「クックパッドマート」は毎日のお買物を、より良くする生鮮食品ECアプリです。朝の8時までにアプリで注文すると、夕方の17時以降、好きなときに好きな場所で、一品から送料無料で商品を受け取ることができます。
地域の生産者やお店などこだわりの食材を扱うお店が目白押し。朝どれの食材や、旬の食材、ちょっぴり珍しい食材など、これまで日常的に食卓に登場するのが難しかった食材も、気軽にお買い物ができます。
(クックパッドマートで購入できる商品の一例)
この「こだわりの食材が生産者から直接、注文当日に一品から送料無料で届く!」という仕組みを支えているのが、クックパッドマート独自の流通システムです。いかに時間とお金のコストを効率化し、さらに食品の品質を守りながら商品を運ぶことができるか。リアルな食の流通の仕組みをテクノロジーを用いて1からつくりあげようとしている「クックパッドマート」は、超チャレンジングで難易度が高い新規事業です。
オンラインとオフライン両方の技術を使って、新しい挑戦を前進させるために、チャレンジ精神があって、ものづくりの経験や想いに自信があるエンジニアを絶賛大募集中なのです!
今日はクックパッドマートでエンジニアとして働く環境や、どんなメンバーが何をしているのかということを、エンジニア領域のマネージャーを務める入社11年目の勝間亮と、入社半年の尾崎沙耶の対談というかたちでお伝えします!ファシリテーターはHRグロースマネージャーの則俊慶太です。
クックパッドマートのエンジニアチームってどんな感じ? 則俊: クックパッドマートのエンジニアとして働くお二人に、普段どんな風に働いているのかを聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。
勝間・尾崎: よろしくお願いします〜!
則俊: 突然ですが、自己紹介もかねてお二人が最近ハマっている食べ物を教えて下さい!
勝間: 我が家は健康意識して?オーツミルクがブームになっています。
尾崎: 美味しいフルーツを使ったパフェです!
則俊: いいですね〜!さっそくですが、尾崎さんに質問です。半年間クックパッドで働いてみて、クックパッドマートのチームをどう思いますか?
尾崎: クックパッドマートは、メンバーの自立性がすごく高いと感じます。事業全体の目標は当然決まっているんですけど、そこに対して、何をするべきかということを一人一人がしっかり考えていて、それを実行して目標を達成しようと頑張っているなとすごく感じます。そういうところを見ていて、とても良い働き方だなと思っています。
則俊: 自立性が高いというのは、どんなときに感じるんですか?
尾崎: 「これを達成する」という目標設定から、それを実現するための方法を考えて実行するという、両方の力を兼ね備えている人が多いんです。そしてみなさん、確実に結果を出している。
「スーパーRubyエンジニア集団」と思われがちだけど未経験者もいる 則俊: 入社する前は、クックパッドという会社にどんなイメージをもっていましたか?
尾崎: Rubyの優秀なエンジニアがたくさんいるというイメージが強かったですね。実際入ってみて、そこはもちろんベースラインになっている上で、事業を育てるための能力値がすごく高いということがわかりました。日々、学ぶことがたくさんあっておもしろい会社だなと思います。
則俊: 事業を育てるための能力値! なかなかおもしろい表現ですね。どういうことでしょうか?
尾崎: 簡単に言うと、みなさん、コミュニケーション能力がすごく高いと思います。エンジニアって、パソコンに向かって黙々と作業をするイメージがあると思うのですが、マートのエンジニアは、言葉のコミュニケーションが豊富で、わからないことを聞くと、それに対して具体的な回答をすぐにくれるので、コミュニケーションを取りながら自分の知識が増えていく環境だなと感じています。
則俊: 実際にチームのメンバーになった尾崎さんが、この会社の特徴を一言で表すと?
尾崎: 一言で……。難しいですね(笑)。
則俊: 僕は、ロールキャベツ系だなと思うんですよ!
勝間: 則俊用語ですね(笑)。
則俊: 外から見てると草食系というか、物腰の柔らかい雰囲気だけど、実は中身を見てみるともの作りに対してはガツガツとやっていて、「サービス開発に対して肉食系」な人が多いなという印象だったんです。
尾崎: 私は、その印象はあまりないです。
則俊: ない? あ、ほんと?(笑)。じゃあ、入ってみて実際どう感じましたか?
