みなさんこんにちは!エレファントストーンの渡辺です。
エレファントストーンには、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが多く在籍しています。これまでWantedlyでは設立当初から在籍するメンバーや、中途で入社したメンバーについてご紹介してきました。
エントリーを検討中の学生の皆さん、 新卒社員が現在何をしているのか気になりませんか? 私自身、21卒でエレファントストーンに入社しましたが、入社後の働き方についてあまりイメージできていませんでした。
そこで、新卒入社のメンバーがどのような経緯で入社し、入社から半年たった今どう活躍しているのかををお伝えしていこうと思います!
今回は第1弾として、『ディレクターの深津 大貴さん』にお話を伺いました!
【ディレクター/深津 大貴 プロフィール】
1999年、神奈川県生まれ。海や山に囲まれて育つ。日本大学芸術学部映画学科撮影録音コース卒業。在学中はドキュメンタリーや短編映画の制作を通して撮影について学んだ。趣味は映画・音楽鑑賞、車、温泉。高校時代はワンダーフォーゲル部だったこともあり、アウトドアが好き。憧れの撮影監督はHoyte van Hoytema、Roger Deakins、Jan de Bont。
渡辺:「早速なんですが、記事を読んでくださる皆さんに深津くんの人柄を伝えたくて、 深津くんの同じチームの同期である瀬戸口さんとOJTの竜口さんから深津くんについて 伺ってきました!」
深津:「え!気になります!」
【同期の瀬戸口さんからみた深津くん】
同い年とは思えない落ち着きがあって、とても優しく頼りがいのある人。何かを教えるのが本当に上手で、色々聞きたくなってしまいます!友達に深津くんの写真を見せると、みんな深津くんが新卒だってことに驚くのがおもしろいです(笑)
深津:「恥ずかしいですね。瀬戸口さんにも色々教えてもらっています。クライアントとの打ち合わせで年齢の話になると、大体27歳だと思われるんですよね(笑)」
渡辺:「普段から落ち着いていて、業務連絡の会話もすごく丁寧ですよね。私も友達に深津くんの写真を見せてみようと思います!」
【OJTの竜口さんからみた深津くん】
新卒とは思えない落ち着きっぷりと低音ボイス、真面目一徹。あまり表には出さないのでわかりづらいが、焦っているかどうか、だんだんと見極められるようになってきました。あと実家の家業がテニスコート経営という稀有な存在。
深津:「実家(笑)そうですね、小さい頃は学校から帰るとテニスをしてました。僕は焦っているのを表に出せないので、竜口さんが気づいて下さることにすごく安心感があります。」
渡辺:「先輩が自分の状況を見ていてくれるって安心できますよね。今日は沢山お話しできると嬉しいです!よろしくお願いします!」
深津:「よろしくお願いします!」
【就職活動について】 ーー学生時代はどんなことを学んでいましたか? 「日本大学の芸術学部で、4年間映画の撮影について勉強していました。専門学校に近い感じで撮影の裏方をやっていました。カメラとか照明とか、技術屋ですね。4年間で色々経験する中で、ディレクターになりたいなと思うようになりました。」
ーーでは、就職活動も映像制作を中心に受けていたんですか? 「そうですね、映像制作以外の仕事は考えていなかったです。就活を始めた頃はラジオと音楽が好きなので、ラジオ局で映像の仕事ができたら楽しいだろうなと思って、ラジオ局を受けました。でも、面接でどうしてラジオ局で映像をしたいのか全く伝わらなくて結果はだめでした。」
渡辺:「そうなんですね!てっきり学生時代に勉強されていた映画制作を中心に受けていたのかと思っていました。」
【エレファントストーンに入社した経緯】 ーーそれでは、エレファントストーンを受けたきっかけはなんでしょうか? 「いろんな制作会社を見たんですけど中々ピンとこなくて。10月くらいに改めて『映像 就活』で検索したらWantedlyにたどり着いて、エレファントストーンの募集が出てきたんです。募集内容を見てみたら幅広いジャンルの映像を作っていて、 映像をもっと大きな枠で捉えたいと考えていたので、ジャンルに捉われないところにまず魅力を感じましたね 。
