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【女性メンバー対談】"フードロス問題に向き合いたい"共通の背景を持つ女性社員2人がデイブレイクを語る

アルバイトから新卒入社した佐藤優さんと、中途入社から3ヵ月の能登はるかさん。デイブレイクを知った背景や仕事のやりがい、働く環境など、女性社員2人の胸の内を語ってもらいました。

"フードロス問題に向き合いたい"共通の志と、2人が惹かれたデイブレイクの姿勢

—2人がデイブレイクを知ったきっかけ、入社の決め手を教えてください。

(佐藤)私はフードロスを減らしたい!って、ただただそれだけでした。大学3年生の頃、フードロス削減に関われるアルバイトを探していた時に、デイブレイクの「冷凍テクノロジーでフードロス問題を解決する」というメッセージに惹かれて応募しました。約1年フルーツの加工に携わった後、翌春に新卒入社。就職活動で外食系企業に話を聞きに行き、「そこまでフードロスへの強い想いがあれば、外食産業のロスを無くす取り組みをイチから始められる」と仰っていただいたこともあり、その会社も貴重な経験ができるだろうなと想像が膨らみましたしたが、いち早くフードロス問題の解決に対峙したくてデイブレイクを選びました。

(能登)私も実は同じで、「フードロス問題に向き合いたい」がデイブレイクに興味を持ったきっかけです。学生の頃にパン屋と総菜屋でアルバイトをしていたのですが、どちらも主要駅の中で来客数の多いお店なだけあり、たくさん製造しなければいけない分廃棄も多くありました。今は変わっているかもしれませんが、当時はそんな状況で。せっかく作った美味しいパンやお惣菜をワゴンに乗せて捨てることが、すごく心苦しかったことを覚えています。

新卒ではソフトウエアの会社に入社しましたが、どこかで当時の感情が突っかかっていて。本当にやりたいことは何なのかと内面を掘り下げた時に、「フードロス問題」にたどり着き、転職を決意しました。当時はまだフードロス解決を事業として展開する会社は少なく、フードシェアリングや賞味期限が迫った食品を格安で販売する動きがほとんどでした。そんな中で、デイブレイクは「安く売る」のではなくて、冷凍という「新しい価値を添えて世に送り出す」という姿勢を貫いていて、そのストーリーに共感したことが入社の決め手です。

海外での体験を機にフードロス問題に対峙。恵まれた環境に慣れ、感謝を失う寂しさ

—2人がフードロスを深刻視するようになったのは理由があるのですか?

(佐藤)大学で国際問題を学び、ボランティアでフィリピンとインドネシアに行った時に、途上国の子供たちの生活を目の当たりにしました。私も能登さんと同じようにとあるカフェでアルバイトをしていたのですが、そこで大量の食料を捨てていることと、ボランティアで訪れた国々で子どもたちが食べ物を道で探すほど食料が不足していること。2つの現実が大きく矛盾していて、おかしいと感じた事が始まりです。そこから色々と調べていくうちに、海外だけでなく国内でも食の不均衡が起きていることを知り、フードロス問題を深刻に受け止めるようになりました。

(能登)共通点が多くて驚いたのですが、私も学生の頃フィリピンに行ったんです。フィリピンの首都からバスで12時間くらい行ったところにある小さな村でホームステイをさせていただき、村の人たちにイベントを開いたり、子供達に授業を行ったりと文化交流の体験をしました。ホストファミリーの家庭は、食料が十分にあるわけではないので、夕食で残った料理を次の日のお昼は麺と一緒に炒めてパンシット(フィリピンの焼きそばのようなもの)にして食べるなど、工夫を凝らして使い切るのが当たり前でした。それは「勿体ないから」ではなく、「足りないから」。感謝をもって食物と向き合い、家族で分け合い、温かく暮らしていました。

(ホームステイ中の能登さん)

一方で食べ物が溢れ、大量の食糧を廃棄している日本。恵まれた環境が当たり前になり、資源を大切にする気持ちが薄れているこの社会に、寂しさも感じました。フードロスは、消費者の意識が変わらないと解決できません。そのためにも、デイブレイクの「美味しく食べることがフードロス解決に繋がる」事業は、問題提起にもなり楽しく参加できる、今の社会に求められるアクションなのではないかと思います。

驚きや発見に満ちた仕事環境。志に向き合える喜び

—デイブレイクの仕事で、やりがいに感じることは何ですか?2人に共通する「フードロスの解決」に携わっている実感はありますか?

