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50歳を超えたエンジニアのキャリアに関して、弊社での取り組み

Photo by Lauren Pelesky on Unsplash

よくエンジニア35歳定年説などと言われますが、SES業界では早ければ50歳、遅くとも55歳くらいから案件を見つけるのが一気にシビアになってきます。

理由としては

・顧客リーダーが年上を嫌がる
・過去に年齢の高い人を入れたが生産性が低かった
・既に決まっている案件の進め方や技術選定に対し従わない傾向が強い

などが挙げられます

要件定義や基本設計など、上流工程の経験があればまだ良いですが、向き不向きもありますから全員が上流工程に携われる訳でもまた出来る訳でもないと私は思っています。

現実として案件が見つからなくなれば多くの会社が3ヶ月もしないうちに退職勧奨(クビじゃないけど居てもらっても仕事ないから自主的に辞めたら?的なもの)をしてきます。

退職しても上流工程に携わってない高齢者は仕事見つけるのが非常に大変です。


この問題を解決する為に弊社では二つの目標を掲げ、2022年12月からハローワーク認定の求職者支援訓練校を開校することとなりました。

一つは、昨今未経験者のIT業界への転職が厳しくなってきている、この橋渡しをしIT業界全体のエンジニア不足の問題に向き合っていくこと

もう一つが、エンジニアの55歳以降(とは限りませんが)のキャリアを形成することです


何十年もキャリアがあるエンジニアが常駐先がないからと言って放り出されてしまう現状を打破する為に、今後も教育事業はSESとは別のもう一つの柱として伸ばしていく方針です。

そんな年になったら最新技術も分からないと思う向きもあるかもしれませんが、相手は未経験の人や1年目、2年目の人たちです。ベテランエンジニアの経験が必ず活かせると思っています。

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