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PdM阿須間/EAGLYSには、0→1で事業成長に貢献でき、社会にインパクトを与える機会があり、仲間がいる。

学生時代から前職まで

「えー、フツーそっち選ぶかなぁ?ま、阿須間らしいね」。これまで生きてきた中で何度も言われた言葉です。というのも、就職活動含め大学だけでなく大学院でもバイオを専攻したものの、新卒で入社した企業はITコンサルを選択したことが理由のひとつですね。

その新卒で入社した企業は、「入社日は4月1日から8月1日の間で選んでね」というルールだったので、同期の多くが4月1日を選ぶ中、私は8月1日を選んでイギリスに語学留学してました。日本からの留学生はほとんどいないので、「留学するからには、むしろその方が追い込まれる」と思って決めました。

「周りの人たちがそうしてるから」という理由で決めるのは勿体ない。自分で決めて良いという時は、決める理由を徹底的にこだわりたい。就職も留学も決めた理由は、 “世の中を知らない学生が、自己成長に結びつける上で、今自分に一番足りないものは何だろう”でした。考え、行動し、私の中で腹落ちして決めました。

腹落ちして就職先を決めたまでは良かったものの、最初は社内で飛び交っている言葉がさっぱり分かりませんでした。でも、たとえ新人であろうと、お客様からフィーを頂くITコンサルタント。つまり、プロフェッショナルとして振舞わなければならない、そのためには常に自主的に勉強し、アウトプットし続けなければならない、という事を、徹底的に叩き込まれる厳しい環境でした。苦労はしましたが、なんとか食らいつき、心から「おもしろい!」と思える技術にも出会いました。インフラアーキテクトにはじまり、開発のプロジェクトマネージャーのチャンスもいただき、キャリアの基礎を築くには、これ以上ないほど良い環境であったと感じます。とにかく技術を突き詰めていく毎日が楽しかったです(AWSアーキテクトの資格も取得!)。

一方で突き詰めていくと、“突き詰めるのはいいとして、自分は何をしたくて突き詰めているんだっけ?”って、自問自答を繰り返すようになりました。

「大手だと案件規模も大きいよね」「阿須間って、知名度のある会社で仕事してるよね」「上場したね」。こうした周囲の声にも、“確かにそう。ただ、社内の先人たちが成し得たこと。私の介在価値って何だろう?”って。EAGLYSに入社するまでの間に4社に在籍し、この自問自答を繰り返し、『0→1で事業成長に貢献できる環境で働きたい。その貢献を通じて社会にインパクトを与えたい』と思うようになりました。



入社のきっかけ

EAGLYSを知ったのは、ビジネスSNSに届いたスカウトがきっかけです。事業領域にも興味を持ちましたが、返信しようと思ったきっかけは代表の今林さんの経歴でした。今林さんは、大学生時代にEAGLYSを設立していて、学生時代は生命医科学専攻で脳科学の研究をしていました。「なぜ大学時代に学んだことと別の道を選択しているんだろう?」。約10年前に、バイオを専攻してITコンサルの道を選んだ自分と重なったんでしょうね。さらに言うと、別の道を選択しながら、業界内で『AIモンスター』と呼ばれている今林さんってどのような方だろう?と興味を持ちました。

カジュアル面談は、初回から今林さんでした。面談を通じての印象は、『熱心に説明をしてくださる方』でした。面談の冒頭こそ色々訊いてくださるものの、その後は今林さんによる説明。「事業の状況はこう、良い点はこうで、積み残しは…」。途中から資料を画面投影しながら説明をしてくださる。

回を重ねるにつれ、前回面談時の投影資料がバージョンアップしていたり、新しい資料を投影してくださったりと、その熱意に感謝の気持ちでいっぱいでした。感謝の気持ちと共に、「代表自らが、こんなにも細部まで考え、把握し、資料化しているのか!」という驚きも大きかったです。思わず、「今林さん、この資料は誰が作っているんですか?!」と聞いてしまったことを覚えています(笑)

このように、複数回の面談を通して、今林さんの事業に対する熱意とお人柄に惹かれていきました。もし私がEAGLYSに入社するとしたら、その当時は今林さんの頭の中には、だいたい3つくらい候補となるポジションがあったようです。その中で、私が「これをやりたい!」と思ったのが、EAGLYSの技術を使った新規プロダクトやソリューションをつくる仕事でした。特に興味を引いたのは、「まだ具体的なプロダクトやソリューションが見えていない」「EAGLYSの技術はまだ黎明期にあり、今後伸びていく可能性がある」という点です。まさに、私が求めていた「0→1」のフェーズであり、先端技術の社会実装に挑戦でき、プロダクトやソリューションを通して世の中を良い方向に変えることができる、そんな機会に巡り合えたと感じ、「もう今すぐEAGLYSに行くしかない。」という気持ちで、たいして悩んだり迷ったりすることもなく、EAGLYSへの入社を決めました。

今の仕事。EAGLYSでのやりがい

入社初日、今林さんは「進め方は、全て阿須間さんにお任せします!」と、気持ちよく、思い切りよく任せてくれました(笑)なので、まずはどのマーケットに、どんなプロダクトを創るのかをリサーチするところから着手しました。金融・物流・人材・教育…。EAGLYSの技術が最大限に活き、かつ障壁が低い領域はどこか、各産業におけるニーズやインパクトが大きい領域はどこか、という視点でリサーチを進めてきました。

リサーチを進める過程では、EAGLYSがこれまでの商談などで収集してきた企業ニーズの内容・解像度・本気度などに加え、自国・他国での動向といった外部環境も加味し、可能性あるプロダクトのネタをリストアップ。その中から、EAGLYSが最優先に取り組むべき領域は何か、を導き出しました。

結果、“マテリアルズ・インフォマティクス領域でプロダクトを創る”に辿り着きました。一人で黙々と向き合うことも大切ですが、立上げフェーズから社内の素晴らしいメンバー(マーケター、デザイナー、エンジニア、リサーチャーなど、多様な仲間たち!)と出会い、チームを組めたことで、さらに議論が加速しました。例えば、社内での壁打ちミーティング。EAGLYSでは「え?そんな角度から意見が出てくるんだー」と思う場面がよくあります。「予め自分で考える時間を取ってミーティングに臨まないと、なかなかその意見を出すには辿り着かないだろうな」とも思うほど、チームの誰かの発案を“我が事”として受け止めてくれ、そこから建設的な意見をくれることが多いですね。

『化学業界の安全な企業間データ&AI連携パッケージを開発〜EAGLYS秘密計算で次世代型マテリアルズ・インフォマティクスを実現〜』。私が入社して5か月が経過した時、EAGLYSから、こんなタイトルのニュースリリースを出すことができました。

ニュースリリースを見た時に感じたことは、今は0→1で言うところの0.1とか0.01くらい。一日も早く、お客様に本当の価値を提供できる状態、『これができるのは、EAGLYSのプロダクトしかない!』とご期待を寄せてくださる企業が増えている状態にしたいですね。

『0→1で事業成長に貢献できる環境で働きたい。その貢献を通じて社会にインパクトを与えたい』。プロダクトマネージャーとしてタスクや課題は山積ですが、同じ目的を共有する素晴らしいチームメンバーと共に、模索しながら自ら道を切り拓いていることを日々実感できるのが楽しいです。

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