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【Ubicom社員紹介・前編】国内外大手企業とのITプロジェクトをつなぐ!世界で活躍するフィリピン人女性エンジニア┃テクノロジーコンサルティング事業本部 社員インタビュー

こんにちは!Ubicomホールディングス採用担当です。

今回は、Ubicomグループ企業のAWSより出向し、国内外大手企業の開発パートナーとしてIT開発をサポート中のフィリピン人エンジニア、カシリさんとカビガスさんにお話をお聞きしました。

前編では、入社のきっかけやお二人からみた日本人の印象について等をお届けします。

【社員プロフィール】

:カシリさん
 テクノロジーコンサルティング事業本部 パートナー戦略事業部所属。
 2018年来日。社内での通称は「マーシー」。
:カビガスさん
 テクノロジーコンサルティング事業本部 R&Dトランスフォーメーション戦略事業部所属。
 2019年来日。社内での通称は「ジェッサ」。

:AWS
 Advanced World Systems,Inc.
 フィリピンで事業を展開するUbicomのグループ企業。

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Q.入社したきっかけを教えてください

マーシーさん:
AWSが大学のジョブフェア(合同説明会)に出展しており、説明会に参加したことがきっかけで興味を持ちました。
多数の企業の中で、AWSに一番魅力を感じました。皆さん笑顔で優しくて、この会社なら安心して働くことができそうだと思い入社を決めました。

ジェッサさん:
私は元々日本のテクノロジーに興味を持っていました。また、マーシーと同じくジョブフェアでお話を伺ったことが大きなきっかけになりました。
Ubicomグループは日本に本社を置くグローバル企業ということもあり、日本や世界の技術を幅広く学べるチャンスがあると思い入社しました。

Q.現在日本でご活躍中のお二人ですが、日本語はどのように勉強されたのでしょうか

マーシーさん:
AWSの社内研修(※)を受け習得しました。
来日してからは、一緒にお仕事をしている日本人の方の話し方を参考にさせていただいたり、日本の書籍を読んだり音楽を聴くなど、日常的に日本語に触れることを心がけています。

ジェッサさん:
AWSの研修で勉強をしました。
あと私は日本語の先生とよく会話をしていました。コミュニケーションを取るのが好きなので、授業内でも外でも、たくさん会話していたからこそ上達したのかなと思います。

マーシーさん:
お客様からも「どうやって日本語を勉強したのですか」と質問されることがあります。
一番大事なポイントは、理解できるまでとにかく聞いて調べることです。
例えばニュースなどを観て、言葉を聞いて、わからない単語は調べて、を繰り返す。そのおかげで覚えることができたと思います。

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※AWSでは、日本や世界で活躍できるエンジニア育成の為、採用から5ヶ月間研修を行っています。
 情報技術、テクノロジー知識だけでなく、日本語やビジネスコミュニケーション能力などもトレーニングし、ITのプロフェッショナル人材となるために教育します。

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海外の方にとって日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字と種類が多く難しいという話はよく聞きます。

ジェッサさん、マーシーさん:
難しいです!!!(笑)

フィリピン人社員の中でも、お二人はトップクラスに日本語が上手な印象なので意外でした。仕事をする上で、日本語で苦労された事はありますか。

マーシーさん:
日本語ができないと仕事やお客様対応にも支障が出ます。
仕事でお客様からご質問を受けて、理解し質問に対する答えも持っているのに、日本語に変えてうまく伝えることができず悔しい思いをしたこともあります。

ジェッサさん:
私も日本語を使ってうまく伝えることができず、もどかしい気持ちになることがよくあります。
フィリピンではスピーチやディベートをする機会がよくありました。そのため、相手にしっかりと自分の言葉で伝えたいという思いはあるのですが、うまくいかないことも多いです。

Q.日本に来て戸惑ったことや違いを感じた点などはありますか

マーシーさん:
来日した当初は、言葉もそうですが日常生活が常に不安でした。
外食でお箸の使い方がわからず困ったり、スプーンをお願いしようにもうまく伝えられず食べられなかった、等々エピソードは沢山あります。

ジェッサさん:
通勤に関してはもう全く違います。
セブに住んでいた頃は、家と会社が離れていたのもありますが、公共の交通機関が安定していなかったので通勤に2時間くらいかかっていました。
日本は時間通りに来て早く移動することができるので、本当に便利だなと思います。

マーシーさん:
日本の公共の交通機関の安定性には驚きましたね。電車がいつも時刻通りに来ることと、常に安全に動いていることが衝撃でした。
マニラは電車の時刻表がないので、いつ来るのかわかりませんでしたし、常に故障等で車両が不足していたので、来る頻度もあまり多くありませんでした。

ジェッサさん:
道路も渋滞が酷く、何時に到着できるか予測することすら難しかったです。
日本はバスもほとんど時刻通りに動くので本当に凄いです。

マーシーさん:
フィリピンへ帰ったときに「日本のようにバスが時刻表通りに来たらいいな」と思うことはありますね。そんな時は、ここはフィリピンだから・・と割り切っています(笑)

Q.日本人の印象はいかがですか

マーシーさん:
真面目で誠実な方が多い印象です。あとは、言いたいことをダイレクトに言わない方が多いです。

どのような点にそう感じましたか。

マーシーさん:
例えば会議時間の5分前には来ている、ちゃんと横断歩道を渡る、車の運転をするときには車間距離をしっかり守る、などです。
また落し物が交番に届いて、持ち主に返ってくるのにも驚きました。

ジェッサさん:
私も日本の方はダイレクトに言いたいことを言わない印象はありますね。

空気を読む、察する、のが当たり前という傾向がありますか。

マーシーさん:
そうですね。日本人同士では、「これは当たり前じゃないか。言わなくてもわかるだろう。」と思われるような内容でも、こちらからするとわからない場合も多いんです。大切なこと、伝えたいことははっきりと言ってもらえると有難いです。

ジェッサさん:
逆に、厳しい内容でも優しく伝えてくれるのはとても好印象です。

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中編では、現在の業務内容、IT分野を選んだ理由などをお聞きします!

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