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株式会社JAPAN DOT QUESTは、グループ会社にて多店舗展開する飲食事業のマーケティングナレッジをもとに、飲食店や宿泊施設など観光業におけるインバウンドマーケティングを支援するベンチャー企業です。
実店舗の運営を通じて実施するテストマーケティングの結果、費用対効果が高い施策のみを提案することでクライアントからの信頼を集めています。
今回は、2024年3月に外交担当としてジョインした洪さんにインタビュー。社会人1年目から上場企業の社長室で経営を学び、営業としても好成績を残しました。現在は20代経営者として活躍中の洪さんが感じる当社の魅力や、今後のビジョンなどをご紹介します。
洪 計太朗 / 営業推進・事業開発
2024年3月に業務委託として当社にジョイン。高校生・大学生ではアメリカンフットボールに力を入れ全国優勝を目指した。卒業後はウェルネス事業を営む上場企業の社長室兼経営企画室メンバーとして経験を積み、その後は営業部でも活躍。約4年の勤務を経て、独立を志し退職を決意する。20代にして経営者となり、営業代行や海外人材に関連する事業を展開。当社にはCOO・松尾との交流をきっかけにジョインし、主に営業支援や新規事業立ち上げを担っている。
入社初年度から上場企業で経営に触れる
ーーまずは、洪さんが学生時代に打ち込んだことを教えてください。
高校、大学とアメリカンフットボールをプレーしていました。私の家はアメフト一家で、父や兄も選手です。特に父にずっと憧れていたので、プレーすることはいわば自然でした。タフに戦うことを求められるアメフトは自分の性格に合いましたね。練習や試合はしんどいことばかりでしたが、アメフトをやめたいと思ったことは1度もありません。
ーーアメフトに打ち込んだ学生時代を経て、社会人はどのようなキャリアを?
学生時代はずっと日本一を目指していて、正直就職活動にはあまり力を入れていませんでした。大学生活5年目を迎える中、高校時代のアメフト部でコーチをしていた際にOBの方から飲み会に誘われたので参加したことが転機となります。その飲み会に、その後入社することになる会社の社長が参加していたんです。
20歳ほど年上の方でしたが、臆することなく話していると「きみはおもしろいな」と気に入っていただけたようで。色々と喋り倒したあとで、実はその方が上場企業の社長だと知りました。
ーーご縁があったんですね……!その企業に入社してからはどのような仕事をされていたんですか?
その企業はウェルネス事業を展開し、主にヘルスケア業界に向けたコンサルティングやソフトウェア販売を手掛けていました。
私は社長室兼経営企画室に配属され、主に会社の数字を管理していました。その他、普段は社長のカバン持ちのような形で同行していましたね。上場企業の社長がどのような考えを持っているのか、商談やコンサルティングをどのように進めていくのか、間近で学べたことはいい経験です。資料作成1つとっても、ハイクオリティを常に求められる厳しさも学びました。
約1年半社長室で勤務したあとは営業部に移り、社長室での学びを活かして営業2年目のメンバーとして歴代最高売上を記録することができました。
ーー現在まで活かせている経験や学びはありますか。
社長は本当に“人に好かれる天才”でした。クオリティの高い仕事ぶりもそうですし、レスポンスのスピードも速くて。営業ノウハウや資料作成のスキルも役立っていますが、やはりビジネスパーソンとしてのあるべき姿を肌で学べたことが、一番大きい経験ですね。
「奪う人になるな。常に与える人として、謙虚におごらずに生きる」という教えも、今の自分にとって大きな価値観になっていると思います。独立後は、どうしてもご飯を食べていくために必死でお金を稼がなければならない時期もありましたが、「奪わずに与え続けることが、自分にとってプラスになる」という教えが自分の中にずっとあり、それを実践し続けた結果、その通りになりました。本当に貴重な経験をさせていただいたと思います。
20代で経営の道へ。JAPAN DOT QUESTの縁とは
ーー約4年の勤務後、独立されました。当社に入社するまでの経緯を教えてください。
実は、私の父も経営者でして。フィリピンと東京にオフィスを構えており、私は東京のオフィスを任されました。事業は前職の経験を活かしたクライアントの営業支援と、フィリピン拠点と連動した海外人材関連事業の2つです。
海外人材関連の事業に乗り出したのは、日本が直面している人材不足問題がきっかけです。たとえば、建設現場や工場スタッフといったアクティブワークは、特に人手が足りません。本当に困っている状況を知り「人材不足の課題解決は社会的貢献になる」と考え、参入することにしました。ただ人材不足の問題を解決するだけではなく、日本で働く外国人の幸せも追求し、三方よしを体現していきたいと考えています。
JAPAN DOT QUESTにジョインしたきっかけは、松尾との関係ですね。今から4~5年前、前職時代から「何か一緒にやりたいですね」と、ずっとオファーをもらっていました。前職を退職するタイミングで会食した際にも「営業を手伝ってください」と誘われて、熱意を感じ心が動きました。私も飲食関連などの人脈があったので、力になれると考えジョインしました。
ーー当社での業務内容について、詳しく教えてください。
クライアントとの関係構築や、クライアントの獲得につながるアライアンスの締結などを行っています。今は1日3人以上の経営者とお会いしていますね。当社の魅力や強みを伝えながら、可能性を探っています。
そのほか、人材事業の立ち上げメンバーとしても動いています。人材派遣業を営んでいる仲間に教育担当に就いてもらうなど、事業化を進めている最中です。
ーー洪さんが当社での業務で大切にされていることや、感じているやりがいは?
