【社員インタビュー】女性エンジニアという選択と持続可能なキャリアの形成。働きやすい社会の実現に必要な考え方とは。 | 社員インタビュー
こんにちは!エイトビット株式会社・広報のりなです🦦🌷皆さんは、自分の会社が好きですか?友人や周りの人に「うちで一緒に働こうよ!」と自信を持って声をかけられますか?エイトビットには、会社メンバーが...
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こんにちは!エイトビット広報です🦦🌷
最近、『ダイバーシティ』という言葉をよく耳にするかと思いますが、皆さんはご存知ですか?
今回は、このダイバーシティについてのお話と、それに伴うエイトビットの取り組みと目標についてのお話をしたいと思います。ダイバーシティについては、詳しく話し出すと膨大な量になりますので、ざっくりと「こんな感じのことかぁ」ということが伝われば幸いです。
↓前回の女性エンジニアへのインタビュー記事もあわせてご覧ください🤲
1.ダイバーシティとは
2.大学生のライフスタイル調査(マイナビ調査)
3.エイトビットの取り組み
ダイバーシティ(Diversity)とは、直訳すると「多様性」という意味となります。
個人や集団において、年齢、性別、人種、宗教、能力、価値観、障がい、キャリア、ライフスタイルなど、様々な違いを持った人たちが組織や集団において共存するということです。ビジネスシーンでは、様々な違いを尊重し受け入れ、それぞれの違いを活かし合う状態のことを指します。
「ダイバーシティ&インクルージョン」と言う言葉もよく耳にしますよね。インクルージョン(Inclusion)は、直訳すると「包括」「包含」などの意味があります。
・ダイバーシティ:人々の多様性を受け入れ尊重する考え方
・インクルージョン:それらを活用し組織で受け入れ活用するプロセス
【ダイバーシティ推進のメリット】
①人材獲得力の強化
②リスク管理能力の向上
③取締役会の監督機能の向上
④イノベーション創出の促進
経済産業省では、ダイバーシティ経営を「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」と定義しています。また、ダイバーシティの推進を通じ、日本企業はじめ多くのグローバル企業が、「人材の獲得」「業績の向上」などの恩恵を受けていると回答しています。(※)
↓(※)
(※)https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/diversitykyousousenryaku.pdf
ーーところでなぜダイバーシティの推進が必要なのか。
それにはいくつか理由があり、
・少子高齢化による生産年齢人口の減少
・グローバル化
・働き方の多様化
・産業構造の変化
要するに、
働き手が足りない!
グローバル人材が足りない!
産業構造の急速な変化についていけるハイスキル人材が足りない!
それを実現するための環境が足りない!
ということです。
ダイバーシティの具体例を挙げると、「女性の積極的な採用」「言語に左右されない業務環境の整備」などが挙げられます。これまでは男性社会であると考えられていた職業において、女性はじめジェンダーに捉われない採用をすることで、人材不足の解消はじめ、新たな可能性を広げることが可能だと考えられています。マイノリティ市場の開拓には、マイノリティに属した人間がいる方が良いですよね。一つの考えに偏らず、それぞれのアイデンティティや個性を活かすことが、新たな市場価値を生み出すために必要な考え方だと言われています。
じゃあ、「女性をたくさん採用すればいいのか」、「外国人をたくさん取ればいいのか」というわけでもありません。ダイバーシティを推進すること自体が目的となってしまっては社員の定着率もエンゲージメントも上がりません。それでは世の中が抱える問題解決にはならないですよね。
”なぜダイバーシティを推進する必要があるのか”、まずはその目的を会社全体が理解している必要があります。それを理解した上で、実現するために会社として出来ることを考える。
・多様な人材への理解と受け入れ
・社員からのフィードバック
・その人に合わせた教育、評価制度
