これまでのキャリア
はじめまして、9月に執行役員 VP of Engineeringとして入社した高橋です。
今回は、私のこれまでのキャリアと、実際に入社してみて感じる株式会社クウゼンの魅力についてお伝えしたいと思います。
<プロフィール>
高橋 吉雄(Takahashi Yoshio) 京都府綾部市出身
略歴:千葉工業大学大学院工学研究科経営工学専攻博士課程を修了し、株式会社スカラコミュニケーションズに入社。プロジェクトマネージャーとして大手損害保険会社や製薬会社との共創プロジェクトをリードしながら、事業成長期におけるエンジニア組織の拡大・強化に従事。直近はオフショア開発事業を担う新会社・海外支社の立ち上げに取締役COOとして従事。2023年9月に株式会社クウゼンの執行役員 VP of Engineeringに就任。
趣味:釣り🎣 小学生の息子が2人おり、休みの日には一緒に釣りに行くこともあります。 最近はマラソンにもハマっており、3月にはフルマラソンも完走しました🏃
社内でイケオジ👨との異名を持つ。
大学〜アルバイト時代
もともとは京都の綾部市という自然豊かな田舎町で生まれ育ちました。大学進学と同時に千葉県に移住し、学部時代はサッカーサークルや軽音サークルで活動したり、大学を休学してカリフォルニアで1年間の語学留学をしたりしていました。大学院では数理的一般システム理論のシステム開発への応用研究を行っていました。気がつけば29歳まで学生生活を謳歌していました(笑)。
大学院時代にファストフード店でアルバイトをしていたのですが、研究室の教授から研究に役立つアルバイトをするように言われ、教授が関わりのあった株式会社スカラコミュニケーションズでシステム開発のアルバイトをさせてもらうようになりました。(そこから約20年ほどスカラにお世話になることになります。)
株式会社スカラコミュニケーションズでの経験
2006年4月に株式会社スカラコミュニケーションズに正社員として入社し、システムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。入社直後に新サービスのアンケートシステムの開発を任され、はじめてのシステム開発状態で、ファーストクライアント企業への要件ヒアリングから設計、開発、テスト、リリースに至る全開発工程をほぼ一人で完遂しました。リリース後もシステム保守、障害対応、追加開発に至る全てを一人で対応していました。当時は知識も経験もなく、システム開発とはこういうものだと何の疑いもなく一人で試行錯誤していましたが、今考えるとあり得ない経験をさせてもらったなと思います(笑)。
その後、入社2年目くらいからは自分のチームを持つようになり、マネジメントするチームも徐々に大きくなっていきましたが、「一人に責任を負わせない」「チームで取り組む」を常に意識してマネジメントに取り組んでいます。私のエンジニアリングマネジメントの原点は、入社直後の経験からきている気がします。
そこから先は、エンジニアの領域にとどまらず、本当にいろんな業務を経験させてもらいました。例えば、営業をやりたいと志願したところ、関西支社に飛ばされひたすらテレアポの日々。妻と猫と大阪に移住したものの、たった5ヶ月で大阪での生活は終了。東京に戻り、買収した会社に出向して吸収合併に向けた技術の巻き取り、関係構築を行ったりと。スカラコミュニケーションズに帰任してからは、執行役員兼本部長として崩壊寸前のエンジニア部門の組織改編、エンゲージメント向上や人事評価制度の改善などを行い、離職者をほぼゼロにすることに成功しました。そこで、社員一人一人と真摯に向き合うことの大切さを学びました。
2019年にはオフショア開発事業を担う新会社、スカラネクストの立ち上げに取締役COOとして従事し、ミャンマーでのオフショア開発拠点立ち上げをおこないました。社内に海外進出のナレッジが全くない中で、現地での法人登記、現地労務環境の整備(オフィス契約、内装工事、備品調達、通信回線手配など)、エンジニアの採用イベントの実施、海外駐在員規定や人事評価制度の策定など、必要なことはなんでもやりました。
数々のタスクを完遂し、オフショア開発拠点がうまく回り出したころ、新型コロナウイルスの世界的感染拡大と、ミャンマーでの軍事クーデターが発生してしまい、駐在員の強制帰国や現地社員の爆発による避難など、本当に予想できない事態への対応が必要となり、リスクを最小限に抑えた事業継続をおこないました。
