こんにちは、人事部 冨永です。みなさんは「クックパッド」という名前の由来をご存知ですか?今日は意外と知らないクックパッドの名前のヒミツをご紹介したいと思います。
名前を付けるまでの経緯
1997年にはじまったクックパッドは「每日の料理を楽しみにすることで心からの笑顔を増やす」という創業理念をもとに、20年間走り続けてきました。
この創業理念を言葉にするまでにも長い時間がかかったのですが、それを実現する会社・サービスに「クックパッド」という名前をつけるのにも長い時間を要しました。
自分の子どもに名前をつけるときと同じように、会社やサービスの名前を決めるときにもさまざまな想いや意味を込めます。
「何のためのどんなサービスなのかすぐにわかるような名前がいい」
「覚えやすくて、料理のシーンにパッと頭に思い浮かぶような名前がいい」
「発音しやすくて、何度も呼んでもらえるような名前がいい」
「愛着がわいて、多くのユーザーから長く愛されるような名前がいい」
創業から2年後の1999年にクックパッドという名前がつけられたときには、以上のような論点で何度も何度も議論を重ねました。
クックパッドの名前の由来「気軽な料理のメモ帳」
クックパッドは「cook」「pad」という2つの単語で構成されています。直訳すると「料理のメモ帳」です。“お料理したいと思ったときにいつでも気軽にひらける、自分だけのメモ帳として何度も何度も使ってもらいたい”そんな想いが込められています。
なるべくシンプルな言葉で構成されていて、発音しやすく覚えやすい。様々な観点から考えられた結果「cookpad(クックパッド)」という名前にたどり着きました。
メモ帳に書くように「気軽にレシピを投稿してほしい」
現在はレシピを検索できるサービスとして有名なクックパッドですが、創業当時から「レシピを投稿する」という体験価値の向上に注力してきました。
クックパッド創業の背景には「家族や地域でのレシピ伝承が難しくなっている」「時代やライフスタイルの移り変わりとともに料理のつくり手が減っている」という課題感がありました。
そんな課題を少しでも解決して「おいしい」から生まれる笑顔を増やしたい。そのために「大切な人のためにレシピを簡単にメモできる」「自分のためにコツや成功パターンを気軽にメモできる」ようにしたい。それによって「より多くの人に料理を楽しんでもらいたい。」そんな想いから、まずはレシピを投稿するということがクックパッドの原点になっています。
全てのレシピがとても大切
240万品以上のレシピが掲載されている今でも「クックパッドはユーザーのみなさまから投稿されたレシピによって成り立っている」という想いは変わっていません。
例えば同じ「サラダ」のレシピでも、どれを作るか決めるためには色々な決定要因があります。家にある食材や、その日の気分、住んでいる地域の食文化の違いや、食べる人の健康状態、もちろん味の好みもあると思います。だからこそ「どこかの誰かのレシピが、別のどこかの誰かに必要とされている」と考えています。
「クックパッド」に込められた想い
今日はクックパッドという名前がつけられた背景や想いをご紹介しました。クックパッドでは、名前や理念をとても大切にしています。社員が同じ方向を向いて進んでいくための道標となるものだと考えているからです。
「每日の料理を楽しみにする」ために、クックパッドはこれからも頑張っていきます!
みなさんもぜひ1度、クックパッドにレシピを投稿してみてはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました。こちらの記事は、Cookpad Staff blogでも紹介されています。他にも様々な記事がありますので是非ご覧ください!