常に人と会う仕事ですし、私は当社の顔として動いています。その責任をしっかりと背負いつつ、顧客に対して誠実にアプローチすることをいつも心がけていますね。
やりがいとしては、時折いただける感謝の声でしょうか。私はもともとお節介焼きの性格なので、“三方よし”となるビジネスに携われていることが何よりも嬉しいですね。私が紹介する顧客、JAPAN DOT QUEST、そして自分自身に価値をもたらせることは、やはり魅力的です。
“経営者マインド”を持つ仲間とともに
ーー業務委託メンバーとしてジョインした洪さんは、JAPAN DOT QUESTにどのような魅力を感じていますか?
柔軟かつスピーディに取り組めるカルチャーがあり、さまざまなチャレンジができることが1つですね。松尾をはじめ、若くして経営者マインドを持つメンバーと働ける環境も魅力だと思います。私は松尾の1歳上ですが、よく経営について相談しています。松尾のように成功している経営者から学ぶことはとても多いです。
以前、スイーツ店の経営者から「ちょっと集客のモデルを考えてよ」と言われた際に、軽い感じで松尾に相談したことがありまして。その時に、松尾は驚くような集客策を作ってきて「これで解決させてください!」と力強く提案してくれたことがありました。本当に仕事ができるし、人の役に立つことが好きなんだと思います。また、誰に対しても謙虚な姿勢で人としても魅力的ですね。
ーー松尾をはじめ、経営者としても活動しているメンバーから学べる。若い経営者にとって、刺激的な環境ですね。
そうですね。実際にメンバーの1~2割は経営者として、事業を動かしています。以前勤めていた上場企業には、そうした環境はありませんでした。
当社はメンバー同士の関係性が良く、経営者マインドを持つメンバーをはじめとした成長意欲の強いメンバーがいます。「もっと成長したい」と考えている方にとっては、魅力的だと思います。
ーー洪さんも20代の経営者として、刺激を受けていそうですね。
自己実現したいメンバーに囲まれ、確かなモチベーションをもらっていますね。よきライバルとして、周囲に負けないよう、良い意味で自分にプレッシャーを与えられるようになりました。ビジネスパーソンとして、経営者として大きく変化している最中です。
ビジネスに欠かせない営業力、そして“ゼロイチ”を創り出すマインドを高められていると思います。
海外事業を軸にビジネスの機会を創りたい
ーー当社が掲げているミッションやバリューについて、営業推進担当として体現できていると感じますか。
自社運営する飲食店のノウハウを活かし、インバウンドの心を動かす体験を提供できている点を考えると、ミッションの「日本から世界へ、心を動かす物語と体験を届け、すべての人の幸福度をぶち上げる」や、ビジョンの「世界最高峰の価値あるJapanブランドを探究し感動するシーンを創出する」について、体現できていると思います。
もちろん、まだまだ道半ばではありますが……これまで積み重ねた実績を力に、ハングリーに動きながらミッション・ビジョンを体現していくでしょう。
ーー洪さん自身の事業や、当社で叶えたい今後の目標はありますか?
私個人としては、30ぐらいの事業に取り組みたいですね。大切な仲間をはじめ、「もっと成長したい」「もっと評価されたい」と考えている人に向けて「このようなビジネスがあるよ」と提案できるようなプラットフォームを作りたい想いがあります。いずれかのプラットフォームにジョインして、より能動的にキャリアを築いてほしいです。
JAPAN DOT QUESTに関しては、以前フィリピンに6年間住んでいた私自身の経験から、現在自分の会社で進めている海外事業とのシナジーを生み出せるのではないかと考えています。たとえば、フィリピンからのインバウンドを誘客するための旅行ツアーの企画などが、その一例です。また、JAPAN DOT QUESTの強みであるインバウンドマーケティングを、飲食業界以外の他業種にも展開できれば、非常に面白い展開が期待できると思います。
ーー海外事業でのシナジーは可能性を感じますね!
日本の労働人口の減少は、人材事業に携わる者として深刻に感じています。このような状況下で、インバウンドの存在は、観光や消費だけでなく、将来的に労働力としての可能性を秘めており、非常に重要になってくるのではないでしょうか。実際、難波や心斎橋を歩いていると、外国語しか聞こえないこともしばしばあり、インバウンドの影響力を感じています。
国が目指す方向性も考慮しつつ、海外市場にフォーカスしてビジネスを仕掛けていく当社の事業には未来があると感じています。ビジネスチャンスの創出という意味でも、社会貢献的な意義としても魅力的ですね。
ーー最後に、洪さんはどのような人が当社で活躍できると思いますか。
「なりたい姿に近づきたい人」ですね。いい意味で、欲のある人と言いますか。ほしいものがあり、手に入れるために目標を立て行動できる人は当社のカルチャーにフィットすると思います。熱量を高くして、成し遂げたいことに向かって取り組める人と働けたらうれしいですね。