こんにちは、コネクテッドロボティクスの高野です。
めっきり寒くなってきて、冬本番ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。こんな寒い日はできたての温かいたこ焼きが食べたくなりませんか?(笑)
既にいろんなところでご紹介させていただいていますが、今年10月中旬にイトーヨーカドー幕張店内のフードコート「Poppo」に当社のたこ焼きロボット「OctoChef」とソフトクリームロボット「Reita」を導入していただきました!
今回オープンしたポッポは通常のポッポとは異なり、より食を楽しく、お客様に楽しんでもらえるようなコンセプトになっていて「Poppo Circus(ポッポサーカス)」がテーマとなっています!
オープン前にはメディアの方々向けにお披露目会も行い、多くの方々に幕張まで足を運んでもらって私たちとしてもとても緊張した1日となりましたが、関東近郊で初導入!ということで多くの方々に私たちのロボットをお披露目することができ感無量でした。
↓の写真はセブン&アイフードシステムズの代表取締役社長 小松雅美さんと。
↓今回導入していただいたたこ焼きロボット「OctoChef」(Poppo 幕張店では通称:ハッピー)
↓ソフトクリームロボット「レイタ」も!(Poppo 幕張店では通称:ワンダー)
ロボットを導入してから約2カ月が経ちましたが、お店にご来店いただくお客様からも好評、ということで皆さんも近くにお立ち寄りの場合は私たちのロボットに是非会いに来てください!
ロボット開発に携わっている会社の多くは工場の自動化などB to Bビジネスとなっている会社がとても多いのですが、私たちはB to B to Cのビジネスを展開しています。
実はCRで働くエンジニアはそこにとてもやりがいを感じているんです!
B to Bビジネスだと、ロボットを導入することでもちろん現場の生産性は上がり、納品した先の方々にとても喜んでいただけます。でも、B to B to Cビジネスであれば、ロボットを納品して作業負担が軽減された従業員の方々だけでなく、その先のサービスを提供するお客様にも「見て楽しい、食べて美味しい」の世界を楽しんでいただけるんです。
従って私たちのミッションはto Bのお客様の負担を軽減し、且つto Cのお客様に+αの食の楽しみを提供する、この二つの両立だと考えます。
自分自身が開発したロボットシステムが誰の幸せにつながっているのか、すぐに自分の目で見て、肌で感じることができるのって、とてもやりがいのあることだと思いませんか?
一方、B to B to Cビジネスだからこそのロボット開発の難しさもあります。
例えば、自分がお客様としてフードコートに行ってたこ焼きを頼んだことを想像してみてください。ロボットがたこ焼き作っていて「見て楽しい」はあっても、いざたこ焼きが出て来てみたら形が不揃いだったり、焼きムラがあったりでは美味しく召し上がっていただくことはできませんよね。
ロボットが調理をするときに技術的にとても難しい部分は、調理という作業が持つこの絶妙な“アート”の領域です。人間が当たり前のように行っている調理ですが、実はこの“アート”の占める割合が大きい行為だと思います。
たこ焼きで言うとタコの大きさや生地の微妙な調合割合も毎回違えば、その日の気温によって鉄板の温度も微妙に違っていたり…個体差や環境の微妙な変化がある状況の中で、いつ食べても「美味しい」と思ってもらえる品質の調理を行うことは人は当たり前に実現できますが、ロボットにとっては非常に難しいことなのです。そのため私たちはロボットをしっかり知能化して状況に合わせた動きができるようにするために、ロボットにカメラを搭載させ、目として機能させることで適切な画像認識をできるようにしています。
決まったレシピをロボットに教え込み、一定の動作で繰り返し行えばよいかというとそうではない、やはり人に「美味しい」と思ってもらえる食べ物をつくるためには常に状況に応じた動作の使い分けが必要ということですね!
そしてロボットの技術開発だけでなく、そもそも、どうやったら美味しいたこ焼きが焼けるのかのレシピの研究なども実は社内で結構真面目にしていたりもします!(笑)
私たちはこれからもロボットサービスを通して「見て楽しい、食べて美味しい」の世界をたくさん実現するために、「ロボット技術の推進」と「美味しいレシピの追求」をしていきたいと思います!
ここまで読んで、「ロボットが作った、今までにないたこ焼きを食べてみたいな」と思った方は是非、イトーヨーカドー「ポッポ幕張店」へ遊びに来てください!
また、一緒にビジョンを実現してくれる仲間も積極的に採用していますので、仕事に興味を持ってくれた方もエントリーお待ちしております~♪ We're hiring!