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【Wantedly限定】㈱分析屋 社長が見据えるデータサイエンティストの行く末(前編)

こんにちは!分析屋 採用担当の伊藤です!

記念すべき初回ストーリー投稿ということで・・・
2020年2月に株式会社分析屋 2代目社長に就任された、溝口さんにお話を聞いてきました。

「市場におけるデータサイエンティストの役割とは?」
「データ分析に向いている人とはどんな人?」
「今だからこそ、分析屋に必要な人材は?」など、
職種だけでなく、採用やキャリアに関する情報満載でお届けいたします!

データ分析の仕事やDSという職種に興味のある方は、
ぜひ最後までご覧ください^^

まずは、前編行ってみましょうー!

    プロフィール

    溝口大作(みぞぐち だいさく)

   【経歴】
    2000年3月 慶応義塾大学商学部卒業
    2000年4月 生命保険会社入社
    2015年5月 株式会社分析屋に入社
    2015年8月 ライフサイエンス部大将に就任
    2017年2月 営業、新規事業立ち上げを担当
    2017年   管理部長、マーケティング部補佐、経営企画などを担当
    2020年2月 代表取締役社長に就任(現任)

【目次】
1.データ分析との出会い、分析屋と出会うまで
2.社長就任時の想いとポリシー
3.今後、データサイエンティストの行く末
~ 後編に続く ~

1.データ分析との出会い、分析屋と出会うまで

-溝口さんのデータ分析との出会いはどんなものでしたか?-
もともとは資産運用に興味があり、金融系企業で法人向けに投資に関するレポーティング業務を任せてもらっていました。私が新社会人になった2000年は、事業所のインターネット普及率が45%ほどでビジネスや行政にも徐々にIT活用の風が吹き始めたというタイミングでした。

実は、私は入社当初Excelもできないレベルで同期からは「化石」と呼ばれていたんです(笑)
とはいえ、金融、特に投資の分野では株価や企業業績という市場の動向は重要な指標として扱われ、それをデータとして活用することが求められます。レポーティングをする際にも、データ抽出業務やプログラミング業務は避けては通れず、地道にAccessやSQLを勉強しました。加えて、私は面倒くさがり屋な性格で、定型レポートの作成をVBAで自動化するなどして、「何とか楽できないか」と頑張っていました。
そうこうしているうちに、「化石」だった私が1年後には「博士」と呼ばれるようになっていて…(笑)
自分はデータを扱うことやITスキルを身につけることが得意なのかもしれない、と感じたのはその時だったと記憶しています。

-化石が博士に…!スゴイ進化ですね。では、分析屋とはどのような経緯で出会ったのでしょう?-
その後紆余曲折あって、関心が金融から会社の経営にも広がっていき、キャリアアップを前提とした転職活動を始めました。その時に出会ったのが分析屋です。自分の得意分野であるデータ分析と関心があった会社運営ができるポジションに魅力を感じて、入社したという経緯です。入社後は、初めにライフサイエンス事業部長を務め、その後は営業や管理部部長など裏方として会社経営に携わりました。

2.社長就任時の想いとポリシー

-2020年SHIFT社とM&Aが決まったタイミングで社長に就任されました。就任当初の想いと溝口さんなりのポリシーをお聞かせください-
社長が変わっても守っていきたいものがありました。
社名に始まり、理念や役職名、顧客へのサービスマインドについては創業者の考え方が色濃く表れていますからね。たとえ社長が変わったとしても、社員がなくして欲しくないと言ってくれる分析屋ならではの社風や独自のカルチャーは守るべきと思っていましたし、今でも思っています。SHIFT社の方もその点については理解してくださり、M&Aから2年たった今でも実現できているかなと。
ただこういうものは無形物なので、今後経営を優先することで意図せず分析屋の魅力をそぎ落としてしまう可能性も0ではないのです。そこで今考えているのは、無形の財産を形にして守っていく仕組みを作ることです。例えば、風土監査委員などを作り明文化し、社訓や全社理念と同じように社員に浸透させていけるといいですよね。

今取り組んでいることとしては、入社される方にたいして入社初日に直接オリエンテーションをさせていただいています。新しい層への浸透も課題だと思ってます。
(※社名や理念、クセの強すぎる役職名については各募集要項をご参照ください...笑)


3.今後、データサイエンティストの行く末

-ここからは溝口さんが見据える ”データサイエンティスト(DS)の未来” についてお伺いします。
近年、ビッグデータの活用が進む中でDSの存在は今後ますます大きくなっていくと考えられていますが、
分析屋の「分析で日本を元気にする」という理想を実現する上で、DSはどんな役割を担っていくとお考えですか?-
そうですね、DSは意思決定における一つの羅針盤的な役割になります。
顧客である企業にとって、主役(=ゴール)は「意思決定」であり、データはあくまでそれを支えるわき役(=手段)です。ただ、たとえ正確なデータを作ったとしても、DSの解釈一つで話が変わってしまうかもしれない…それくらい重要な役割であることも事実です。ですから、数字をきれいに出すということ自体が重要なのではなく、より間違いのない解釈を提供するということが重要になってきます。これが、弊社で「おもてなしの精神」を大切にしている理由です。


-なるほど、「おもてなしの精神」は単にコミュニケーションシーンだけでなく分析の過程でも必要とされるのですね-
はい、ただそもそもの話として日本人はDSに向いていると思うのです。日本人の特性として、白黒つけるのではなくグレーをグレーのまま解釈できるという日本らしい文化に根付いたスキルがありますよね。これは場合によっては良くないとされることもあるけれど、一方で ”すべてを明確にせず相手を慮って理解する” という意味では強みだと思うんです。相手が置かれている立場や状況をイメージして様々な仮設を立てる力というのは、顧客の課題解決をするうえで非常に重要な力になります。

例を挙げると、ラジカセの仕組みを作り出したのは外国かもしれないけれど、最終的に持ち運べるようにしたのはSonyでしたよね。小型化して持ち運べたら便利だよなという想いを形にしたことでできたウォークマンは世界中で大流行しました。技術面では諸外国から遅れている部分もありますが、人の細かい気持ちに気付いてそれを形にしていくことは、おもてなしの精神を持つ日本人ならではの強みです。こうしたモノ作りだけでなく、解釈が重要となるデータ分析にも同じことが言えると思います。そういう意味で、データ分析の領域というのは、日本人が世界で戦える分野だと信じています。

前編はここまで!!
後編では、以下3つのテーマでDSの仕事についてより深堀していきます。
【後編のテーマ】
 1.この先3年間の分析屋成長ビジョン
 2.分析屋社員への期待と採用方針
 3.最後に、データサイエンティストを目指す方へ

初めてストーリーを書いてみましたが、飽きずにここまで読んでくださった皆さんに感謝です。
今、未経験から分析業界へのキャリアチェンジを悩んでいる方、
既にDSを目指している方にとって 少しでも役に立つ情報をお届けできればと思います。
会社をフォロー&お時間があるときにストーリーを覗いてもらえたら嬉しいです^^

▼後編はこちらから

【Wantedly限定】㈱分析屋 社長が見据えるデータサイエンティストの行く末(後編) | 株式会社分析屋
前編に引き続き、Wantedlyのストーリー記念すべき初回ということで・・・2020年2月に株式会社分析屋 2代目社長に就任された、溝口大作さんにお話を聞いてきました。「市場におけるデータサイエンティストの役割は?」「データ分析に向いている人とはどんな人?」「今だからこそ、分析屋に必要な人材は?」など、採用やキャリアに関する情報満載でお届けいたします! ...
https://www.wantedly.com/companies/company_9153866/post_articles/367443


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