ミャンマー拠点の対応をひと段落させ、再度、株式会社スカラコミュニケーションズに帰任してからは、事業部長としてSaaS事業の立て直しや、エンゲージメント向上に向けたコーポレート部門の新設などをおこないました。
転職活動について
アルバイト時代から、株式会社スカラコミュニケーションズでおよそ20年ほど勤務してきました。開発の領域に限らず、経営視点で色々な業務を担当させてもらいました。20年間同じ会社で勤めてきたこともあり、気心知れた同僚やクライアントに囲まれた、自社の事業も組織のことも誰よりも把握した居心地の良い環境にいるよりも、自分の経験してきたことが世の中でどの程度通用するのか試したい、自分の経験を最大限に活かして新しい環境で新しい挑戦がしたいと考えるようになりました。
クウゼン入社のきっかけ
転職活動を行う中で、10社ほどの経営者の方々とお会いしお話しする中で、自分の経験を最大限に活かせること、心から信頼できる経営陣と一緒に働けることの2点を最重要ポイントと考えるようになりました。お会いした経営者の方々は、私の強みやキャリアについて自分ごとのように考えてくださり、素晴らしい方々ばかりでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
面談を通してCEOの太田さんとCTOの白倉さんとお話をしましたが、お二人の人柄が本当によく、お二人の誠実さとクウゼンを良い会社にしたいという強い想いを感じ、この会社なら同じゴールを目指し気持ちよく働けるのではないかと思い、入社しようと決めました。
特にCTOの白倉さんは技術者っぽい側面がありつつ、トゲトゲしていない性格で一緒に働きやすい人だと感じました。私はどちらかというと技術面よりも技術部門のマネジメントなどの役割が得意なこともあり、私がエンジニア組織のチームビルディングや育成などを行い、CTOの白倉さんが技術面でリードする体制が、一番バランスが取れるのではないかと思い、ここなら私の価値を活かせるのではないかと感じました。
▼白倉さんのnote
1ヶ月経ってみての感想
前職での最後の5年くらいは、開発案件に取り組むことも若いエンジニア社員と関わることもほとんどありませんでしたが、クウゼンではより現場に近い立場で、若いメンバーと一緒に案件に取り組みながら、開発プロセス全体の改善に努めています。
クウゼンのエンジニア組織は海外のメンバーが多く、非常に優秀なメンバーが多いと感じます。前職でのオフショア開発拠点の立ち上げで、文化・習慣の違いや品質に関する考え方の違い、コミュニケーションの難しさに苦労しましたが、メンバー同士の関係が非常に良好で、コミュニケーション能力の高さに驚かされます。
私はクウゼンのメンバーの中でかなり年上な方(年齢は非公表にしておきます笑)なのですが、若いメンバーに負けないよう成長していきたいと思っています。フットサルをしているメンバーもいるみたいなので、休みの日に一緒に汗を流したいと思っています⚽️
開発チームで一緒に働く西守さんや、山田さんのnote記事もあるので、ぜひご一読ください📗本当に優秀なメンバーです。
今後どんなことをしていきたいですか?
SaaSスタートアップ内で開発チームの役割は、価値あるプロダクトの開発により事業成長に寄与することであり、自社の事業成長に合わせて開発チームも成長し変革していく必要があると思います。「テクノロジーで、対話の可能性を広げる仕組みを創る」のミッションをもとに、革新的なサービス「クウゼン(KUZEN)」を世に送り出し、導入社数も社員数も増加を続け、新たなビジネスステージへとステップアップする今、大切なことはスピードと信頼性のバランスであり、再現性のある仕組みづくりが重要だと思います。
クライアントはもちろんのこと、社内のビジネスチームからも圧倒的に信頼されるクウゼンの開発チームを作っていきたいと思っています!
採用頑張ってます!
会社の成長のためには、人が必要不可欠です。
社員全員が、働いて良かったと思える組織づくりに向けて日々奮闘中です。
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ下のリンクからお気軽にご連絡ください!
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