丸信には「ディレクター」と呼ばれる社員が在籍しています。営業でもなく、デザイナーでもないポジションですが、マーケティングの視点でトレンドや売り場を意識したパッケージ制作を行う上で重要な役割を担っています。お客様の想いをより的確にくみ取り、形にするディレクターの役割について紹介します。
市場動向やトレンドをつかんで的確なデザイン等を提案
当社が最初にディレクター職を置いたのは約14年前。大手印刷会社では以前からディレクター職が確立されていましたが、当社の規模でこのポジションを配置するのは珍しい時代。その大手印刷会社からやって来たのが丸信ディレクター第1号の寺島剛(写真)です。前職ではソリューションマーケティング専門で商品開発やブランディング、通販などを支援するチームを率いており、当社でもクリエイティブディレクターとしてこの経験を発揮しています。
では、具体的にはどのような視点で業務を進めているのでしょうか。
「印刷や資材、デザインなど社内のリソースを駆使して、お客様にどのような貢献ができるかを考えながら提案しています」(寺島)とのこと。市場動向やトレンドを的確につかんだデザインの設計や企画を考え、具体的にはパッケージ設計・制作、チラシやPOPなど販促ツールの制作、売り場のマーチャンダイジングやキャンペーン立案、さらには通販サポートやブランディング、LINE公式アカウント運用アドバイスまで幅広く手掛けています。
お客様の想いを具現化する「翻訳家」「建築家」ような存在
ディレクター職として心がけているのはお客様の課題を正確に把握すること。「解決のため最短かつ最大効果の方法を考えて実行することを心がけています」とのこと。例えるなら、形にしにくいお客様の本当の思いを具現化する翻訳者であり、建築士みたいなものだそうです。
当社の営業でも基本的なご提案は可能ですが、市場やトレンドを踏まえてデザインや印刷物のクオリティ(完成度)をさらに高め、自社ブランド力をアップさせることができるのがディレクター。「企画専門のブレーン」あるいは「困った時の駆け込み寺」としての役割もあります。こういったご要望があれば、印刷会社のディレクターに相談されることをおススメします。
商品やサービスの強みを見出して形にする仕事
なお、当社には現在4名のディレクターがおり、役割としては、寺島を含むクリエイティブディレクターが3名、セールスプロモーション(SP)ディレクターが1名。
クリエイティブディレクターの一人、大手印刷会社出身の間嶋は「印刷会社というだけでなくお客様の問題を解決できる会社として、ブランディングという大きな視点から提案でき、商品開発、パッケージまでトータルでできるのが強みです」と言うように、トータル提案の中でのディレクターの存在は、お客様にとっても会社にとっても日に日に大きくなっています。
もう一人のクリエイティブディレクター・北川はインテリアデザイナー出身。「お客様の想いや考えを形にするお手伝いを行い、よりよいものとなるような提案を行うこと」をディレクターの役割としてあげます。また「社内の制作陣が困らないように具体的な指示をすることも心がけています」というように円滑な制作進行を行う上でも重要なポジションです。
当社で唯一のSPディレクターの山本(写真下)は広告代理店出身です。主にWebサイトやECサイトの提案、販売促進や集客のための企画提案のほか、indeedを駆使した採用サポート、食品のECショップ「九州お取り寄せ本舗」を使った通販代行支援などWeb関連を幅広く担当。その中でもっとも心がけているのが「お客様の商品やサービスの強みを見出すこと」です。「その商品の素晴らしさを見つけて、どう提案したら良いのかを考えることが、私の最も大切な役割です」。
当社では現在、Webディレクターを募集しています。ご興味ありましたら是非、下記よりエントリーしてください!