こんにちは!dsc採用担当です。
dsc(大学スポーツチャンネル)のデジタルコンテンツ事業部デジタルコンテンツ事業部では、初のフォトグラファーである仁科貴博さん。今年からフォトグラファーを軸に働き始めた仁科さんにこれまでのキャリアとこれからを伺いました。
目次
1. dscで写真の仕事を作っていく
2. 「かっこいいし、なりたい」自分で手繰り寄せたロールモデルの存在と環境
3. 熱量をちゃんと持っていて、人柄が良ければハマるdsc
dscで写真の仕事を作っていく
ー現在はどのようなお仕事をされているのですか
写真の仕事ではWEリーグで写真を撮らせてもらっています。毎週1試合どこかの会場に行って撮って、編集して、とやってました。 Jリーグに関しては今まで案件としてなかったですが、SNSの投稿物を作成するにあたり、注目の試合は会場に行って撮影するようになったり、 Bリーグのファイナルもdscとしては初めてフォトグラファーとして入れてもらい、撮らせて頂きました。「dscは写真も良いよね!」と言ってもらえるように励んでます。
その他、Jリーグ、WEリーグのSNSアカウント運用、投稿内容の企画制作、リーグワンの動画制作、その他dscの案件と社員さんほどではないですけど、写真以外の仕事もやってます。
ー他のクリエイターと同じでSNS運用や動画制作もされるのですね
前提として、これまでdscは写真で仕事を受けることをやっていなかったので、写真だけの仕事はあまり多くありません。 入社前も「これからdscで写真の仕事を作っていきたい」と伝えて入社したこともあり、写真の仕事を増やせるように自ら働きかけてます。
ー入社してからまだ4か月ですが着実に写真のお仕事を増やしているのですね。これからも様々な競技を撮影する機会に恵まれそうです!
そうですね。バスケの試合は良い経験をさせてもらったな、と感じてます。これまで、サッカー大好きの人間だったので、他競技の試合を見る機会/撮る機会がありませんでした。 バスケならではの臨場感、選手の近さだったりを肌で感じられたことはとても新鮮でした。あと違った観点からだと、dscのバスケ動画制作班のまとまり、チームワークを隣で見させてもらって、「こんなチームをサッカーでも作りたい!」って思いました。 サッカー以外の競技を撮る新鮮さと、dscのチーム力の2点が特に印象に残った経験だったと感じてます。
「かっこいいし、なりたい」自分で手繰り寄せたロールモデルの存在と環境
ーdscとの出会いを教えてください
もともとは営業マンやりながらスポーツ、特にサッカーが好きなのでサッカーチームを撮る環境を探していてSHIBUYA CITY FC(dscの子会社)を見つけました。そこに2021年2月にフォトグラファーとして携わり始めました。社会人サッカーチームを撮ることが出来たので、プロサッカーチームも撮りたいと考えていたらタイミング的にちょうどWEリーグの開幕の時期で。フォトグラファーとして関われるようサッカーチームに営業などをしてましたね。 関われる環境を探している中で、dscがWEリーグのお仕事をしていたのを知って一樹さん(弊社取締役)に連絡した流れになります。
ー営業マンだったんですね!そこからフォトグラファーとしてのキャリアを選択した理由はとても気になります...!
