本格わら焼きダイニングとして渋谷でグルメな人々の支持を集め始めている煌煌庵。今回は店長の菅原様に飲食業への思いと煌煌庵の魅力について語っていただきました。笑顔が素敵な熱い男です。
お客様の笑顔が忘れられない
-菅原様は飲食業界の経験は長いんですか
22歳から今までずっと飲食の世界で生きてきました。現在45歳なので23年間ですね。
-23年間にも渡って飲食業界で勤務を続けることができた理由はなんでしょう
お客様の笑顔ですね。私がこの業界で働いていて一番嬉しいのは、提供したサービスに対してお客様が喜んでくれることです。
もちろん、23年の間に店を辞めるタイミングで他の業界も考えたことはありました。でもお客様の喜ぶ姿を思い出すと、結局飲食業界からは離れられなかった。本当に自分はこの業界が好きなんだなと感じています。
初めて出会ったわら焼きの衝撃
-煌煌庵に入社したきっかけを教えてください
先に働いていた料理人の紹介で入社しました。最初は料理人として厨房で働いていたんですが、途中で社長から「これまでの経験を生かして店長をやってみないか」と言われ店長になりました。お店全般のことを見る立場ですが、特にホールでの接客の舵取りは重要な任務です。
元々社長が店長職をやっていたのを任せてもらえるという流れなので、責任とやりがいを感じています。
-わら焼きはこれまでの飲食で経験されましたか
いや、初めてです。これまで個人経営もありチェーン店もあり、多くの業態のお店で店長として勤務してきましたが、わら焼きは23年間で初めて出会った料理でした。
最初に食べた時はまさに衝撃でしたね。こんな料理がまだあったのかという。わらで焼く料理法がこれほど美味しいとは思いませんでした。
香りがいい料理法といえば燻製等をこれまで経験してますが、それとも全く違うんですよね。ぜひお店に来て体験していただきたいと思います。
対話で広がるお店の可能性
-接客する上で気をつけていることはなんでしょうか
お客様と笑顔で対話をするということです。楽しく美味しく食事をしてもらうということがとても重要で、その体験がリピートしていただけることに繋がると考えています。
集客する上では広告媒体に掲載したりメディアに取り上げてもらったりというのも重要なんですが、僕個人の考えとしては人との繋がりが最も重要ではないかと。
当店を気に入ってリピートしてくれたお客様がまた別のお客様を連れて来てくださる。これってお店のスタッフと対話したことによる関係と、お客様同士の関係によって生まれているんですよね。
最初から笑顔で接客ができたわけではない
-確かに菅原さんすごくいい笑顔ですよね。最初はちょっと強面に感じましたが(笑)
実際は全然怖くない優しい男なんです(笑)。話した時のギャップがあるみたいで。
ただ、もともとビーバップ世代というのがあって、若造の頃はメンチ切っちゃってましたね。こう、下から上に見上げるみたいな。特に悪気があったわけじゃないんですけど(笑)全然口聞かなかったですし、あの頃は感じ悪かったでしょうね。
-今のように笑顔でお話しできるようになったのは、どういうきっかけだったんでしょう
まず、積極的に話してみるようにしたらすごく楽しかったんです。なんでこれまで話さなかったんだろうと思いました(笑)
ボキャブラリーも少ないしうまく話を組み立てられないしで「話したらバカだと思われるんじゃないか」というコンプレックスがあって。それで無口になっていたんです。
でも話してみたら全然違った。接客が好きになったのはその体験が大きいですね。
オープンに意見交換ができるお店です
-煌煌庵はどんなお店ですか
お店を良くするためにみんなで意見を出し合うという文化があります。人によっては暑苦しいと感じてしまうかもしれないんですが、ある程度のぶつかり合いがないといい内容のものは生まれない。
接客にしても料理にしても、アルバイト、社員、社長関係なくどんどん意見の交換をします。ぶつかることもありますが、それを結果としていい方向に持っていくのがお店を運営する私やオーナーの役割です。
何も言わずにドライに過ごした方が楽かもしれないんですが、煌煌庵はそういう空気で店舗運営はしていません。お店が良くなるのであれば多少暑苦しくてもいいのではないかと考えています。
接客が好きな人、お客様の笑顔が好きな人、わら焼きに興味がある人、飲食で新しい挑戦がしたい人など、何か熱いものや好きなものを持っている人とはいい店舗作りを目指せるはずです。社員・アルバイトのご応募をお待ちしております!