こんにちは、株式会社丸信・広報担当の田中です。
当社は福岡県の久留米市にある印刷会社です。会社のことを調べれば調べるほど、実は意外とスゴい会社なんだと実感しています。
今回はじめて記事を投稿するので、まずは丸信のことを紹介いたします。
《創業50年、印刷会社が成長し続ける理由》
福岡県久留米市に本社を構える丸信は、従業員数は約500人、売上高約90億円のパッケージ印刷会社です。パッケージでは九州随一、シール印刷では日本屈指の規模なんです。1968年の創業以来、売上が前年を下回ったのは1度だけ。それ以外は、一貫して増収を続けてきました。
資材や運搬費の高騰など、マイナス要素が多い印刷業界の中で、近年も増収を続けている理由は何でしょうか。
理由は、数字を厳しく追及してこなかったこと、です。代わりに、追い求めてきたのが、お取引いただくお客様の「お役立ち」でした。
「社員にはお客様の利益を優先してほしいとお願いしています。それが“お役立ち”の精神です」と話すのは当社社長の平木洋二。お客様の利益とは、良いデザイン、高い品質、低予算など。
「売上や利益目標はありますが、その達成を厳しく求める事はないです。こうした数字はあくまでも当社の都合でしかなく、お客様には関係ないことですから」と、その理由をこう説明します。
お役立ちの一例をあげると、まずは印刷の品質。お客様の予算内で、可能な限り、デザイン性や印刷品質を追求してきました。その結果、お客様からご評価いただくのはもちろんですが、気が付いたら「ラベルコンテスト日本一」の名誉をいただくほどの技術力が磨かれていました。
《Webサイト運用など印刷お客様の販売支援まで》
本業の印刷以外でもお客様が悩んでいることがあれば積極的にサポートしています。例えば、お客様が食品メーカーの場合、食品工場の衛生管理や国際基準の認証取得などの支援も行っています。
また、パッケージ印刷のお客様の場合は、商品化後の販売促進の支援を行っています。新しい販路として、通販サイトの制作や運用・改善、あるいはWeb広告の運用などを提案。商品開発からWebサイトや販促物の企画・デザインまでトータルでブランディングを依頼されるケースも増えています。
ちなみに、お客様の商品を販売する場として、丸信独自で楽天ショップ「九州お取り寄せ本舗」を運用しています。さらに、人材確保でお悩みのお客様には、求人ページの制作や運用まで請け負っています。
追求しているのは、お客様のお役立ちだけではありません。従業員の働く環境の整備にも力を注いでいるんです。
一つが人材育成。平木社長は「人材育成こそ最大の福利厚生」と位置づけ、2017年に企業内大学「丸信アカデミー」を開講。社員が講師を務める動画を、いつでも学べる仕組みで、印刷や営業の基礎から、デザインの流れ、業界別の攻略法や過去の失敗談なども教材として揃えています。
コンテンツは随時、蓄積されていて、今後、入社してくる新卒や中途採用の社員が、よりよい勉強の場となるように工夫されています。
私も現在はこの仕組みを使って勉強しています。
《社内保育園で女性の働く環境も改善》
昨年には念願の社内保育園「丸信インターナショナル保育園」も開園しました。英会話をベースとした幼児教育や、病児保育の受け入れ、独自のデザイン教育などを取り入れて、丸信の従業員だけでなく、地域の人にも開放。女性従業員が働きやすい環境にも力を入れています。
お客様のお役立ちや従業員の福利厚生などは、注力しすぎると利益を圧迫して業績低下を招く事態にもつながる活動です。
それでも、売上や利益目標を達成している背景には、お客様の役に立ちたいと考え、絶えず進化を遂げてきたことと、会社が掲げる「真にお客様の役に立つ」ことが全社的に浸透しているからです。
その証拠に、営業会議や打ち合わせなどでは、必ずと言ってよいほど、“お役立ち”という言葉が出てきます。「それは、本当にお客様の役に立つの?」。丸信の判断基準はいつもここにあるんです。
このお役立ちの方針は、今後もぶれる事はありません。
数字のことは強く求めず、常にお客様と従業員の事を考えて、通販サイト運営などの新規事業や福利厚生などの充実を図ってきて、それでいて創業以来、売上は伸び続けている。
丸信は、そんなスゴい会社だったんです。自宅からとても近いところにある会社ですが、知らなかった、、、。広報担当としてもっと社内研究をして、そのスゴさのヒミツを探っていきたいと思っています。
ぜひ、一度、遊びに来てください!