主力はパッケージ・シール・ラベル印刷
当社は、印刷メーカーとして、主に食品や酒類、化粧品など、お取引先の商品のパッケージやラベルの印刷・製造を手掛けるBtoBの会社です。
場所は、福岡県南部にあたる筑後地区、耳納連山と筑後川の豊かな自然が美しい久留米市にあります。そんな場所に?と思われるかもしれませんが、ここ久留米市に本社と工場を置き、全国のお客さまのご依頼を受けています。
九州各県および東京、千葉、名古屋大阪、広島など全国13に営業拠点があること。また、HPからの直接のお問合せもあるため、全国の企業さまの商品づくりのお手伝いをさせて頂いております。
さまざまな商品に関われるクリエイティブな仕事として、やりがいのある仕事です。
商品の”顔”をつくる!20人のパッケージデザイナー
久留米市の本社には、デザイン課があり、パッケージやラベル・シールといったお客さまの商品の”顔”となる部分のデザインを手掛けています。
強みは、約20人のデザイナーが在籍していること。
年齢層も幅広く、経験豊かなベテランに、流行に敏感な若手、繊細なデザインに個性的なもの、かわいらしい色使いにスタイリッシュさやシンプルなものなど、それぞれの得意分野が活かせるのも良いところ。お客さまの求められるイメージにあったデザイナーが存分に能力を発揮できる仕事です。
シーンに合ったものづくり
依頼主であるお客さまのコンセプトやターゲット層はもちろんのこと、市場の動きなどを営業やお客様から情報収集し、それを反映させることも大事な ”デザイン” の一部です。
その時々に応じたモノづくりとしての面白さがあるので、日々、変化と追究ができます。
「creativity(創造性)」が求められる仕事として魅力的であり、ゼロから作り上げる面白さと、それが商品となり、世の中に流通するといった面白さがあります。
自分のデザインしたパッケージやラベルなどが店頭に並ぶのを見ると、ちょっと自慢したくなってしまう。そんなクリエイティブ職です。
「モノづくりは人づくり」働く環境もブラッシュアップ
デザイン課に限ったことではありませんが、当社は従業員に対して ”無理な仕事をさせない” ことを第一に、納期を強いられての徹夜作業などは致しません。
昭和の時代には、デザイナーなどクリエイティブな仕事にはつきものだった徹夜や深夜残業などを避けるため、納期に余裕を持たせることやデザイン課やその他の部署が一丸となってやり取りをすることで、速やかな仕事が行える環境づくりを心がけています。
・グループでタスクを共有
より良いものづくりのために考えたのが、4グループに分けた作業の共有と効率化です。
1人のリーダーのもとに、4班のサブリーダーを置き、サブリーダーが自分の班のメンバーの仕事量を把握します。
具体的には、毎朝ミーティングを開き、進捗状況などを共有。こうすることで、仕事の割り振りだけではなく、1人で抱え込むことが避けられ、スケジュールが厳しくなった人には、グループ全体でバックアップをしています。
このグルーピングは、仕事の効率化だけでなく、ワークバランスも保っています。
繁忙期などがあるので、難しい側面もありますが、そこは常にブラッシュアップ。子育て世代はもちろん、急な休みにも対応できるように日ごろから働きやすさを心がけることで、より良い商品づくりを心がけています。
・子育てや介護と仕事の両立を応援
従業員の仕事と子育ての両立を企業としてバックアップするため「福岡県子育て応援宣言企業」に登録しています。2023年11月には、その取り組みを評価され福岡県知事より表彰されました。
【ご参考】 https://www.maru-sin.co.jp/news/2023/11/28/8798/
当社には企業主導型保育園「丸信インターナショナル保育園」があり、社員が出産後も安心して働くことが出来る環境づくりとして設立したものです。社員だけでなく、地域の方も利用できる保育園で、病児保育も備わっています。
また、2023年12月には、企業として介護と仕事の両立を支援するとし、「福岡県介護応援宣言企業」に登録しました。以下が具体的な取り組み内容です。
〇法定日数以上の介護休暇(1年度1人7日、2人以上14日)を付与し、内2日は特別有給休暇とする、独自の制度を設け、従業員への情報共有や休暇取得の推進に努めます。
〇面談等で介護を行っている従業員を把握し、相談しやすい環境を整えます。
〇従業員の事情に合わせて、勤務時間や雇用形態の変更など、柔軟に対応します。
〇介護休業中も従業員と定期的に情報交換を行い、職場復帰への不安を和らげるようコミュニケーションを図ります。
【ご参考】https://www.maru-sin.co.jp/news/2023/12/27/8924/
工場併設が安心と強み
敷地内に工場が併設されていることで、データの作り方や加工の仕方で難しいといった悩みを、工場の専門知識がある人たちに相談でき、即解決できるのは安心ですし強みです。
複雑な立体もあるパッケージデザインは、小さなことでも不具合になりがち。そこで、少しでも不安に思う部分があれば、すぐに工場へ行き、相談ができる。印刷されたものをすぐにチェックできることも社内間での安心材料のひとつです。
提案の根本は、お客さまの「お役に立つこと」
デザインに求められるのはもちろんオリジナリティですが、あくまでお客さまのご依頼で請けるお仕事です。お客さまの商品づくりの”お手伝い”をするといった考え方が一番しっくりくるかもしれません。個性ばかりを重視するのではなく、中身の商品をつくっているお客さまの”想い”に耳を傾け、それを具現化することが重要です。
お客さまに喜んで頂ける商品の”顔”になり、消費者の目に留まるものになる事が理想です。”かっこいい” ”かわいい” だけじゃない、売れる商品づくりのお手伝いが、「お役に立つこと」。
依頼主であるお客さまも喜ばれ、手にする消費者も笑顔にできるパッケージづくりを心がけています。
主なデザインアイテム
・食品、日用品、化粧品のパッケージ
・ギフト用パッケージ
・酒や瓶のラベル
・店舗売り場のPOPや販促ツールのデザイン
・会社や店舗のロゴ
手掛けるものは、立体的なパッケージデザインから平面デザインまで多種多様です。
紙の種類や色、きらびやかな金や銀の箔などを施すなど、素材も豊富な分、表現は無限大です。社会を楽しませることができる魅力あふれるパッケージの世界。表立ってデザイナーの名前が出るわけではありませんが、お客さまと一緒に「ワクワク」を感じながら商品づくりのお手伝いができる魅力ある仕事です。
コンテストでの受賞歴もあり、デザイン性だけでなく印刷技術も世界レベルです。
▼ご参考
https://www.maru-sin.co.jp/company/awards/
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