尾崎: 真っすぐでエネルギーに溢れてハツラツと働いているイメージを持っていて、実際に入ってみてもその印象は変わらなかったです。なのでキャベツの部分の印象は、もとから持っていなかったという感じですかね(笑)。
則俊: もともと、まっすぐエネルギー強く働いているイメージがあったんですね。
尾崎: そうですね。クックパッドで働いている友人が何人かいて、その人達の話を聞いたり、性格を見たりしていても、そういうところがあるという印象を持っていました。
勝間: なかなか新鮮な意見ですね〜!
則俊: では、2009年からクックパッドにいて、今や“長老” (笑)と呼ばれている勝間さんに質問です。クックパッドって、社外から見たらどんな風に見えていると思いますか?
勝間: そうですね。尾崎さんの話にもありましたが、「Rubyばっかり書いてる会社」って見られてるのかな? と思っていますけど(笑)。
則俊: あははは(笑)。それはあるでしょうね。他には?
勝間: 技術ブログ「 クックパッド開発者ブログ 」で、対外的な発信をけっこうやっていると思っています。そこで僕たちが持っている技術力をアピールできていると思う反面、それが転職先としての敷居を高くしちゃっているところはあるのかな……とは感じています。
則俊: 長老、なかなかネガティブが炸裂していますね(笑)。 尾崎さんは、入る前に敷居の高さを感じていましたか?
尾崎: そうですね……、正直なところ感じていました(笑)。私は、もともとRubyを触ってこなかったエンジニアなので、「スーパーRubyエンジニア集団」というイメージがあるクックパッドのエンジニアになることには、緊張感を持っていました。
則俊: そうなんですね。確かに、クックパッドはRuby! というイメージが強いというのはよく聞きますよね。尾崎さんは、これまでRubyを使ってこなかったということですが、実際に使ってみてどうですか?
尾崎: 新しい言語を触って困るということは特にないです。RubyとRuby on Railsという長く使われてきた言語やフレームワークがあって、良くも悪くもインターネットやクックパッド社内に多くのプラクティスが溜まっています。例えば、「こういうものを作るときにどうしたらいいのか?」となったときに、クックパッドでは、どうすべきかという意見が必ず出てくる。信頼してその方針を取れるので、RubyとRuby on Railsに慣れていない人でもやりやすい環境だと思います。
勝間: 確かに、尾崎さんは入社前にRubyの経験がなかったけど、入社後早い段階からバリバリと活躍してくれている印象があります。周りのサポートもあって、尾崎さんからも良いスタートダッシュが切れたという話を聞けたので良かったです。
則俊: それは、尾崎さんだからということではなく、Rubyを使ったことがない方誰でも大丈夫なんでしょうか?
勝間: 尾崎さん以外にも、同じようにRubyやRailsを初めて使うエンジニアがバリバリ動いているのをたくさん見ています。その辺のサポートはしっかりしているし、そんなにクセがある言語やフレームワークではないので、学習の障壁みたいなものはないんじゃないかなと思っています。
逆にこれまでバックエンドエンジニアだった人が、必要になってハードウェアの開発に挑戦したり、「サービスに必要なことに応じて、得意領域じゃないとしても、新しい技術にチャレンジしてみる」ということも全然あります。
則俊: ということは、Rubyを使ったことがないからダメということはないということですよね。ちなみに、Ruby以外に使っている言語はあるんですか?
勝間: サーバーサイドは、RubyとRuby on Railsが一番多いです。Webフロントは、ReactとTypeScriptが部分的に使われていて、モバイルアプリは、SwiftとKotlinで開発しています。それ以外にも、Push通知の基盤にFirebase、決済基盤にStripeなど、いろいろな技術やサービスを使っています。
詳しい技術スタックはこちらの記事で取材していただきましたので、ぜひご覧ください。
各分野の専門家がひとしきり揃っている学びの多い環境 則俊: クックパッドでのエンジニア経験があるいうことは、その人のキャリアにポジティブな影響を生むのでしょうか?
勝間: そうですね。クックパッドでは対外的にアウトプットする、社内外の技術的成長に貢献をするという点が、エンジニアを評価するポイントのひとつになっています。自分の成長が他者の成長にもつながって、それが奨励されたり、自らの評価に繋がったり、というのはクックパッドならではだと思います。
自分がやってきたこと・取り組んでいること・挑戦してきたことを外に出していく機会は、クックパッド開発者ブログ、個人のSNS、イベント・カンファレンスなどたくさんあるので、そういう意味では自分の市場価値を上げられる機会は多いんじゃないかなと思います。
則俊: 今、クックパッドマートのサーバーサイドエンジニアというのは、どんな役割を担っていると思いますか?
