こんにちは、株式会社丸信で広報兼採用を担当する田中です。お陰様で前期も増収増益となり、これで37期連続増収となりました。創業以来、赤字になったことは一度もない、地方の無名のBtoBの成長企業です。
営業がお客様からお仕事をいただいてきてくれるので売り上げになっているんですが、当社の営業は、一般的にイメージするような営業会社のようにガツガツ行くスタイルではありません。ガツガツ行かなくてもしっかり売り上げにつながる仕組みや方針があります。今回は、そんな当社の営業について紹介したいと思います。
【丸信の営業として働くメリット】
- 37期連続増収の安定成長企業
- 世界一のラベル印刷技術を売る仕事
- シール、紙器、包材からWeb、採用支援まで提案
- 覚えること多いけど覚えたら営業が楽しくなる
- 携わったシールやパッケージが店頭に並ぶ
- 新卒中途、若手ベテラン問わず安心の研修体制
- お客様の都合が優先だからノルマ設定なし
- 働き方改革で残業が大幅減
- 人材育成こそ最大の福利厚生、教育制度が充実
- 本社は久留米だけど全国に営業拠点
- SDGsや三方よしを大切にする会社
1.営業方針はお客様に寄り添う「お役立ち」
簡単に歴史を振り返ると、もともとは乾シイタケ会社の籠・木箱を作る部門だったのがスピンアウトして設立、損五、包装資材、シール印刷、パッケージ印刷へと事業を拡大して来た会社です。現在も、主力事業は変わりませんが、それ以外に、販促支援、採用支援、食品衛生・食品検査、補助金支援、PR支援など、既存のお客様が困っているであろう課題を解決する、さまざまなサービスやソリューションを、すべて内製化して提供しています。
ちなみに昨年11月には、WEB販促を支援するWeb制作課と、食品衛生をサポートする食品検査チームが入居する3階建ての「イノベーションセンター」を建てました。
当社ではお客様のお困りごとを解決するこのような活動を「お役立ち」と称して、営業方針の柱に据えています。だから、営業が果たすべきは、売上目標の達成ではなく、お客様のお役立ち。ここが常に優先。お客様が困っていることや課題をひたすらお聞きして、全力で解決を目指していく会社です。
2.最初の頑張りどころを乗り越えよう
10数年前にマラソンを始めたとき、最初の半年は苦しくて苦しくて仕方ありませんでした。ウォーキングから初めて、少しジョグしてみたり、ちょっとスピード上げてみたり、でもキツかったら止まったり。そうしながら徐々に距離を伸びてスピードも上がっていくと、瞬く間に体重も減りました。安定して走れるようになるまでには、継続した地道なトレーニングが必要で、時間もかかります。でも、これを乗り切ると走るのが楽しくなりました。
当社の営業を例えるなら、マラソン初心者がマラソンを本気で始めるのに似ているかもしれません。当社の営業も最初は大変。主力製品であるフルオーダーメイドのシールやパッケージを提案・受注できる知識の習得や、それ以外のさまざまなサービスやソリューションを覚えるまでが、この仕事の一番の頑張りどころかもしれません。しかし、最初のトレーニングを頑張ったことで、その後10年以上、マラソンを楽しみながら続けられていることを考えると、最初の頑張りですべてを習得してしまうと最強なのです。
3.どんな会社にも提案できる多様な商材が武器
では実際、どの辺が最強なのか? 前職で業務用機器の営業をしていた社員がいます。彼の話だと、業界や分野や用途を特化した機器だったため、機械の特徴や売り方を覚えるのは比較的簡単でした。しかし、売るのがとても大変。特化しているため対象となる企業が限定され、特に営業先を探すのにとても苦労したようです。
当社の営業は真逆と言えます。品数は多岐にわたるので繰り返しになりますが覚えるのはとても大変。主力製品のシールやパッケージは基本フルオーダーメイドなので、ヒアリングから見積、手配、納品まで、一つの案件で確認しなければならないことがたくさん。この本業に加え、さまざまなサービスやソリューションがある。これを全て習得し、1人前の営業になるのには3年かかると言われています。
言い過ぎかもしれませんが、最強なのは、世の中に存在するすべての企業が営業対象となること。現状、食品業界のお客様が多いものの、提案できる商材やサービスは業界や分野を問わないものが多く、どんな企業でも探せば何か一つは提案できるものがあります。例えば、WEB制作や人材採用は、ほぼすべての企業が対象になるし、包装資材の一つである段ボールやクラフトテープも物品を扱う会社なら必ず使用しています。
鹿児島勤務の中途入社6年目の営業主任は「ほとんどの企業が顧客対象だから、どこに行っても提案できるものが必ずあるので、営業が楽しくて仕方ない」と胸を張って言えるほどイキイキとしています。
4.本社で安心の営業研修プログラム
覚えることが多いこと以外にもう一つ、頑張りどころを挙げるなら、それは働き方改革により仕事できる時間が決まっていること。私は以前、時間外労働の概念のないマスコミや通販会社でサービス残業をしまくっていましたが、当社は部門を問わず、正当な理由と上長の事前承認がなければ時間外労働を行うことはできません。これ意外と大変です。
原則、定時の出勤時間~みなし残業を含めた退勤時間内に、その日の仕事を終わらせないといけません。つまり、時間内に迅速に仕事を進める計画性が求められますが、換言すれば、計画性や仕事のスピードアップのスキルを手に入れられます。覚えることが多いという事実も、裏を返せば身につけられる知識やスキルが増えるという意味でもあります。そんな風にポジティブに考えられる人は、間違いなく当社の営業向きです。
それでもやっぱ大変だよ、いやいやそんな自信ないよ、と思った方、ご安心ください。新卒か中途かを問わず、またはベテランか若手かを問わず、新入社員の営業に対しては営業研修プログラムがしっかり組まれます。中途入社の場合、入社後1カ月は本社勤務となり、ここですべての製品、サービス、ソリューションについて研修を受けることができます。ちなみに、私も広報業務やパブリシティについて講師を担当しています。
5.本気で“いい会社”を目指しています
営業方針である「お役立ち」に代表されるように、当社は三方よしの精神やSDGsの考え方に賛同した経営を推進しています。お客様のお役に立つのはもちろん、仕入れをお願いしている取引先も大切にし、そして働く従業員が物心両面で幸福を得られるよう、働き方改革を推進し福利厚生の充実も図っています。まだまだ課題もありますが、そんな“いい会社”を目指している当社に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
■丸信のサステナビリティ/CSR
https://www.maru-sin.co.jp/csr/