・コミュニケーション活性化のための取り組み
これらの考え方や取り組みを繰り返し、浸透させていくことが、
【ダイバーシティ&インクルージョン】ということです。
ここで、マイナビによる大学生のライフスタイル調査を見てみましょう。
【調査概要】マイナビ 2023年卒 大学生のライフスタイル調査
○調査期間/2021年11月26日(金)~12月22日(水)
【図1】結婚後の仕事に関してどのように考えているか
【図3】子育てについて、あなたの考えに近いもの
マイナビの調査からわかることは、結婚後も男女共に共働きを希望する声が非常に多く、子育てに関しても積極的に育児に参加したいという男性の声が多いことがわかります。現代は、女性だけが家事育児を担う傾向にある時代ではなくなってきているということですね。
では、これらを踏まえて弊社で行なっている取り組みについてお話ししたいと思います。
これまでのストーリーでも述べたことがあるように、急速な産業構造の変化に伴いIT業界の人材不足は深刻であるため、弊社では、今後も変化し続ける時代のニーズに合わせたIT人材の育成と輩出に力を入れています。IT業界は今後も更なる成長が見込まれており、また実力によって働き方の自由度が高い業界でもあります。しかし、成長が早い業界だからこそ、学び続けられる環境も必要になってきます。
弊社が現在進行形で行なっている取り組みとして、下記のような取り組みがあります。
・定期的な勉強会
・先輩とのキャリア相談
・エンジニア女子会
・社長とエンジニア同士の交流会(週一開催)
・エンジニア発信イベント、クラブ活動(週末開催)
・季節イベント(クリスマスパーティー、忘年会等)
・社内表彰制度
・資格取得支援制度(29種類)
・外国人籍の採用
・生理休暇
・産育休制度
・有給取得率(98%)
・リモートワーク(78%)
・残業時間(平均10時間) etc..
全体的に、勉強会や交流会など、何かしら社員同士の接点が生まれるものが多いかと思います。これはSESで問題にされていることの一つとして、SES特有の、”客先常駐というワークスタイルによる帰属意識の持ちにくさ”を解消しようという目的があります。客先常駐のメリットとして、さまざまな環境で経験を積むことができますが、デメリットとして帰属意識が持ちづらく、自分がどこの人間かわからなくなるという問題もあげられています。現場に相談できる人がいない、自社との繋がりも薄く誰にも相談できない、となれば、エンジニア自身もただ使われているだけという感覚となり、成長意欲も帰属意識もなくなりますよね。それを防ぐためにも、定期的に社内の人間と顔を合わしコミュニケーションをとることを大切にしています。そして現場を経験して終わりではなく、その先のキャリアについて個人の意志を尊重しリスキリングを行う。弊社は教育にも力を入れており、その知識や技術は常にアップデートし続けています。学んで終わりではなく、いかに長く活躍していけるエンジニアになるためのサポートができるかを意識しています。
また、柔軟性を持った働き方を実現できるという観点から、ライフイベントによって働き方を左右されやすい女性からも、エンジニア職は人気を上げています。IT業界における女性の存在は、社会的なダイバーシティの実現においても絶対的に必要であると考えられています。男性的な考えだけでは先進的なプロダクトや良いプラットフォームを作り続けることは難しい。時代に合ったモノ作りのため、まずはそのチーム自体がダイバーシティに溢れている必要があるのではないかと考え、弊社でも女性の採用を積極的に行っているところです。
エンジニア職へのイメージ、そしてSESへのイメージや実態は、まだまだ変えていく努力が必要です。エンジニアの将来性は高く、本来は非常に魅力のある職業ということを多くの人に知ってもらいたい。まだまだ弊社もブラッシュアップできるところはありますが、常にエンジニアの成長を全力で後押しできる会社でありたいと思い、これらの取り組みを行っています。
女性が働きやすくなる環境作りというのは極めて重要であり、全ての人が働きやすくなるための方法の一つであり、そしてそれが未来の発展に大きく寄与するのではないか、と私たちは考えています。
【エイトビットの取り組みに関する参考記事】