尾崎: システム上のボトルネックになっているところを見つけ、それを改善するという使命を与えられていると思います。ビジネスとして設定しているゴールがあって、そこに向かうには何が必要なのかということをブレイクダウンしていくと、必然的にシステムの改修箇所が出てきます。それを、サクッと短期間で実現していくっていう能力値を求められていると思っています。
則俊: 素晴らしい回答ですね。ありがとうございます。実際にクックパッドマートで働いてみて、楽しいと感じることってなんですか?
尾崎: システムのモデリングとかを会話のネタとしてふると、それについて楽しく話せるメンバーがたくさんいるのがすごく楽しいですね。
勝間: 尾崎さん、設計の話とか好きだもんね(笑)。
尾崎: そうなんです。これは、なかなか得がたい環境だと思うのでありがたいです。
則俊: 具体的に、どんな話になるんですか?
尾崎: クックパッドマートには、お客さんが物を受け取る生鮮宅配ボックス「マートステーション」(冷蔵庫)があります。「マートステーション」はドラッグストア、駅、マンションの共用部などに設置されているので、場所ごとに営業時間や定休日が変わるという前提があります。これまではそれをテキストベースで管理して、何百とあるステーションの営業時間を手動で入力していたんです。最近、それをサーバー側でシステム的に管理できるように大規模な改修を行ったんです。
「マートステーション」の営業時間はどのようなデータ構造で扱うのが適切なのか、臨時の休業や短縮営業を設定できるようにするにはどうしたらよいか、どういうUIにしたらオペレーション工数を減らせそうか、営業の状態と配送を紐付けていくにはどうしたら良いかといった設計の話を議論できたのはとても楽しかったですね。
則俊: まさにボトルネックを解消していますね。システムの改修は、どんなふうにスタートするんですか?
尾崎: 最初は「こういう問題があるよね〜」ということでミーティングを設定して、そこでホワイトボードにいろいろ書き出しながら見直した感じでした。
則俊: なるほど。先ほど、この議論ができる環境を「得がたい環境」と表現していましたが、得がたいと感じるのはなぜですか?
尾崎: その理由はふたつあって、ひとつは、モデリングのような設計の部分に対して、積極的に時間を割いて考えたいという人がそんなに多くないということ。だからとことん議論できること自体がありがたいと思ったんです。
もうひとつは、それぞれのメンバーに特化している強みがあって、例えばデータベースの設計を先回りして予測を立てられる人がいたり、その運用に詳しい人がいたり、特化した強みを持った人がひとしきり揃っていること。盤石な体制で議論が進められるから、設計も良いものになっていて、そういうものを作れるということが本当に面白いですね。
則俊: すごくおもしろい観点ですね。長老はどうですか?
勝間: 小難しい設計問題を山ほど抱えているから、ホワイトボードを使って議論するというのはクックパッドマートでは日常的な風景ではあるんだけど、それを尾崎さんのように楽しく感じてもらえているといのは、長老としてはとても嬉しかったですね。
則俊: よかったです(笑)。
求めるのは、経験よりも「毎日の料理を楽しみにする」に共感できるエンジニア 則俊: さっきもRubyができないと活躍できなさそうなイメージのギャップがあったり、実は僕たちが伝えたいことって伝わりきっていないのかもと思いました。例えば「技術課題が難しそう」とか、そういう印象を持たれることもあります。実際のところどうなんでしょう? どんな人にとって幸せな環境だと思いますか?
勝間: クックパッドは、良くも悪くも「毎日の料理を楽しみにする」ということしかやらない会社なんです。まずは、その事業とミッションに共感できる方が良いと思います。せっかくうちに入っても、「『毎日の料理を楽しみにする』って楽しいの?」と疑問を持つ方だと、入ったとしてもつまらないと思うんです。
また、クックパッドマートは今まで僕たちがリリースしてきたサービスとは全然違う特徴を持つサービスで、特に流通に携わる領域になっているので、その領域の開発経験がある人が入ってくれたら、もちろん心強いなと思います。でも、実際はなかなかそんな人はいないと思うので、経験を求めるというよりは、自分が経験したことがないことに対して前向きなチャレンジング精神を持っている人と一緒に働きたいなと思いますし、歓迎します。
則俊: ちなみに尾崎さんは、これまでに流通の経験とかがあったんですか?
