平成元年に設立、令和4年の今年で創業34年を迎える株式会社データ・デザイン。
3Dテクノロジーの最先端を走っていると言っても過言ではないデータ・デザインの、魅力ある社内研修について聞いてみました!
社内の教育制度・研修
CADなどのソフトウェアの使い方や、語学、プログラミング研修などは、社員なら誰でも学ぶことができるようになっています。
実務的なことで言えば、実践を通しての教育サポート体制も充実しています。
しかし、学生や業界に対して知識がない未経験者であれば、まずはお客様と話すことが出来るようになるための考え方、ロジカルシンキング研修が重要だと考えています。
私たちが創業以来携わっている製造業ですが、製造業はプロセスによって個社毎にニーズが異なります。ですので、最初に想定したよりも、広く深くやらないといけないことがほとんどなんですよね。
そこで大事にしているのがロジカルシンキングです。
お客様からのフィードバックや質問に対して、私たちがそこに自らの思考を加えなければ、それらはただの作業になってしまいます。
お客様のミッションを実現するために、私たちがどう支援していくか。
それは、様々な角度から見て疑問を持ち、仮説を立てるということを繰り返していかないと、答えが得られないものだと思っています。それがソリューション(問題解決)プロバイダーとしての使命だと考えていますね。
また、お客様との打ち合わせ後にも、得た情報を全て報告書にまとめてもらっています。
そう言うと難しく面倒に聞こえるかもしれませんが、報告書を埋めている内に、何をどうやらないといけないかが、必然的に見えてくるんですよ。
しかし実務として行ったとき、お客様の求める方向性に沿った提案の難易度が高い、と上司が判断した場合は、OJTを通してチームを形成し実施する場合もあります。
私たちは、お客様の声を聞きそれを受け入れ、そしてまた考えることの繰り返しです。
その思考能力が浅い人は、例え10年業務を経験しても、優れた人の1年分にも満たない。
と、厳しいようですが私たちはそう考えています。
新入社員が最初に苦労するのは、年に4回実施されるクォーターミーティングだと思いますね。
社員が四半期で取り組んだ業務やそれに伴う成果、そして次のクォーターの指標を発表する場になります。自分の発表はもちろん、他の社員や別のチームの発表も聞くことができます。
その1週間は資料をまとめることにかなり追われているので、ミーティングと言えど、1つの研修という位置付けになっていますね。
学生からよくある質問
「どんな研修が受けられますか?」
と聞かれることがとても多いです。
結論から言いますと、心から学ぶ気持ちがあって、会社の発展に寄与するという強い思いがあるならば、データ・デザインではあらゆる研修を準備することができます。
前述しました通り当社は、専門的な各種ソフトウェアを、未経験者でも0から学ぶことができます。プログラミングについては技術系や文系関係なく、全社員が研修の対象です。
更には語学や、工作機械の制御トレーニングなど、充実したカリキュラムがあります。
今であれば、AIやIotのプログラミングもニーズがありますよね。
こういった社内の研修を上手く活用し、学んだことを実践することでキャリアを積んで欲しいと考えています。
ちなみに、社員がスキルアップのために購入する書籍は、全て経費で購入できるようになっています。
このネットの時代に本?と思われるかもしれませんが、書籍の優れているところは、“自分が知ろうと思っていた情報以外の知識も得られる”ところだと思います。
もちろん、学んだことは自分だけの知識やスキルに留めず、どんどんアウトプットして欲しいところですね。
データ・デザインを牽引する先輩たち
ロジカルシンキングができて、お客様の言葉や社内の意見にしっかりを耳を貸すことのできる人、これが活躍している先輩達の姿だと思います。
年齢で言うと30代前半くらいでしょうか。
成果を感じられるまで、と言う点であれば、大体入社3年ほどで実感してくると思います。
私自身、大学卒業後はずっと前だけを向いて走って来ましたが、お客様が何を求めているのか、世間はどこに向かって動いているのか、その輪郭が見え出したのは3年経ったくらいからだったと思います。
人って、そこからようやく自分の考えを持ち始めるのだと思うんですよね。
それで色々やりたいこと、やれることが増えてくる。
逆に言えば、3年目までは皆横並びで切磋琢磨していると言えます。
バックグラウンドにある業務をしっかりと習得し、社会に適応していく。これが、成長への一番の近道ではないでしょうか。