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聞いてただ実装するのではなく「本当に必要なのか?もしくはこれがあった方がベストなんじゃないか?」まで踏み込んでシステムを作る

Sierを経て2017年夏に当社参画。現在はシステム管理部長として各種システムプロジェクトを牽引する佐藤さんに、クラウドクレジットへの想いやキャリアについてインタビューを実施しました。

【(インタビュワ―。以下「I」):佐藤さんは私とほぼ同期で8月1日入社ですよね。前職は何をされていましたか?】

佐藤:数学の大学院を卒業後、某SIerに入社しました。

そこで、銀行などの金融機関に対してシステムを売る事業部で様々な金融との関わりを持ちました。最終的には住宅ローンの証券化に携わり、クラウドクレジットとも親和性を感じます。

立場的にはプロジェクトマネージャーとして、お客様(金融機関)とエンジニアの調整役もやりましたし、サーバー関係、パソコンの設定など、本当に「何でもかんでもやっていた」という感じです。それが今、ベンチャーで働くことに役立っています。そこに5年3ヶ月いました。

【I:転職したキッカケは何だったのでしょうか?】

佐藤:実は他の金融ベンチャーに転職しようと思いwantedlyに登録したところ、オファーを頂いたことがきっかけでした。

金融とシステムに興味があって働いていましたが、外から金融機関に関わるのではなく、金融に入り込んでシステムの仕事をした方がもっと面白いんじゃないかと思って。

【I:クラウドクレジットは、どんな想いでどんなお仕事をしていますか?】

佐藤:プロジェクトマネジメントがメイン業務です。たとえば「システムを作る」って一言で言ってもなかなか大変な仕事で、みんなが思うより難しいんです。

例を挙げると「システム化したい」という要望が出てきたとき、エンジニアはプログラムに落とし込んだらどうなるか?ちゃんと回るのか?を考えていく必要があります。

人はみんな違うので、何かを聞いても人がそれぞれ思う事はバラバラなため、要望や認識を聞いて、整理してアウトプットを一致させて、、という折衝能力が必要になります。あとは、聞いてただ実装するんじゃなくて本当にそれは必要なのか?もしくはこれがあった方がベストなんじゃないか?そういうことまで踏み込んで、金融というものの特性も含めて整理して、いかに納得できる形でまとめていくかが、システムのプロジェクトマネジメントです。

その中で、チームのどこかに足りない役割があるときにそこに入り込むことが多い。

私「ゴミ拾いの役割」って言葉が好きで。どうにかして成り立たせるためには、溢れたボールを拾う立場の人間は必要だと思っていて、色々やっているうちに今の立場になった、と思っています。

【I:熱いですね。今後テクノロジーは金融をどう変えていくと思いますか?】

佐藤:「仲介業者」というものはどんどんなくなっていく世界になるのではないでしょうか。例えばソーシャルレンディングは銀行を介さずにお金を融資できるシステムですよね。

全て無くなるかというとそうではないと思いますが、銀行以外の新しい与信確認の「仕組み」など、今までの金融とは全く別の仕組みを使ったサービスで埋められていくのかなぁと思います。

【I:どんな人に加わって欲しいですか?】

佐藤:第一にクラウドクレジットの業務を面白いと思いながらシステム開発に加わってくれる方がいいですね。必要なことを言われてできることも素晴らしいけど、本質的に「この業務に必要なものは何か?本当にシステム化すべきか?」を見極めながら仕事をする方が会社にも本人にとっても良いと思うので。

あとは、ピンポイントに言ってしまうと、銀行など金融機関でSierをされている方!結構大規模な金融システムを開発されている方で、業務的なことを考えたシステムを小さい規模でやりたいという方には魅力的な職場だと思いますのでぜひ来ていただきたいなぁと思います。

【I:クラウドクレジットで学んだことは何ですか?】

佐藤:システムの界隈で生きて来て、業務以外で金融の方と話す機会は少なかったので、当社にいる色んな金融キャリアの方の話が聞けることは面白いですね。

後はスピード感の大切さ。前職は契約一つとっても時間がかかっていましたが、ベンチャー企業ではスピード感を持ってシステムを作っていかないとお客様のご要望にもついていけない。そう、だからもっと、エンジニアが必要なんです!

【I:では最後に。休日は何をしていますか?】

佐藤:1歳の娘と千葉県の郊外で遊んでいることが最大のリフレッシュですね。最近は印西市のゆるキャラ「いんザイ君」の追っかけをしています。将来はプログラミングを教え込みたいのですが、妻からはパソコンをいじる時間は1日1時間までにするように言われているので、夢は潰えそうですが。。。

会社でも、今は日々の業務にいっぱいいっぱいですが、IoTなど、遊びを取り入れて行きたいなぁと思ってます。

【I:ありがとうございました!】

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