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與羽敬央(よは・たかひさ)さんが作業をスタートするのは、夏とはいえ空気がまだヒンヤリしている朝の5時。それから夕焼けが夕闇に変わる夜の7時ごろまで、畑で汗を流します。
サニーレタスの栽培は、土づくりから始まります。今年から実験的に使い始めた液肥は栄養たっぷりだけど、化学肥料に比べると臭いが気になる、とも言われています。
ご近所の迷惑にならないように、與羽さんも念のために液肥を急いで土に漉き込みます。「堆肥に比べたら臭いは大したことないし、漉き込んでしまえば気にならない」。與羽さんはもうすっかり使いこなしています。
耕し終わり、液肥が漉き込まれた畑に、7月27日、サニーレタスの苗が植えられました。
化学肥料で覆われた農地とは違い、液肥が漉き込まれた畑には優しさを感じます。植えたばかりの苗が、そのままふんわりと土に包み込まれていく印象です。
「今年は豊作だな」。
真っ黒に日焼けした與羽さんの顔に、笑みが溢れます。