それでホームページを見てみたらサイトの雰囲気が良くて、制作実績の情報が多いところにも惹かれました。社内のメンバーのプロフィールが詳しく載っていたのも好印象でした。」
渡辺:「リモートで就活をしていく中で、社員のプロフィールがあるのは嬉しかったですよね。」
ーー10月にエントリーとなると就活も終盤に向かっていたと思いますが、就活をやめてフリーランスになることは考えましたか? 「正直、エレファントストーンがだめだったら映画の撮影部でカメラマンのアシスタントからやっていこうとは思っていました。でも自分の中で、 社会人として組織の中で働く ことを絶対に経験したかったんです。会社の仕組みやお金の回り方を学ぶには、今組織に入って働くことが一番だなって思っていたので、フリーになることはあまり考えませんでした。社会人として成長できて、大学時代に学んだことを活かしながら幅広いジャンルの映像を作れるのがエレファントストーンだったんです。」
ーー選考過程はどうでしたか? 「最終面接で、チームのマネージャーである安田さんと話をしました。最初はすごく緊張していたんですけど、15分後には映画や映像の話になっていましたね。
安田さんも大学時代に映画を作られていて、 映画という共通言語があった のですごく話がしやすいな、合うなっていう感覚がありました。
エレファントストーンに入社した場合、クライアントワークが中心になるので、映画制作からクライアントワークをしていくことへの心の整理の仕方について伺いました。安田さんの返答はここでは言いませんが、すごく腑に落ちる内容でした(笑)」
渡辺:「安田さんの返答が気になりますが、納得いく返答だったから入社を決めたんですね!」
【入社後の業務について】 ーー現在の主な業務内容を教えて下さい。 「先輩のサポートもしつつ、自分がメインで担当している案件が7個ほど進行中です。お客様との打ち合わせに参加したり、撮影に行ったり、エディターに編集の指示出しをしたり、本当に 映像制作のあらゆる業務をやっている 感じです。僕は大学時代に撮影の経験があるので、6月頃から1人で撮影に行くようになりました。入社当初から得意なことやできることからどんどん任せてもらっていました。同じチームの同期である瀬戸口さんは、想像力が豊かなので提案書の作成を多くやっていますね。」
渡辺:「得意なことを活かしつつ、いろんな業務をやっているんですね。」
ーー担当する案件はどの業界のものが多いですか? 「今のところは不動産の案件が多いです。採用動画を担当したこともあったんですが、それも偶然、不動産業界の採用動画でした(笑)※シアター動画と聞いてもそれが何のことなのか全くわからなくて。色々やっていくうちに不動産業界ってこんなに動画の種類があったんだってびっくりしました。この半年で不動産にだいぶ詳しくなりましたね。」
※シアター動画とは:モデルルームで上映する、そのマンションに住むことのメリットを訴求する動画。
ーー知らない業界の映像を担当することもあると思いますが、当初の想定していたこととギャップはありましたか? 「こんなに不動産の案件を担当するとは思わなかったですね。知識が全くなかったので、自分で色々リサーチしながら進めています。不動産の動画は活用シーンや目的が決まっていて型がしっかりあるジャンルなので、過去にエレファントストーンが制作した作品を参考にしつつ、自分の個性も出していけたらなと思っています。」
ーー学生時代映画を作っていたのに対して、型が決まっていたりお客様の要望があったりするクライアントワークに窮屈さを感じることはありますか? 「映画制作とクライアントワークは違うものだと割り切っています。制作を進めていく中で、 お客様がお金を出して作っている ということは忘れないようにしています。 お客様のご要望に応えられた時、やっぱり嬉しいんです よね。なのでクライアントワークは全く苦ではないです。」
渡辺:「サービス業としての映像制作を感じますね。」
