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全メンバーがリモートワーク。それぞれがベストな環境で仕事をしていくために支給している2つの手当を紹介します!

コパイロツトでは以前から、一部のメンバーにおいてはリモートワークを活用していました。しかしコロナ禍に突入した2020年2月以降、全社的にリモートワークに切り替え、現在も多くのメンバーが在宅で仕事をしています。

そこで会社として見直すことになったのが、仕事を遂行するうえで必要となる諸費用の負担と、働く環境を整えるための初期投資についてです。リモートワークメインに切り替えてから社内でどんな制度や諸手当を導入したのか、今回は現時点での結論と検討プロセスをご紹介します。

*本ストーリーはCOPILOT Knowledgeの記事を再編集しました。

通勤交通費ではなく、リモートワーク手当を支給

以前は週5日出勤することを前提に、全メンバーに交通費を支給していました。しかし出勤する頻度が大幅に減ったため、まずは手当を支給する目的と、その内容を見直すことにしました。

そこで通勤交通費に代わって導入されたのが、「リモートワーク手当」です。主に今まで、オフィスを利用することによってメンバーの負担が必要なかった諸費用をカバーする目的で導入しました。

リモートワーク手当(毎月2万円)

  • インターネット接続環境の整備、電気代などの必要経費
  • 出社する必要がある場合の交通費
  • コワーキングスペースやカフェなどを利用する際の費用

備考

  • 基本的に「出社なし」が前提。本社オフィスに出社が必要な場合の交通費(定期代、駐輪場代など)も支給費用の中に含める
  • クライアントやパートナーとの打ち合わせなどでオフィス以外の場所に出向く必要がある場合は、その都度、交通費を実費で精算する
  • 遠隔地在住の場合は毎月1万5千円、ただし通勤交通費を実費で精算可能

環境を整える初期投資は「在宅環境構築手当」でカバー

ただ、この毎月のリモートワーク手当だけではカバーできない費用もあることがわかってきました。経験者の方は思い当たると思いますが、在宅で快適に仕事をする環境を整えるためには、それなりの初期投資が必要となります。

そこで、リモート手当とは別に、「在宅環境構築手当」も支給することにしました。ノートパソコンとスマートフォン、オンライン会議用のインカムはすでにメンバーに支給しているので、それ以外に必要なものを自由に購入してもらうことにしました。

在宅環境構築手当(導入時・入社時に一律5万円)

  • デスクや椅子、PCモニター、ネットワークのルーターなど、在宅での仕事環境を整えるために必要な物品の購入費用にあててもらう

2つの手当、実際の使い途は?

この2つの手当が導入されて約2年。使い途はメンバーによってさまざまですが、現在のところ、有効に活用されているように思います。

家には置いていなかったモニターやデスクなどを購入したメンバーもいれば、レンタル家具サービスを利用して、仕事に使うための椅子をレンタルしたり、知人のオフィスの一席を契約しているメンバーもいます。地方在住のメンバーでは、ネットワーク環境を整備するために使用した、というケースもみられました。

これからの見通し

コパイロツトでは今後も、全メンバーがリモートワークを利用し、それぞれにとってベストな環境で仕事をしていくことを推奨していく予定です。

現時点では、今回ご紹介した2つの手当で諸費用はフォローできていると思っていますが、今後、年数がたっていくと、「ディスプレイが壊れてしまった」「契約の更新が必要」など、追加の費用が必要となっていくかもしれません。そうしたフォローアップは状況に合わせ検討する必要があるのではと考えています。

状況は常に変化していくもの。私たちはこれからも変化に応じて適宜、制度や福利厚生、諸手当の見直しを行っていきます!


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