(佐藤)アルバイトではフルーツ加工という断片的な携わり方でしたが、正社員入社してからは、事業チームの一員に加わりました。事業方針も、これまではフローズンフルーツの消費者向け販売でしたが、そこでの評判を受け、今は「アートロックフード(高品質冷凍食材)」として飲食店への提供に力を入れ始めています。その営業サポートとして、商談で製造・商品開発側の意見を述べたり、レシピや食材の資料作成が今の仕事です。

アルバイトの頃にはじめて特殊冷凍のフルーツを食べた時、すごく感動したことを覚えています。そこから私も加工するようになり、冷凍技術やノウハウの凄さはもちろん、フルーツに込められた生産者の想いや、それを受け継ぐ加工メンバーの姿勢。たくさんのストーリーが詰まっていることを、身をもって知りました。だからこそ、「デイブレイクのフローズンフルーツは本当に美味しい!」と胸を張って言えますし、お客様が「美味しいですね」と驚いてくれると嬉しくて仕方がありません。「そうなんです!すごいんです!うちのフルーツ!!」と心の中で叫んでます。

(フルーツ加工中の佐藤さん)

また、飲食店の皆様は、デイブレイクのフルーツを活かして美味しいメニューを作ろうと工夫を凝らしてくださいます。フルーツ大福やかき氷、カクテルなど、お客様によってそれぞれカラーがあって。一緒にそれらのレシピを考えるのは、驚きや発見に満ちていて、これまでにない充実感があります。シンプルで美味しいからこそ使い道が豊富なんだなと、夢が広がりますね。資料作成は一見地道な作業ですが、どうやったら自分たちの商品や生産者の真心こもったフルーツの魅力が伝わるか。これまでの成り立ちを知っているからこそ伝えられるメッセージがあると思うので、試行錯誤しながら取り組んでいます。

(能登)私は特殊冷凍機の営業で、冷凍機の案内や食材のテストを日々行っています。廃棄を減らすために機械を検討されるお客様もたくさんいらっしゃるので、志していた「フードロス問題に向き合うこと」ができるのは嬉しいです。また、昔から「日本の美味しいものを海外に届ける架け橋になりたい!」という夢もあって。お客様のこだわりが詰まった食品を全国に届けるサポートができるのは、とてもやりがいがを感じます。

"あったかい心の連鎖"。デイブレイクのカルチャーが波及している

—デイブレイクのメンバーへの印象を教えてください。

(佐藤)デイブレイクは、性別や年齢などで特別扱いをされることはありません。各々が切磋琢磨していて、私が入った2年前と比べると、会社が一層活気づいています。みんなのエネルギーに圧倒されて、正社員としての勤務初日は「アルバイトの延長線上じゃだめだ・・・!」とガチガチに緊張してしまって。先輩に、何でそんなに緊張してるの!?と突っ込まれました(笑)

(能登)社長も含め、誰とでも気軽に議論を交わすことができて、意見を受け止めてくれる環境です。同じビジョンに邁進しているからこその風通しのよさだと思います。また、個性豊かなメンバーが得意分野で活躍していて、チーム力やバランスの良さもデイブレイクらしさではないでしょうか。以前、凍結テストの時、商品開発の女性がさりげなくサポートしてくれたことがありました。テストの補助だけでなく、お客様にフローズンフルーツを出してくださって。お願いしていなくても、気が付いてアクションを起こしてくれる。至るところでそうした心遣いがあります。デイブレイクのビジョン「あったかい心の連鎖」が、会社の中で起きていて、そのカルチャーが周囲の人達に波及しているんだろうなと。些細な事ですが、デイブレイクの絆を感じた出来事でした。

女性に大人気!無農薬野菜がお得に変えるデイブレイクマルシェ

—結婚・出産など、この先生活環境が変わった時の働き方やキャリアはどうイメージしていますか?

