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【アーラリンクに必要なのはヒーロー!?】社長が語る社会貢献と、将来の展望

みなさん、こんにちは。
突然ですが、みなさんは「通信困窮者」と呼ばれる方が日本国内に約500万人もいることをご存知でしょうか。
携帯電話などの通信手段がないと就職やインフラの契約もままならず、格差を広げる大きな要因ともなっています。
そんな中、私たちは通信困窮者の方に向けて『誰でもスマホ』というサービスを展開。
2023年のリリースから利用者は順調に増え続け、現在では3万人を突破しました。

そんな私たちですが、この度ホームページや社名ロゴのリニューアル、そして社会に対してアーラリンクが果たすべき約束(ミッション)などの見直しも実施。
今回は、弊社代表にインタビューを行い、リニューアルに至った経緯や、事業の想い、将来の展望などを語っていただきました。

それでは、最後までお楽しみください。

ー私たちの役割は逆境に立ち向かう人をサポートすることです。

少子高齢化が進み、所得格差が広がり続けていることに私は常々危機感を覚えていました。
少しでも時代を良くしたい、一人でも多くの人を救いたい、それが私の人生目標で、生きた証になるという強い思いでアーラリンクを設立したのが今から11年前。
2023年には『誰でもスマホ』をリリースし、社会貢献への第一歩を踏み出します。

当初から「日本を良くする。日本を強くする」というミッションを掲げていたわけですが、実は新入社員に事業の意義や想いを語るうちに、微かな違和感を感じていました。
社会貢献をする会社、する人というと「やさしい」「思いやり」といった言葉がイメージされますよね?現在弊社で働いている社員もやさしく、思いやりにあふれた人ばかりですし、もちろん、間違った認識ではありません。

しかし、実際に人を助けるためにはやさしさだけでいいんでしょうか?特に私たちが対象としている通信困窮者は、経済的なゆとりがなく日々生きるのが精一杯です。そんな方々に使命感を持って寄り添い続けるには、やさしさだけじゃなく、タフさが必要なんじゃないかと考えるようになりました。
そこで新しく考えたブランドプロミス、私たちが社会に対して果たすべき約束が「OVER COME 逆境を超えていけ」。
通信困窮者の現実を考えると、逆境を超えることは簡単ではありません。だからこそ私たちは、困難に立ち向かう人たちを助けられるヒーローのような存在になるべきだ、という想いを込めました。
ロゴも視認性が高く、力強いものへと刷新。少しアメリカのヒーローのような色合いで気に入っています笑

ー成長の機会を与え、個々の強みが発揮できるような環境を目指しています。

ヒーローに必要なのは利他の心。アーラリンクも顧客ファーストの姿勢を貫いており、その理念に共感してさえくれれば誰でも働けるような環境を整えています。
例えば、ミスが起こらないような仕組みづくりを徹底。スムーズな運用を実現するためにマネジメント層の育成にも力を入れています。
だから社員たちは「決めたことはやる」「失敗は人のせいにしない」「成長のために努力する」といった当たり前なことをどこまでも愚直にやってくれればいいんです。

もちろん色々な性格の人がいますから、適材適所の配置を人事の際に心がけています。本人がつらそうにしていたら部署異動をすることもありますしね。
例えば、社会貢献のためにタフさが必要といいましたが、何も「強い・たくましい」だけでなく、嫌なことがあれば忘れるなどの鈍感さもタフさの一種。個々が自分らしく、得意を活かして仕事をしてくれればいいと考えています。
そのためには、技術・スキル・経験だけでなく「心・技・体」のバランスが必要です。例えば「人のせいにしない」というのは心ですし、毎日元気に出社するのは体。すべてバランスが取れてこそ真価を発揮するんです。

成長を促すためフィードバックはもちろんしますが、意識しているのは本人が秘めている力に気付けるようにすること。
他人が知っているけど、本人は知らないこと、心理学でいう「未知の窓」を開いてあげるのが上に立つ人間の役割です。少しでも早く気付きを与えるためにも成長の機会をたくさん与え、どの環境が合うか試すようにしていて、部署異動もその一環といえますね。

誰も作っていない価値を作る。それがヒーローのすべきこと

私自身、人から感銘を受けることはいまだにたくさんあります。計画性に優れた経営者をみれば見習いたいと思いますし、小説なんかでも「主人公の生き様」に強く惹かれますね。
私は生きた証を残すべく、事業を立ち上げたわけですが、絶対に守っていることは「誰もやっていないことをやる」ということです。
実は『誰でもスマホ』もリリース直後は「審査もなしにスマホを渡すのは犯罪に活用されるリスクがあるんじゃないのか?」というネガティブな声もありました。
しかし、結果は悪用されることもなく、必要としている通信困窮者にきちんと届いています。誰かの真似事をするだけでは、新しい価値は生まれませんし、何より面白くないですからね。

とはいえ、アーラリンクはまだまだ発展途上。私がやりたいことの5%もできていないと思っています。
『誰でもスマホ』もあくまで困窮者にとって通信手段でしかありません。本当はその方が、自立し、衣食住が整った環境で安心して暮らせるような手助けをすることが目標。
孤立しないようなコミュニティの提供や、インフラ、保険・資産運用のアドバイスなどで、5年以内には事業化したいですね。
しかし、構想はしていても組織基盤がまだまだ脆弱なので、より強固にするために、新卒、中途、問わず持てるリソースを発揮していくつもりです。

新しいことをするのは難しいと思うかもしれませんが、とにかく社会課題に目を向けることに尽きます。
例えば坂本龍馬も時代の流れ、人々が抱える痛みを読み、たとえ前例がなくても必要とされるものを提供してきました。今で言うなら孫正義さんにも近い部分があると思っています。
2人とも時代は違えど、それぞれの日本を変えた救世主で、彼らのやってきたことにロマンを感じますよね。アーラリンクは、そんなヒーロー活動ができる場所です。ぜひ、みなさんには誇りを持ってチャレンジしてほしいですね。




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