就活の時に遡るんですけど、当時は正直やりたいことがなかったです。就活の時に自己分析をしても、「具体的にこれ」が見つからなかったので、どんな仕事にも役に立つ、営業の道を進みました。 周りの皆は「”部活で良い指導者に出会ったからこの道に行きたい” ”憧れの先輩が働いている姿を見てかっこいい" と思ったからこの道を目指しました!」って言うんですけど、自分はあんまりぱっと思いつくものがなくて、ロールモデルに出会えていなかったですね。なので、30歳までにはやりたいことを見つけよう、と思っていました。
写真は趣味でやっていたレベルで、専門に行っていたわけではないですし、instagramなどの流行に乗ってやっていた程度ですね。ただ去年くらいから本格的にやりたいな、と舵を切って色々な道を探して今に至ります。
ー写真の道に舵を切ったきっかけはあるのですか
趣味でサッカー関係の繋がりを大切にしていたら、写真やクリエイティブでサッカーを盛り上げたい同世代の仲間たちに出会いました。 皆さん、本業もサッカーの仕事に携わりながらサッカーを盛り上げているのを見たことが1つ目のきっかけです。 自分はサポーター、ファンの立ち位置だったので、自分もその道に行きたいな、と。写真も好きだし、写真でその道を目指すことを考え始めました。
もう一つきっかけがあって。それは東京オリンピックの時にドイツのフォトグラファーと会ったことです。2歳年下のフォトグラファーで、もともとInstagramで繋がってました。彼は アイントラハト・フランクフルト(サッカーチーム)のオフィシャルフォトグラファーとして働いているのですが、ドイツのオリンピックチームのオフィシャルフォトグラファーにも選ばれていて、東京オリンピックのタイミングで日本に来てました。ほぼ同世代、むしろ年下で。ドイツ代表のフォトグラファーって4人くらいしかいないのに、そのうちの一人に選ばれていて...。写真でスポーツを盛り上げることを体現している姿に「かっこいいし、なりたい」と心から思いました。 そこから自分もその位置にいかなきゃな、って思って、スポーツ、特にサッカーを撮れる環境を探し始めました。
ーなるほど...! 繋がりました。自分から動き続けて見つけたやりたいものだったんですね。
プロスポーツの現場を撮れるようになって、これからは何を目標にしていますか
dscではやはり、フォトグラファーとしての仕事をもっと増やしていきたい。また、先ほど申し上げましたが、サッカーの制作チームを作りたいです。 ただ、今任せてもらっている写真以外の仕事もスキルアップにつながってます。 写真を撮るだけじゃなくて、どういう写真がサポーターの受けが良いのか、どういう出し方をしたら良いか、写真の使い方や届け方、その先にあるところまで見れるのはすごく良い経験になっています。 写真を撮るだけじゃなく、フォトグラファーの働き方の枠を広げるような仕事が出来るようになりたいな、と思って仕事してます。 個人の目標としては、サンフレッチェ広島のオフィシャルフォトグラファーになりたいですね。夢であり、目標です。dscの仕事を通してでも実現するかもしれない、と思いながら、めちゃくちゃ充実して働いています!
熱量をちゃんと持っていて、人柄が良ければハマるdsc
ーdscはどんな会社ですか
ありきたりかもしれませんが、人柄が良い会社だな、って思います。皆熱量は高く持っていながらも、変なガツガツさはないのが良いですね。 あとは、メンバー同士でナレッジの共有を頻繁に行なっている点も魅力的です。自分は写真を頑張ってますけど、動画制作やクリエイティブ製作に関してはまだ初心者で、 分からないところは聞くのですが、とても丁寧に教えてくれます。
ーとても魅力的ですが、大変なことはありますか
率直に結構忙しいなって思います。それは課題の難しさに繋がるのですが、写真の仕事をどう増やしていくかを常に考えてます。それはdscのせいではなくて、フォトグラファーは決まっているというチーム、組織が多いので、 そこを切り崩していくにはどうすれば良いか。難しいですが考え続けてます。
あとSNSに携わるのは難しいなって思っていて。日々変化していくもので、20,30代ではなく、10代に刺さるもの、その流行を追えるかが難しいと感じてます。具体的にはTiktok,Instagramのリールなど、若者の流行を追うのが大変です。 僕らは若者では無くなってきているので、そこの危機感はあります。正直見るしかない、とも思ってます。自分はあんまり面白くないな、と思っているものでも流行ることがあるので、色眼鏡を外してキャッチアップすることを心がけてます。ただここもdscの良さに戻ってきてしまいますが、インターン生が多くかかわってくれる会社でもあるので、僕らは若者の流行をキャッチアップ出来る良い環境だと思います。
ー大変なことを聞いても最後はdscの魅力で締めて頂けるのですね...。ありがとうございます...!
最後に求職者へメッセージはございますか
もちろん経験者としてクオリティを求めてますけど、自分の枠を広げたいって思っている方はエントリーしてみても良いかもしれません。 熱量をちゃんと持っていて、人柄が良ければハマると思います。クライアントのことをどれだけ好きになれるか、クライアントのためにどれだけ頑張れるかが重要だと思ってます。
20代でやりたいことを探し続けた結果、見つけたフォトグラファーの道。決断と行動を止めなかったからこそ今の環境がある。仁科さんがこれからdscで作っていく仕事とチーム、そして彼自身のキャリアにもチェックしていきたい。