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【社員紹介Vol.5】サッカー監督だった僕が未経験でITSに転職した理由。

本日はお時間をありがとうございます!簡単な自己紹介をお願いします!

Wantedlyをご覧の皆様、こんにちは!伊藤 洋平(イトウ ヨウヘイ)と申します。年齢は35歳、ITS代表の塩津さんとは大学時代からの付き合いであり、ITS創業メンバーの1人でもあります。趣味はサッカー観戦と自転車。最近は2人目の子供が生まれて、子供と一緒に遊ぶことが趣味みたいになっています。

大学時代はサッカー部に所属していてサッカー漬けの毎日という感じでした。ただ僕の場合は「選手」としてサッカーを続けたわけではなく、大学2年生の時に「指導者」に転向。大学付属の中学校でサッカーコーチをしていた少数派タイプのサッカー人間です(笑)

サッカーをやること自体はもちろん好きなんですけど、それ以上に観戦することが好きなタイプでして、「UEFA Euro」がどうしても観たくて、仮病で1週間くらいサークルを休んだりとかもありました...(笑)

そうやって世界のサッカーを見ているうちに「もっと良い練習方法があるんじゃないか?」「やりようによっては日本のサッカーレベルはもっと上がるのではないか?」と思うようになったんですよ。

その後「指導者」の道を選んだ経緯としては、サッカー部の練習がつまらなかったという自分の経験。そして、そういった環境にずっと疑問を持っていたことが関係しています。実際問題として大学でサッカーを辞めてしまう人って結構多いんですよね。だから、根本的な部分からサッカーを変えていきたい。そう思って指導者の道を選んだという感じです。


就職活動は何を軸にされていましたか?

就活当初は、やはり「サッカーに関係する仕事」を軸に動いていました。具体的には「日本サッカー協会」や「Jリーグのクラブ関係者」だったり。サークルのコネクションもあって、実際にOB訪問をしたりもしました。

そんな感じではあったんですけど、サッカー関係の仕事は「教育システムが何もない」「中途で入るところ」「最初は一般企業に就職した方が良い」と周りの方々のアドバイスを受けまして、最終的に一般企業への就職に軸を変更しました。

ただ、これまでサッカー漬けだったこともあって、サッカー以外にやりたいことも特になく。多少興味のあった「商社」をメインに就活を進めていったという感じですね。なので、厳密にいえば就職活動の軸というのは無かったようなものですね...(笑)


前職の仕事について教えてください!

「日本紙パルプ商事」という会社に新卒入社して、6年ほど在籍していました。仕事内容としてはいわゆる卸売りの商社で、右から左へモノを流す仕事。そこの営業をやっていました。

会社自体はモノを作っているわけではないので、営業として人間力・提案力が差別化ポイントになってくる。加えて、1〜2年目ながらプロの方々と対等に喋らないといけないので、知識習得なんかは特に苦労したところですね。

ちなみに会社員として働く一方で、夕方からはサッカーコーチもやっていて、社会人チームや大学の女子サッカー部を指導していました。正直コーチ業にコミットしていた部分があって、仕事は定時に切り上げ。夜7時からサッカーの指導みたいな生活を平日4日間くらいやっていました。

もちろん仕事で結果も残さないといけないので「限られた時間の中でどうベストパフォーマンスを出すか」「自分の時間をどうコントロールするか」みたいな部分は常に考えながら働いていましたね。

その後は「慶應義塾体育会女子サッカー部」のコーチから監督オファーを頂いて会社を辞めることになります。会社自体に不満等は無かったんですけど、ずっと続けるつもりはもともと無く。タイミング的にも良かったですし、やるからにはフルコミットで監督をやりたかったので満を持して辞めたという感じですね。


ITS入社の経緯について教えてください!

僕がちょうどサッカー監督になるタイミングだったんですけど、塩津さんを含めた大学時代の友人3人で「何かやりたいよね」「とりあえず会社だけ作っとくか」という軽い話でITSを立ち上げました

ただ僕は監督業にフルコミットで、塩津さんもまだ銀行員。その時点で何かするわけでもなく、本当に箱だけ作ったみたいな状態でした。

その後、塩津さんが銀行員を辞めるタイミングで「せっかく会社があるわけだし、何か事業を起こそう」というところから始まったのが今のITSです。

塩津さんからは「いつ戻ってくるの?」みたいな話はちょくちょく貰いながら、監督の方も大学の1サイクルが終わる4年間が経過していて、タイミングも良いと思ってITSに入社したという感じですね。


ITSでの現在の仕事、やりがいについて教えてください!