(佐藤)今は仕事が楽しくて、プライベートよりも仕事に意識が向いていますが、結婚・出産しても、自分のやりたいことは続けたいし、働き続けたい気持ちは昔から変わりません。

(能登)私も同じです。仕事スタイルも自由度が高いので、生活スタイルが変化しても働きやすい環境だと感じます。

(松本)ちなみに私は去年出産してこの4月から復帰したのですが、朝は早めに出勤して、16時には会社を出て子供たちのお迎えに行っています。なるべく早く迎えに行くために、通勤時間を相談させてもらいました。柔軟に応じていただけたことで家族への負担も減り、家庭も仕事も、充実した日々を過ごしています。産休・育休など基本的な制度はもちろん整っていますし、デイブレイクならではの福利厚生もこれから構築していけたらいいですよね。

(佐藤)福利厚生で特に嬉しいのは、社内イベントの「デイブレイクマルシェ」!いつもたくさん買って自分用はもちろん、家族や友人にも配るのですが、めちゃくちゃ喜んでもらえます。

★デイブレイクマルシェ:規格外の野菜や果物などが手に入った時に開催される社内マルシェ。廃棄の危機にある食材の救出相談が生産者から届き、デイブレイクが購入。少量のため社内限定で販売します。無農薬・減農薬野菜の国産野菜をはじめ、高品質な食材が手頃な価格で購入できる、社内でも評判のイベントです。

パン事業やアートロック限定のお店。冷凍でたくさんの夢が広がる

—デイブレイクでやってみたいことがあれば教えてください。

(能登)フードロスに関心を持ったきっかけであり、自分が大好きな食べ物というのもあって、パン×特殊冷凍を深堀してみたいです。最近はベーカリー店からの冷凍機の相談も多く、冷凍との相性もいいので、パンのロス削減や、全国の美味しいパンを日本中・世界中に届けるようなこともやってみたいです。冷凍パンのサービスは既にあるので新しい要素が求められますが、その探求も興味があります。

(佐藤)私は姉が焼き菓子店を個人で営んでいるのですが、人手が足りず大変そうで。こうやって苦労しているお店が世の中にはたくさんあるんだろうなと感じますし、特殊冷凍の優れた技術も知っているので、何とかしてあげたいと感じます。姉の店は冷凍機を買えるほどの規模ではありませんが、個人店も山ほど課題を抱えている。それらの悩みに対しても冷凍で支援できることを見つけていきたいです。

あとは、アートロックフードだけを使ったお店!「デイブレイクが厳選した食材を、特殊冷凍で美味しさを閉じ込めて、その食品(メニュー)だけを提供するお店」の計画が社内で持ち上がっているのですが、実現できれば、ぜひ関わりたいです。みんな絶対冷凍の概念が変わると思いますし、感動する。社長の話を聞いているとワクワクが止まりません。

食に関心のある人にとって、こんなに心が弾む環境はない

—これから入るメンバーへのメッセージをお願いします。

(佐藤)私は食べることが大好きなのですが、体にいいものや環境にいいものを食べたいという気持ちは、デイブレイクに入って一層高まりました。女性は特に食との接点が多く、味はもちろん、無添加添加や無農薬を選ぶなど、自分や家族のために気にされる方は多いと思います。デイブレイクでは、無添加や素材の味を大切にすることは当たり前。そこの加えて、これまで出回ることのなかった貴重な地方食材も、特殊冷凍を駆使して表舞台に送り出しています。私もデイブレイクに入ってから、これまでに体験したことのない美味しさに何度も出会ってきたので、食に関心のある人にとっては楽しい環境だと思います。

(能登)メンバー同士が誰に対しても対等で、この先生活環境が変わっても、この関係性は変わらないのだろうなと感じます。だからこそ、先々に不安がなく目の前のことに全力を尽くせる。年齢・性別を問わず、自分の個性を伸ばして成長したい人、キャリアを積みたい人にとっては、とても恵まれた場所だと思います。私はまだまだ勉強中の立場で、周りに置いて行かれないようにと焦ることもありますが、自分のペースで成長していきたい。この環境を一緒に楽しんでくれるメンバーが入ってくれることを期待しています。

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