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なにをやっているのか

シール印刷では日本でもトップクラス
【日常生活に密接した食品資材で38期連続増収】 食品トレーの販売や食品向けシール・ラベル・パッケージの製造など、包装資材に関する事業を半世紀にわたって展開してきた株式会社丸信(本社:福岡県久留米市)。こうした包装資材は、食品スーパーや食品メーカーが販売する商品を守り・彩る大切な役割を担っています。 食品事業者に対して製品を提供するB to B事業を展開する会社のため、社名が表に出ることはありませんが、お弁当・お惣菜、精肉・鮮魚の販売で使用されるトレーやシール類、飲料・お酒や調味料のラベル、レトルト商品やお土産などのパッケージなどを手掛けていることから、実は皆さまの日常生活に密接した事業を展開する会社と言えます。 また、包装資材を納めながら、こうしたお客様の本業以外のお悩みを解決することを営業方針として、さまざまなサービスやソリューション、サポート体制を整えているのも特徴です。 景気の良し悪しに左右されない食品業界を事業領域としてきたことや、包装資材+ソリューション展開というビジネスモデルの成功などで、現在、38期連続増収、創業以来の黒字化を継続しています。

なぜやるのか

【魅力ある地域の企業や商品を残すため】 当社がお取引している顧客の多くが地域に根差した中小規模の食品事業者。人的リソースが限られることから、本業(食品販売、食品製造など)以外の販路拡大や人材確保まで手が回らない企業も少なくありません。昨今では経営者の高齢化により、後継者不足による廃業なども年々増えています。 中小規模でも魅力的な商品を持つ食品事業者は多く残っており、こうした地域の良い商品を残すお手伝いをしたいと考えています。地方で事業展開する当社としては、まずは自社の利益よりもお客様企業の利益や地域への貢献を優先する方針で、事業を進めています。

どうやっているのか

【食品検査やWEB制作、海外支援で課題解決へ】 これまで食品事業者が必要とする包装資材をタイムリーに提供することを理念としてきましたが、元来、食品事業者が求めるのは包装資材だけではなく、売上向上、販路開拓、人材確保、新規事業など多岐にわたります。そこで、当社が注力するのが食品事業者の課題を解決する多様なサービスやソリューションの提供です。 包装資材以外のサービス・ソリューションとしては、食品衛生サービス、食品検査、WEB制作、撮影スタジオ、人材採用支援、販促支援、ブランディング、補助金支援、海外輸出サポートなどがあります。こうしたサービスやソリューションは、顧客の課題を解決するのはもちろん、当社がワンストップ対応することで、中小規模の企業にとっては業務や手配の手間が省ける点もメリット。ほとんどの事業を内製化することでスピード感を持って、お客様の課題解決に努めています。 単なる包装資材を提供する会社ではなく、食品事業者が抱えるさまざま課題を解決する「食品業界のコンサルティングファーム」を目指して、新たなサービスの開発や新規事業に積極的に取り組んでいます。包装資材にとどまらない多様なお取引が増えることで、当社はお客様と強固な関係を持続的に築くことができるため、ともに新しい取り組みに挑みながら、ともに成長し続ける、そんな関係を目指しています。