ーーでは、学生時代の経験が活きているなと感じることはありますか? 「撮影部での経験から、社外のカメラマンへの指示出しはしやすいです。カメラマンが欲しい情報を事前に伝えたり、撮影中に使ってみたいカメラを提案したり、 ただ撮影をこなすんじゃなくて、プラスで自分にできることをやっている実感があります 。
ただ、香盤や絵コンテの作成は今まで全くやったことがなかったので、難しいなと思うこともあります。」
ーーまだ上手くできないことにも取り組んでいく中で、壁に当たった時はどうしていますか? 「自分の力ではどうにもできない時はOJTである竜口さんの力をお借りすることもあります。竜口さんは『とりあえずやってみよう』というスタンスなので、できる限り、まずは自分でやるんですけど。どうしても今の自分の力では納期に間に合わない時などは竜口さんにお願いする形になってしまいます。フォローしてもらった後で『こうすれば良かったね』と、次回は自分でできるようにアドバイスをいただいています。香盤や絵コンテに関しては瀬戸口さんに相談することもありますし、逆に瀬戸口さんから撮影機材について相談されることもあります。」
渡辺:「バランスの取れたチームですね。」
ーー竜口さんのOJTはどうですか? 「竜口さんは手取り足取りではないけど、わからないことやできないことがあったときは絶対に助けてくれるっていう安心感があるので自分はすごく動きやすいです。人それぞれですが、手取り足取り教えてもらうよりも自分で進めていく中でわからない時は助けをもらう方が、僕はいろんなことを吸収できていると思います。」
【社会人としての成長について】 ーー4月1日に代表の鶴目さんから「入社半年で一人前に」という話がありましたが、成長したなと思うことはありますか? 「気持ち的に強くなっているなと思います。先日、撮影の際に先輩が別の予定があって先に帰社して、現場に自分1人になったんです。内心不安でしたが、顔に出さないようにしてお客様と話すことを意識していました。『ここのシーンどうですか?違うと思ったら言って下さいね。』などコミュニケーションをこまめに取りながら撮影していたら、お客様も沢山意見を出して下さって。 お客様と一緒に作るってこういうことなんだなって実感しました 。 新卒だけど一人前のディレクターとしてやっていこうという心構えができてきましたね 。」
渡辺:「一人前だという気持ちに行動もついてきているんですね。」
ーー成長するために心がけていることはありますか? 「一度指摘されたことはその後指摘されないように心がけています。僕は大雑把なところがあるので、資料の体裁を綺麗に揃えるのが苦手で、先輩から『もう少し綺麗に作ろうか』と指摘されたんです。それから挿入する画像の位置やフォントのサイズを揃えることを意識するようになって。お客様から『綺麗な資料ありがとうございます』と言っていただけたときは本当に嬉しかったです。」
ーー成長中の深津くん、今後どんなディレクターになっていきたいですか? 「お客様の要望にプラスアルファで自分ができることを提案できるようになりたいです。4年間映画の勉強をしてきたので、芝居やドラマの要素が入ったものを制作できるディレクターになりたいと思っています。
もちろんお客様の要望が第一にあるのは変わらないんですけど、そこに自分だったらこういう表現ができますよってプラスで提案できたら、お客様の期待以上の映像を作れることにも繋がるんじゃないかなと思うんです 。僕がいる安田チームはストーリーのある映像を得意とした人が集まっているので、自分もいずれはそういう案件を担当できるようになっていきたいです。」
深津くん、ありがとうございました!
学生時代の話から今後の社会人としてのビジョンまでお話ししていただきました。
「お客様のご要望に応えていく中で、学生時代の学びから自分の個を出せるようになっていきたい」という深津くんの今後のビジョンが、エレファントストーンの行動指針の一つである『 群れず、はぐれず、個を出そう 』そのものだなと感じました。
絶賛一人前のディレクターとして成長中の深津くんですが、今後深津くんの個がエレファントストーンの強みになっていくのが楽しみです!
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