尾崎: ないです(笑)。
則俊: 流通の経験がない中で、なぜクックパッドマートに入ろうと思ったのですか?
尾崎: 実は私、面接にいくまでクックパッドマートのことは知らなかったんです(笑)。技術試験を受け、その後の面接でクックパッドにはいろんなサービスがあるという説明をしていただきました。その中で、クックパッドマートという新進気鋭のサービスがあるということを知りました。農家や精肉店や鮮魚市場などから、ユーザーの食卓までの「食の流通」独自のシステムで完結しているサービスだと聞いて、課題も絶対多いだろうから、それを解決していくのはおもしろいだろうなと思ったんです。
“困難な課題を技術的に解決していくこと”にワクワクするなら…… 則俊: 尾崎さんが、まだ見ぬ未来の仲間から、「クックパッドにエンジニアとして入ったら、どんな良いことがありますか?」と聞かれたらなんと答えますか?
尾崎: 「困難な課題がたくさんあるので、それを技術的に解決していくことが好きなら、楽しい環境だと思います」と答えます。
勝間: うんうん。それを「おもしろい!」と感じられる方がいたら、ぜひ一緒に働きたいですね。
則俊: クックパッド=レシピの会社と認知されるくらい成長してきたと思うのですが、その中で、クックパッドマートという新しい事業に力を入れていることを、勝間さんはどう感じていますか?
勝間: クックパッドは、レシピサービスとしてすごく有名で、大勢のユーザーさんに支えられてきたサービスだと思います。クックパッドが実現したいことって、シンプルに「毎日の料理を楽しみにする」というところなんです。でも、レシピ以外のところでも、もっともっと毎日を楽しむポイントはたくさんあるかなと思っていて、その中で「買物」は、料理を楽しむために比重が大きいテーマだと考えています。そして今後のクックパッドの存在価値を高めるためにも、大きなポテンシャルを持っている領域かなと思っています。
その領域に僕たちもようやくチャレンジできるようになってきたし、それは会社としても大きなことです。今は、全社的にも人や時間の投資をしてもらっているフェーズだと思っているので、今がすごく頑張り時。僕も今、この領域でチャレンジさせてもらっているのもすごく楽しいし、強くやりがいを感じています。
則俊: 今回、お二人の話を聞いて、クックパッド、クックパッドマートのエンジニアとして働くことに興味を持ってくれた人たちは、どんなアクションを取ればいいですか?
勝間: エンジニアチームとして、事業説明や使用している技術を説明している動画を作っているので、一度それを見ていただいて、「これ、どうなっているんだろう」とか、「もっと聞いてみたい」と思った方は、カジュアル面談に応募していただければと思います。定期的に行っているので、気になったタイミングで応募してもらえると嬉しいです。
則俊: 詳しくは、いろんな情報がまとまっている採用ページを見てみてくださいね。
勝間・尾崎: お待ちしています!よろしくお願いします。
*写真撮影時のみ、マスクを外しています。
<勝間のプロフィール> 2009年クックパッドに中途入社。検索、会員事業など様々な領域のサービス開発エンジニアを経て、2014年からはサービス開発領域のマネージャーに。2018年からはエンジニアに戻り、新規事業の立ち上げに従事。現在は買物プロダクト開発部部長。阪神タイガースとビールが好き。
<尾崎のプロフィール> 2020年4月クックパッドに中途入社。サービス開発エンジニアとして入社前から希望していたクックパッドマートの開発に参画。訳書に『初めてのGraphQL』がある。e-Sportsとフライフィッシングが好き。
🚀一緒に挑戦する仲間を募集しています! 新鮮でおいしい食材は、料理を楽しみにするために欠かせないピースです。食材のつくり手である「生産者」が輝けて、料理をする「生活者」がより簡単に美味しい食材にアクセスできるプラットフォームをわたしたちはつくります。
・つくり手 / 食の生産者を支援する仕組みを創りたい! ・もっと簡単においしい食材が手に入る、買い物の仕組みを創りたい! ・スピード感のある環境で、難しくてもやる意味のある課題解決がしたい!(スタートアップ感満載です!)
そんなあなたはぜひ、クックパッドマートにご連絡ください。お待ちしています!カジュアル面談受付中です✨(2020年9月現在)
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