- 企業の目的は儲けること?
- 地域と福祉に喜びを提供するのが当社の顧客満足
- 125年続く本業をさらに125年続けるために
企業の目的は儲けること?
原則論としては正しいですが、一方で当社の社歴を振り返った場合、必要充分とは言えないと思います。
地域と福祉に喜びを提供する
老舗と呼ばれる当社の長い社歴は、大工の棟梁だった初代からその時を刻んできました。続けたくても続けられない事情を抱えた方々からすれば、
「強運だね」 とか
「謙虚すぎる」 とか
「社歴の割には大きくないね、派手さに欠けるね」 と
言われてきております。決して社歴が長いから承認してもらいたいとか、ほかに勝っているだとかは思いませんし、思ったこともありません。
気持ちは一つ。
「ありがたい」
それだけです。
一方で、社員は新入社員から永年勤続50年選手までの全員が、125年も続いている老舗で勤務しているということに、特別な誇りと魅力を感じて仕事をしています。
しかし、実際には、常に先を見越して経営してこれた訳でもなんでもなく、目先をただなんとか乗り越えようとする、幾多の危機が数多くありました(当社の沿革はこちら)それらを乗り越えてこれたのは一言、社員のおかげだと言い切れます。
その社員が、本業の建築を通じて、地域と福祉に喜びを提供するのが当社の顧客満足活動。その成果の積み重ねこそ、企業として続けられている理由だと確信しています。
125年続く本業をさらに125年続けるために
「来年で戸締りしよう」
と会社のリーダーが旗を振ってしまったなら、本業である施工管理以外の行為は、たとえ社員の取組みでも、利害関係者にとってはかえって迷惑かもしれません。極端いえば、社内の会議や研修も、営業も見積りも、アフターサービスも、そして社会貢献など、何もいりません。
「永遠に戸は開きます」
鍵の存在をしりません。鍵どころか、鍵穴がこの戸にはありません。
当然ながら、リーダーは勿論、社員の誰も、戸を閉めるための合鍵すら持っていません。たとえ強風でバタバタと音を立てようが、
「戸をちょうどよい具合に開きっぱなしにする=本業を持続する」
ためには、
「本業自体が持続可能な仕組みを作る=戸を固定」
しなければなりません。しかし、あまり固定しすぎると割れたり壊れます。柔軟な支えが必要です。そんな支えとはーーー
「安定収入」
お金回りでは絶対的に本業の支えとなる収益物件などの副業・安定収入。当社も最近になって、二棟完成させました。しかし、それよりも会社が大切にしていることがあります。
「人」
本業を支えてもらっている、一番大切なのは「社員」です。だから、成果を出そうと、一生懸命に励む社員への報いを叶える福利厚生などの仕組みこそ、持続可能にしなければなりません。(当社の福利厚生はこちら)ただし、それだけではないと思ってます。先ほどもふれましたが、地域と福祉に喜びを提供するのが当社の顧客満足活動。だからこそ
「CSR(企業の社会的責任)」ーーー
企業としての社会貢献活動に取り組んでいます。
①ネパール領事館の運営
登山家だった先代からのつながりで、現在、開設から約30年が経過いたしました。
②社有施設におけるAEDの設置
今西組のCSR活動とその理由をただ紹介したくて、長文になってしまいました。ご容赦くださいね。