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働き方だけじゃない!サイボウズ100人100通りの学びの機会 ~営業本部オンボーディング研修編~

サイボウズは、ここ数年で従業員数が増加傾向にあります。

特に、営業本部には多種多様な業界から転職者が入社しており、IT業界での経験の有無、営業経験の有無も様々で、入社する時点でのスキルセットは、まさに 100 人 100 通りと言えます。

ただ、どれだけ豊富な経験を積んでいても、会社が変わるとなると覚えることはたくさんありますし、新たに習得したいスキルもあるかと思います。

そこで!様々な経歴をもってサイボウズに入社してくる方々が、入社後どのように業務に定着し、スキルアップを図っているのかご紹介します。


全社従業員数の推移 と 営業本部の非IT出身者の割合

▼ オンボーディング研修とは

新たに入社された方々向けに、組織のルールや文化、仕事の進め方、などにいち早く慣れていただくための教育プログラムです。

継続的に学べる制度・学べる文化

スキルアップするチャンスは、オンボーディング研修だけではありません。 サイボウズには、研修期間だけでなく、継続的に学べる制度・風土があります。

オンボーディング研修については、予め研修チームが決めたプログラムに沿って受講してもらう流れとなっていますが、それ以外については基本的には全て任意参加となっており、誰かから強制的に参加するよう指示されることはありません。 自分たちが業務を進める中で、「この知識を深めたい」「この苦手分野を克服したい」という気持ちが芽生えたら、“自ら勉強会を企画して開催する”というようなことが日々行われています。


研修・勉強会によっては、外部から講師を招くこともありますが、サイボウズには様々な経歴をもった社員がいるため、社員が講師となることもしばしば。 前職での経験を社内向けにアウトプットしてくれる社員が数多くいるため、その領域はもはや無限大と言えます。 自らのミッションや目標と照らし合わせて、補いたいこと・強化したいことがあれば、主体的に企画/参加ができる風土です。 (詳しくは続編にてご紹介いたします!)


・・・そうはいっても、入社して最初の研修の内容は気になるところかと思いますので、今回の記事では、オンボーディング研修についてご紹介いたします。


研修目標:入社3ヶ月で提案に必要な基礎スキルを身に着ける!

3ヶ月間のオンボーディング研修のゴールは、 入社3ヶ月後の提案独り立ちに向けて、提案に必要な基礎スキルを補うことです。 研修内容については日々ブラッシュアップをしていますが、3ヶ月間で以下のようなコンテンツをこなしていただきます。

1ヶ月目については、主にサイボウズの組織、製品について学習をしていただきます。インプットだけではなく、テストやレビューなどアウトプットの機会を設けて、スキルチェックを行います。

2ヶ月目については、提案パターンの学習と、実際の商談に同席し、お客様に製品の紹介をしていただきます。段階的に商談に慣れる機会を設けていますので、営業未経験でも問題ありません。

3ヶ月目は、サイボウズビジネスを展開してくださっている販売・構築パートナーについて学びます。また、1~2ヶ月目で習得した基礎スキルをもとに、お客様先でデモンストレーションを交えた提案も経験していただきます。

そして研修最終日には、営業本部長をはじめとした社内メンバー向けにプレゼン形式で課題発表を行っていただきます。 課題発表では、3ヶ月間の研修で身に着けた提案基礎スキルである、「顧客課題の深堀」「システム構成化」「価値を伝えるプレゼン」等、課題解決提案を存分に経験できる場となっています。この研修を通してサイボウズ営業としてのステップアップをきっと実感していただけるはずです!



―――コロナ禍の研修は?

当初はオフィスに出社することを前提として研修プログラムを構成していましたが、現在は基本的に 『フルリモート』で実施しています。

座学系の研修は全て動画視聴となっていますが、例えば営業提案の基本となるフレームワークや、システム構築のための基礎知識を習得する勉強会については、Web会議システムにて、講師や先輩社員がレクチャーしています。

また研修期間中は、実際に営業として活躍するメンバーがチューターとしてつきますので、研修内容に関する不明点から、サイボウズならではの社内ルールまで、気軽に相談することができます。


配属は本部長面談で決定‼

オンボーディング研修が終了したら、いよいよ配属です。

営業本部内の、ソリューション営業部もしくはパートナー営業部のいずれかに配属となります。

《参考》 サイボウズ組織図

https://cybozu.co.jp/company/organization/



―――どうやって配属が決まるのか…。

サイボウズでは、本人の希望を聞かずに配属することはありません。

まずは自分なりに「やりたいこと」「やるべきこと」「できること」を洗い出してみて、自分がなりたい姿をイメージしておきます。

本部長面談では、その想いを伝えていただき、最終的にはチームの状況や目指している理想と照らし合わせて配属先が決定するという流れです。

《参考》 モチベーション創造メソッドとは?――「やる気」のセルフコントロール

https://teamwork.cybozu.co.jp/blog/motivation-creation-method.html


オンボーディング研修を受けてみて…

ここからは、キャリア入社をされたお二人に入社後を振り返っての感想をご紹介します。

◆篠村 まゆ(しのむら・まゆ)

営業本部 ソリューション営業部 ダイレクトセールスG所属。新卒でメガバンクに入社し、法人営業を経験した後、金融機関向けの運用商品提案や新たな金融商品の企画開発を担当。その後、メーカー系シンクタンクに転職し調査業務に従事。kintoneの可能性とサイボウズの風土に惹かれ2度目の転職を決意し、未経験のIT業界で邁進中。ダイビングと海が好き。



―――入社当初の不安は?


私は営業の経験があったので、営業職に対しての不安はなかったのですが、業界が全く違うので、 商材が変わることへの不安はありましたね。なので、入社前にITパスポートという資格を取ってみたり…。

キャリア入社なので、研修などはないものだと思っていたのですが、しっかりと3か月間のカリキュラムが組まれていましたし、不安だった製品知識についても、きちんとインプットの時間が設けられていて安心しました。


―――研修最終日の課題発表はどうでしたか?


私は、銀行が抱える課題を挙げ、その課題をkintoneでどう解決できるか、という内容を発表しました。

3ヶ月の間に、製品知識や、提案の組み立て方、課題の掘り下げ方などを学んでいましたので、それら全てを網羅する形で実践する機会があって良かったと思います。全く違う業界へのキャリアチェンジだったのですが、前職で得ていた知識や経験は決して無駄ではなく、今後もサイボウズの営業として活かしていけることに気づくことができましたね。お客様に業務改善の提案をする際には、各業界の業務をよく理解することが必要だと感じていますが、色々な業界から人材が集まってきているサイボウズは、そういった知見が集まっているという意味でも、働いていて楽しいです。


編集後記

営業人材開発部の楢﨑です。入社後のイメージは湧きましたでしょうか?

今回ご紹介したオンボーディング研修は、人事部ではなく、企画~運営まで営業本部が実施しています。「こんな研修があったら…」という先輩社員の過去の経験と、これからサイボウズが目指すべき姿の両方を融合させて研修コンテンツを盛り込んでいます。

サイボウズ営業としての最低限必要なスキルについては、1からオンボーディング研修でお伝えしますので、今後サイボウズに入社される方は、前職で培ったご自身のご経験を思う存分に発揮していただければと思います!

なお、より効果的な研修となるよう常にブラッシュアップをしていますので、今回ご紹介した研修についても、日々変化しています。

そんな変化の早いサイボウズで、これまでの経験を活かしてチャレンジしたい‼という方のエントリーをお待ちしております^^

次回の記事では、研修期間ではなく、誰もがいつでも参加できる「営業人材研修」についてお伝えしていきます!

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