仕事内容としては、BPO事業部でバックオフィス代行業務をやっています。いわゆる経理・労務・法務・総務といったノンコア業務を丸投げしてもらって、実務兼コンサルティングを行っていくというサービスです。担当案件としては計10件ほど、スタートアップやベンチャーのお客様が多いですね。

仕事のやりがいについては、ぶっちゃけると「給与面」ですね(笑)案件の平均単価が大体30万円。そのうち30%がインセンティブになるので、やればやるほど給料も上がっていく。やった分がそのまま自分に返ってくるので、それが結局やりがいに直結しているという感じです。

とはいえ、仕事自体はめちゃくちゃ大変です。家に仕事を持ち帰ることも頻繁で、子供を寝かしつけた後だったり、土日に作業することも多いですね。まあ、もとよりお客様のほとんどがベンチャーの経営者なわけで、彼らは365日時間を問わずで働いている。そういった人たちに寄り添うと結果的に働き方としてはそうなる。

一応、誤解が生まれないように補足しておくと、案件量は自分の塩梅ですし、営業時間外に稼働することを会社側から強いられることは無いです。僕自身にも家庭がありますし、「対応できる時は対応する」といった感じで柔軟に動いています。


これまでにITSから得られたものはありますか?

企業経営に関する「裏方」部分を網羅できるようになったことですね。会社をサッカーチームで例えたとして、ディフェンス側のスキルを網羅したようなイメージです。これはどの業界に行っても通用しますし、食いっぱぐれない普遍的なスキルなのかなと思います。

「やりたいことが無い」「自分には武器が無い」と思っている人も多いと思うんですけど、自ら努力して勉強する姿勢さえあれば、自分の武器を手に入れやすいのもITSなのかなと思います。

僕も全く違う畑からITSに来ましたし、創業したてで教育制度はもちろん、教えてくれる上司もいなかった。自分で勉強しなきゃいけなかったところは辛かった部分ですけど、逆に勉強する姿勢があれば、約1年で僕のようになれるということですからね。


これから成し遂げたいことはありますか?

ITSとして成し遂げたいことは「SaaSシステムの開発」ですね。今は経理や労務ごとにそれぞれのツールを使っているんですけど、それらを統合して一元管理できるようなSaaSシステムを作れたら良いなと思っています。

やはり現状だと、こっちの画面を見て、あっちの画面を見てという状況なので単純にややこしくなる。更にいくつもツールがあるので、それぞれの使い方も熟知しないといけない。1つのツールで1画面で一元管理。それさえ使っておけば完結するみたいな、そういったツールがあれば業界内でも重宝されるんじゃないかなと思います。

個人的に成し遂げたいことについては、またサッカー業界に関わりたいなとは思っています。どういう形で関わるかは深く考えていないですけど、また指導者として働くのもアリだし、これまでの経験を活かしてサッカークラブの運営に関わったりするのもアリですね。

あと、これは僕個人の希望でしかないけど、ITSでどこかのクラブチームの経営権を買うとか、メインスポンサーになれたらかなり面白い。mixiがFC東京、メルカリが鹿島アントラーズを買収したように、民間企業がクラブチームを買うこと自体はあり得ない話ではないので、実現したらかなりムネアツですね。


ITSにはどんな人が合うと思いますか?

仕事上、経営者の方と話すことが多いので「明るい人」が良いですね。

経理と聞くと「裏方」の仕事で、あまり表に立たないイメージが強いと思うんですけど、ITSのサービスの根本はコンサルティングになるので、コミュニケーション能力や性格的に明るい方がサービスにはマッチすると思います。

マインド的な部分で言うと「努力を続けられる人」が良いですね。とにかく仕事の幅が広いので、知らないことは自分で調べたり、学んでいかないといけない。そういうのが息をするように出来ないと、仕事が回らないので、「教えてくれるのを待つ」みたいな受け身だとキツイと思います。

技術的な側面はあまり求めるものは無いですね。強いて言えば「簿記」の資格保有者だとスムーズに仕事に入れるくらい。でも真面目に仕事に取り組んでいれば、技術面はどうにでもなるので、むしろPCの基本操作が分かることの方が重要かもしれないです。

ちなみに経理出身者がベストマッチというわけでもないです。経理業務はもちろんやりますけど、やっぱり根本的にはコンサルティングサービスになるので、提案とかはできる必要がある。そういった意味では、営業経験者の方がむしろ向いているかもしれないですね。


ITSに入社を検討している方に一言!

現在は「人生100年時代」と言われています。それと同時にいつ何が起こるか分からない時代でもあります。今はイケイケのサービスでも、2年後にはどうなっているか全く分からない。

それが当たり前になっているからこそ、ITSに入ってどこに行っても通用するような「普遍的なスキル」を身に着けることは、1つのキャリアプランとしてアリだと思います。

加えて、やっぱり「誰と働くか」は非常に重要な要素だと思っています。ITSは堅いビジネスをやっているわりにメンバーはクレイジーで面白い人が多いので、人間関係という意味でも面白い会社だと思いますね。

ITSはまだまだ小さい会社です。単純に事業を回すだけでなく、会社そのものの成長にも貢献したい。そんな人を待っております!

本日はお時間をありがとうございました!

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