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【体験談】失敗談から学ぶルームツアー動画撮影のポイントと撮影の流れ

こんにちは!広報の井上です!

今回は、動画編集者からディレクターへのキャリアアップを目指す間さんに、「撮影デビュー日の話」を伺いました!※以下、間さんのお話しです。

動画編集者として働いてきた私ですが、現在はキャリアアップを目指して動画撮影に挑戦しています。今回は、撮影デビュー日の失敗談と、そこからの学びについてご紹介します。

まず、撮影現場の流れをご存じない方が多いと思いますので、CUEのルームツアー動画撮影の流れをお伝えします。

  1. 現地集合~あいさつ
  2. 打ち合わせ兼リハーサル
  3. 撮影本番
  4. インサート用の動画撮影
  5. ショート動画用の動画撮影

流れに沿って、私の失敗談&学びをご紹介していきます!

現地集合~あいさつ

CUEでは、30分前に現場へ到着する、を基本としています。顧客と合流する前に、CUEメンバー全員で撮影内容や台本の確認を入念におこないます。

関係者がそろったら、簡単なあいさつを交わし、すぐに打ち合わせ兼リハーサルに移ります。

「お施主様宅を訪問するため、きれいな靴下を着用する」というアドバイスは、他の記事でも紹介されていました。ここで「スリッパでもいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、撮影ではスリッパは使用禁止です!

その理由は簡単で、動画内にスリッパの「パタパタ」という音が入ってしまうからです。

私は新品の靴下を着用していたのですが、まさかの穴が開くというハプニングが起きてしまいました。パンプス用の靴下は穴が開きやすく、人によっては一日で使えなくなることもあります。女性カメラマンは必ず替えの靴下を用意しておきましょう!!

打ち合わせ兼リハーサル

打ち合わせ兼リハーサルは、動画の質を左右する重要な過程です。一般的に「打ち合わせ」と聞くと、座っておこなうイメージがあるかもしれません。しかし、ルームツアー動画の場合は違います。実際に撮影する部屋を回りながら、動線の確認と紹介ポイントの確認をおこないます。

台本と間取り図は事前に共有され、撮影日までに内容と動線の確認をして撮影に挑みます。しっかりと頭に入れていたはずが、初めての撮影で緊張して飛んでしまい、紹介ポイントがなかなか頭に入ってこず…。

撮影する私の後ろでディレクターがサポートしてくれていました。

本番撮影

打ち合わせ兼リハーサルが終わると、いよいよ本番撮影に入ります。

私は緊張のあまり、演者さんをフレームに収めることに気を取られ、映像全体のバランスを見失いそうになっていました。

結果として、撮影された映像は演者さんの動きに1秒ほど遅れてしまい、カメラワークと演者の言動にタイムラグがある映像になっていました。さらに、タイムラグを取り戻そうとカメラを急に動かしたため、映像が速くなってしまった点も反省です。

撮影が思い通りにいかないと、編集の工数を増やして見やすくする必要が出てきます。完ぺきに撮影できれば編集者の負担が減らせることを学びました。

また、ルームツアー動画の主役はお家であり、演者さんはサポーターです。演者さんをフレーム内に収めることは大切ですが、カメラの動きが速すぎてお家の様子がわからなければ本末転倒です。

この経験を活かし、次回の撮影に向けてジンバルを購入し、自宅で練習を重ねました。

インサート用動画の撮影

お家の重要なポイントは、インサート画像や動画を使ってわかりやすく紹介します。そのため、インサート用の撮影も必要不可欠です。

このインサート用動画の撮影は、本番時の演者さんの説明を聞きながら「こういうインサートが必要だな」と自分で判断します。本番撮影と同時に考えるため、メモを取る余裕はなく、頭に記憶しておかなければなりません。

また、動画編集時に使いやすく魅力的な素材を確保するため、さまざまな画角で撮影しておく必要があります。撮影の機会は一度きりですので、「使いたい画角の動画がない!」という事態を避けるため、十分な量を撮影します。

私の場合、撮影しすぎてしまい、インサート用動画の撮影だけで1時間近くかかってしまいました。通常は30分程度で終わらせなければならないので、今後はポイントを絞って効率的に撮影する必要がありそうです。

ショート動画用の動画撮影

本編動画の撮影後、ショート動画用の撮影に移ります。ショート動画はスマホを縦向きで撮影するため、わずかな手のブレでも映像の揺れが大きくなってしまいます。この点に注意しながら慎重に撮影を進めます。

以上が、ルームツアー動画の撮影の流れです。

私は撮影デビュー時の動画を自分で編集する機会をいただきました。撮影から編集まで一貫して行うことで、撮影技術と動画編集力の両方が向上すると実感しています。

ルームツアー動画はお施主様のお宅をお借りして撮影するため、時間との勝負です。演者さんと息を合わせ、効率的により良い動画を撮影するために、これらの失敗経験を糧にしていきます!

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