1
/
5

本質的な意味での「ブランディング」に力を注ぐ

魅力的な理念や立派なスローガンを掲げていても、それだけでは企業としてのブランド価値はなかなか向上していくことはありません。その理由は、現代社会はとにかく情報過多であるため、一般消費者の多くが表面的な情報を受け流す術を身に着けてしまったからだと思います。特に、企業に関わる従業員をはじめとしたステークホルダーたちは「どのようにして掲げた理念を体現するのか?」という本質の部分に注目する傾向が強くなっています。そこで、さまざまなプロモーション施策を企画するうえで重要になるのが「何のために、どのような思いをもっているのか?」を中心に置いて考えることといえるでしょう。

そのために、ブランディングに関わるプロモーション施策を講ずる上でまず最初に手をつけるべきことは、組織が掲げる理念や目標を浸透させ、従業員の意思統一を図ることになります。また、この意思統一が図れていないと、組織が掲げる目標に対する推進力も低下してしまいます。つまり、企業価値向上を図るためにはともに働くメンバーの意思統一は必要不可欠な要素なのです。一方で、価値観や働き方の多様化が進んだ結果、組織内に理念や目標を浸透させることは非常に難しくなってしまいました。

私たちの手がける社内報や院内報といったコミュニケーションツールは、上記のような課題に対して向き合ったツールです。しかも、BtoCのプロモーションとは異なり、長い時間をかけて漢方薬のように効かせていくものです。即効性はなくとも確実に効かせるために、私たちはさまざまな企画を考え、デザイン的な工夫を施し、一人でも多くの方に伝わる表現にこだわって仕事をしています。

社内報や院内報は一見すると派手さに欠ける地味な制作物のように思われるかもしれませんが、組織の中核を担う筋肉を鍛えることができる数少ないツールだと信じています。

ブランディングという言葉は、かつて企業の外見的な部分をブラッシュアップする行為をさしていましたが、これから先の時代はインナーブランディングこそ「本質的なブランディング」として価値が高まっていくのではないでしょうか。

また、コロナ禍の影響で社会的にDX推進が求められコミュニケーションの利便性はどんどん高まっていますが、何を・どのように伝えるべきかというコンテンツを企画して発信することの価値は揺らぐことはありません。むしろ、今後「コミュニケーション過多な時代」へ進んでいけば、企業は何を発信すべきかを今よりももっと真剣に考えなければならなくなるでしょう。

私たちは社内報や院内報が、これからの時代に重要なブランディグツールとして、価値を発揮していくと本気で信じて取り組んでいます。

この記事を読んで、関心を持たれた方、一緒に本質的な仕事をしてみたいと思われた方は、ぜひ私たちに貴方の力を貸してください。


まずはお互いの話をしましょう。

株式会社エンカウントでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

水谷 知憲さんにいいねを伝えよう
水谷 知憲さんや会社があなたに興味を持つかも