けつけてくれており、バスケ部やハンドボール部など別のクラブからも数多く観戦にきていました。そんな彼の後輩・チームメイト・応援に来てくれた友人への声かけの様子などを見ていると、彼の「人を惹きつける魅力」は僕にないものだと感じるように。

以来、弟は僕にとって兄弟でありながら、友人で、ライバルで、仲間で、最も尊敬する人の1人です。
弟の大学進学〜就職以降もそれは変わりませんでした。

そんな僕たち兄弟の入社経緯はこちらから

そんな弟の結婚式。幼い頃の喧嘩や小競り合い、お互いに少しずつ成長し二人で旅行に行ったことなどを思い出していくうちに「あぁ、彼は良い大人になったなぁ」と感慨深くなり、気付けば涙が止まりませんでした。

あまりにも泣きじゃくる兄を見て困惑する弟、そして両親に新婦側ご家族。

もはや笑い話です。式の後「あんたがあんなに泣くとは思ってなかった。あんたが泣きすぎたから、代わりに涙が引っ込んだ。」と母に言われ、父には「お前、友達の結婚式では泣くなよ」と茶化されました。
(この翌月と数ヶ月後に結婚式の予定がありましたが、一切泣きませんでした。笑)

弟も僕が泣くとは思っていなかったらしく、変に気を使ったとまで言わせてしまいました。笑


さて、そんな弟ですが、現在はエナテックの製造を支えるエースとして活躍しています。

人事やデスクワーク中心の僕とは異なり、努力を重ねてコツコツ信頼を獲得する姿はまさに彼らしく、僕が思い描くリーダー像そのものです。

より良い未来を思い描き、理想を思い浮かべる」タイプの僕に対して、「目の前にある課題を一つずつ潰し、堅実に着実に前に一歩ずつ進んでいく」弟。全くタイプの違う二人ですが、それぞれに同じ会社をより良くしたいと日々を過ごしています。

無から有を生み出す仕事、目の前の事象を可から優に変える仕事。どちらも大切で必要なことです。

僕は「無→有」に、弟は「可→優」に。どちらかでもいい、どちらもでもいい。少しでもご興味のある方は一度僕たち兄弟とお話ししてみませんか?

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