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おかげさまで、Senyouは今年の5月より第5期に入りました。
今回は代表の井上に、Senyouの現在~未来についてインタビューをした内容を記事としてお届けします!
日々状況が変わる市場の中でSenyouが今後どのような方向性を目指すのか、そしてどのような採用やチームを目指しているのか・・ぜひご覧ください!
■井上紫音経歴
IT専門エージェント会社に約7年間勤務。新卒第一期生として入社し、営業でNo.1の成績を複数年残し貢献、同社創業初の役員(取締役COO)に抜擢。 0から営業組織構築を行うとともに、ベトナム子会社社長も歴任。その後、LINE株式会社に入社、DAppsの事業開発ポジションにて新規プロダクト開発に携わる。また自らもフリーランスとしてエンジニア採用支援、営業組織コンサル、コミュニティ形成・支援などを行う。2020年旧友と共に株式会社Senyouを創業。
1. 創業5年目となった現在のSenyouについて
-Senyouは5月に創業5年目に入りました。現在のSenyouの状況について教えてください
井上:現在はいわゆるベンチャーの第二創業期と認識しています。
実現したいSenyou像に近づけるため、第4期までに積み上げてきた実績と新たな目線でのチャレンジを融合させ、アクセルを踏み始めるタイミングです。
これにあたり、新たに経営幹部になりうる人から各部門のマネージャークラス、新卒採用を含んだメンバークラスまで、幅広いポジションでの人材登用や新たな採用を実現する為に動き出し始めました。
また、紆余曲折(※)を踏まえて自分たちの強みは「人」と「人」の繋がりからなるコミュニティだと回帰したタイミングでもあります。
初期のSenyouでは、役員がこれまでのキャリアでやってきたことの貯金を使って売上を作り利益を残してきましたが、現在は会社の目指す方向性をより明瞭化した上で、組織で成長していくフェーズに入っていると強く感じでいます。
2.創業から現在までを振り返って
-第4期まで、大変だったことや辛かったことはありますか?
井上:特に大変だったこととしては、Senyouに関わってくれるメンバーが増えていくのと比例して発生する調整業務ですね。
第3期ごろから、会社(=井上)と1人1人のコアメンバーと1on1のコミュニケーションは成立するけれども、チームとしてのミッションやメンバー横軸での合意形成を図ることに難儀する場面が多々発生していました。
これについては、Senyouに参画するタイミングで、メンバー個人の本当の価値観や、弊社に関わる理由、私や会社のやりたいことと個人がやりたいことが中長期で交わっているのかをしっかり見ることなく、簡単に一緒に仕事を始める意思決定をしまったことが主な原因だと捉えています。
Senyouに入社してくれた人や関わってくれた人の仕事のゴールと会社としてのゴールが一致せず、やる理由を作ってあげられずに退職してしまった人が複数いることは、創業者として辛かったことの1つでもありますね。
3.これからのSenyouについて、今後の戦略
-第5期に入って、今後のSenyouの方向性についてはどうお考えですか?
井上:既存事業と新規事業、それぞれに関し以下のように考えています!
▼既存事業
エージェント事業
IT業界のリソース支援を長くやってきたからこそできる、人材クオリティの担保にはこだわっていきたいです。
具体的には、市場に出ない希少人材が複数在籍する独自のコミュニティ(SMC)を運営に力を入れること、プロフェッショナル人材による専門性の高いフィルターやマッチング機能を有することで、引き続き高いクオリティを維持していきます。
さらに、アンバサダー(=Senyouの事業に協力してくれるフリーランスのエンジニアや事業者)を巻き込み、営業メンバーのみでは届かない顧客層へのリーチやサービス品質向上を狙っていきます。
コミュニティ運営事業(SMC)
SMCについては、プロフェッショナルな人材にとってSenyouと関わることでご自身のスキルと掛け算となり、アウトプットの出力が大きくなるような場作りをしたいと思っています。
具体的には、以下が実現できるコミュニティに進化させていくことが次の目的です。
- Senyouのコミュニティや人脈の中から、同じ技術職の同志や相談できる仲間に出会えるイベント等の開催
- フリーランスとしての自分1人ではなく、仲間やチームで共同受注できる案件
- 経営伴走指導や士業専門家のご紹介
などによって「フリーランス(事業者)の売上の天井を外す」ことをミッションにしたコミュニティサービスに現在力をいれています。
ラボ型開発事業(SRDU)
ラボ型開発の事業では、横軸を広げ様々なジャンル(AI,ブロックチェーン,経営コンサル,ITコンサル,デザイン,Web開発,アプリ開発,インフラ構築,サービス運用開発,その他IT関連ジャンル)でプロフェッショナル人材がチームを率いて顧客支援ができるようなプラットフォームへ進化させていきます。
また、コアな開発チームとして、CTOのテさん率いるミャンマーチームのアセットを活かしハイクオリティ・ローコストで開発の実現を目指します。
Senyouの繋がりで集まるミャンマー人エンジニアの皆さんは、真面目で非常に優秀な方が多く、このアセットでのポテンシャルを開花させ、Senyou独自の開発リソース面での強みを磨いていきたいと考えています。
▼新規事業
タレントサービス
さらに、5期以降のSenyouの新規事業として、プロフェッショナル人材のブランディングとプロデュースを実現するようタレントサービスの事業開発をしたいと考えています。
コミュニティ運営×リアルな場所作り
さらに、Senyouコミュニティ内のメンバーが集い、新たな働き方や生き方の体験ができるような、リアルな場所を地方に創っていきたい。
そのために月に1~2回程度は地方へ出張し、人脈作りや情報収集を行っています。
繋がりでビジネスが回るSenyou村作り
全体感としては、既存事業と新規事業が重なる部分で、ビジョンの「繋がりでビジネスが回るSenyou村」と呼べるような経済圏をつくることを1番上に掲げています。
関わるステイクホルダー(社員、顧客、フリーランス、パートナー)に、ビジネスの成功と自己実現の両立をできる場所やネットワークを提供するプロコミュニティ(会社)を作っていく、それが私の1番やりたいことです。
4.Senyouに興味を持ってくださっている方へ
-最後にSenyouに興味を持ってくださっている方へのメッセージをお願いいたします!
井上:個人的に現代社会の人の幸福は、①自律していること②有能だと感じられること③人間関係 が大切だと考えています。Senyouという会社に関わる方がこの3つを満たし、幸福を感じることができる場所作りを目指しています。
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- 1 : 自律:自分で自分の人生をコントロールできている感覚(自由や金銭面など)
- 2 : 有能:自分を有能だと感じることができる状態、自己実現ができている感覚
- 3 : 人間関係:人間関係の充実、良い仲間がいると思えること
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その為には、自分自身の仕事のゴール(目的)を組織のゴール(目的)と重ねることができる人と一緒に働きたいです。それが実現することで、自ずと社会インパクトが大きい成果も出せると考えています。ですので、仕事で大きなインパクトを出したい人には特にピッタリだと思います!
また、自己実現×ビジネスで社会に対してアウトプットを出すことの両輪をめざすことに興味がある人も相性が良いと考えています。
会社としては、これからさまざまなことにチャレンジするタイミングを迎えているため、積極的に挑戦をしたい方大歓迎です。